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【2026年版・徹底比較】ほけんの窓口と保険見直し本舗の違いは?評判口コミ&取扱保険会社すべてを比較

角田 有紀 角田 有紀 更新日:

ほけんの窓口と保険見直し本舗。どちらも全国に店舗を構える来店型の保険ショップで、相談は何度でも無料です。看板の色が違うだけで中身は同じに見えるかもしれません。

スマートマネーライフ編集部は、両社が扱う保険会社65 社を1社ずつ突き合わせました。あわせて同じ5つの市区町村で店舗検索と予約カレンダーを実測し、予約フォームに何を入力させられるかまでたどっています。

結果として見えたのは、優劣ではなく規模と相談体制の違いでした。

結論:ほけんの窓口と保険見直し本舗、どっちがいい?

どちらも相談は無料で、取扱保険会社も52 社で同数です。選び分けるなら、見るべきは次の点です。

  • 近くに店舗があった方が良い、自動車保険や火災保険もまとめて見たい → ほけんの窓口
  • 同じ担当者に続けて相談したい、キャンペーンもお得に活用したい → 保険見直し本舗

会社の規模はかなり違います。店舗数の差は1.9 倍ですが、年間の相談件数は8.9 倍。1店舗が1年間に受けている相談の数には4.8 倍の開きがあり、ほけんの窓口の1店舗は年間1,600 件近く、保険見直し本舗の1店舗は330 件ほどの計算です。

これは店舗の混み具合の差で、予約の取りやすさや1回の相談にかけてもらえる時間に効いてきます。どちらが優れているかを示す数字ではないので、まずは上の2点で当たりをつけて、実際に予約が取れるかを確かめるのが現実的です。

ほけんの窓口をおすすめする人|近くで店舗を見つけやすい

ほけんの窓口をおすすめする人

  • まず近くに店舗があることを最優先したい
  • 予約前に生年月日や性別を渡したくない
  • 自動車保険や火災保険など、損害保険の選択肢を広く見たい
  • 決算や相談実績が数字で公開されている会社を選びたい

ほけんの窓口の特徴

  • 全国693 店舗(うち直営489 店舗)で、来店型では最大規模(2026年6月末)。
  • 取扱52 社のうち損害保険21 社は保険見直し本舗の16 社を上回る(2026年9月9日確認)。
  • 予約は10 欄・2画面で、必要なのは氏名・電話番号・メールアドレスのみ(2026年9月11日確認)。
  • 年間の総相談件数は109 万件(2026年6月期)、営業収益は497 億円(2025年6月期)。

ほけんの窓口

全国に693店舗!保険相談窓口の最大手

保険見直し本舗をおすすめする人|同じ担当者に続けて相談でき、キャンペーンもある

保険見直し本舗をおすすめする人

  • 担当者が変わらない体制で、2回目以降も同じ人に相談したい
  • 相談でもらえるキャンペーンも活用したい
  • ペット保険や弁護士費用保険など少額短期保険を検討している
  • 苦情件数まで公表している会社かどうかを判断材料にしたい

保険見直し本舗の特徴

  • 全国約370 店舗で、来店型では2番目の規模(2026年9月11日確認)。
  • 取扱52 社はほけんの窓口と同数。うち少額短期保険8 社は同社の1 社を大きく上回る(2026年9月9日確認)。
  • 担当者が一貫してつき、2回目の相談を別店舗にしても原則として同じ担当者が対応する。
  • 相談するだけで応募できるキャンペーンを全社共通で定期的に実施している(詳しくは後述)。
  • 予約は23 欄・5画面で、性別と生年月日まで入力する(2026年9月11日確認)。
  • 相談件数・苦情件数を毎年PDFで公表している。年間の相談件数は122,951 件(2025年5月期)で、売上高は非開示。

保険見直し本舗

全国約370店舗!担当者が一貫してサポート

【比較一覧表】ほけんの窓口vs保険見直し本舗

決算期も集計期間も社ごとに異なります。各行の数値は、末尾に記載した時点のものです。ほけんの窓口の決算期は7月〜6月、保険見直し本舗は6月〜5月で、1年ずれています。

比較項目 ほけんの窓口ロゴ 保険見直し本舗ロゴ
運営会社 ほけんの窓口グループ株式会社 株式会社保険見直し本舗
(持株会社:株式会社保険見直し本舗グループ)
沿革 1995年4月に設立
(保険ショップ1号店は2000年3月)
ブランドの1号店は2001年。現在の運営会社は2020年12月設立
(2023年4月に旧法人を吸収合併、2024年7月に商号変更)
資本金 5 億円 1 億円
従業員数 3,673 名(2025年6月末) 1,464 名(2026年3月1日現在)
(グループ連結2,255 名)
店舗数 693 店舗
(直営489・パートナー163・提携銀行41)
全国約370 店舗
(直営/加盟店の内訳は非公開)
対応形式 店舗/オンライン/訪問(エリア限定)/電話 店舗/オンライン/訪問/電話
取扱保険会社数 52 社
(生保30・損保21・少額短期1)
52 社
(生保28・損保16・少額短期8/うち6 社は新規取扱中止)
年間の相談件数 109 万件
(2025年度=2025年7月〜2026年6月)
122,951 件
(2025年5月期=2024年6月〜2025年5月)
1店舗あたり年間相談件数 約1,573 件
(109万件÷693店舗)
約330.5 件
(122,951件÷372店舗)
営業収益・売上高 497 億76 百万円
(2025年6月期)
非開示
(官報の決算公告に売上高の記載がなく、直近の公告も2022年3月期)
苦情件数の公表 公表なし あり
(FD宣言のKPIとして毎年PDFで公表)
相談料 無料 無料(何度でも)
キャンペーン 全社共通のものは確認できず
(店舗ごとの取り組み)
全社共通で定期実施
(相談するだけで応募可・2026年9月時点)
生命保険協会の認定代理店 認定を取得
(直営店。一部パートナー店・提携銀行店を除く)
運営会社本体は未取得
(グループの保険テラス・ニュートンは取得済み)
行政処分歴 確認範囲内で該当なし 確認範囲内で該当なし
この表の出典

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】どんなサービス?

ほけんの窓口とは|693店舗の店舗型最大手

ほけんの窓口グループ株式会社が運営する来店型の保険ショップです。1995年4月設立、2000年3月に1号店を開設し、2026年6月末で全国693 店舗と来店型では最大規模です。

ただし内訳を見る必要があります。直営は489 店舗、残りはパートナー店163 店舗と提携銀行店舗41 店舗です。2025年度の年間総相談件数は109 万件、契約者数は207 万人と公表されています(出典:VALUE REPORT 2026・2026年10月9日確認)。お預かりしている契約件数は386 万件です(出典:VALUE REPORT 2025・2026年9月10日確認)。

保険見直し本舗とは|全国約370店舗、運営会社は入れ替わっている

青い看板の来店型保険ショップで、商業施設を中心に全国約370 店舗を展開しています。店舗数では来店型の2番手にあたります(2026年9月11日確認)。

ここは注意して読む必要があります。ブランドの1号店は2001年ですが、現在の運営会社である株式会社保険見直し本舗は2020年12月4日設立の別法人です。設立時の商号は株式会社GOESWELLで、2023年4月3日に2001年創業の旧・株式会社保険見直し本舗を吸収合併し、2024年7月1日に現在の商号へ変更しています。さらに2025年8月5日には持株会社の株式会社保険見直し本舗グループが設立されました(出典:公式会社概要・沿革、官報決算公告データベース・2026年9月11日確認)。

「設立2020年」と書けば22年の営業実績を消してしまい、「創業2001年」と書けば現法人の登記と食い違います。どちらか一方だけでは正確になりません。

キャンペーンの有無|全社で定期実施の保険見直し本舗と、店舗ごとのほけんの窓口

サービスとして分かれるのが、相談するともらえるキャンペーンの扱いです。保険見直し本舗は全社共通で定期的に実施、ほけんの窓口は全社共通のものがなく店舗ごとという違いがあります。

  • 保険見直し本舗:初めての店舗相談で、選べるデジタルギフト1,000 円分が対象者全員に(3等)。さらに毎月抽選で1等30 名に国産銘柄牛デジタルカタログ7,000 円分、2等50 名に同5,000 円分。アンケート回答は不要で、相談するだけが条件です(2026年9月時点)。同社は2026年9月1日にも秋の保険相談キャンペーンを告知しています(2026年9月11日確認)。
  • ほけんの窓口:編集部がキャンペーン実施中の8 社をまとめた時点で、全社共通のキャンペーンは確認できませんでした。店舗単位の取り組みはあるため、来店予定の店舗ページで確認してください(2026年9月11日確認)。

ではキャンペーンを基準に相談先を選んでよいのか。スマートマネーライフ編集部は、保険相談窓口で保険に加入した経験のある30代子育て世帯129 名にアンケートを実施しました(2026年4月、調査機関:アイブリッジ株式会社)。

独自調査(n=129・2026年4月)の主な結果

調査主体はスマートマネーライフ編集部、調査機関はアイブリッジ株式会社です。

  • 7割にあたる92 名がキャンペーンを利用していた。
  • その92 名が相談窓口を選んだ理由の1位は「複数の保険会社の商品を比較したかった」47 名(51%)。
  • キャンペーンのプレゼントを理由に挙げたのは12 名・13%にとどまった。
  • キャンペーン利用の有無を問わず、64%が相談をきっかけに保険を見直した。
保険相談キャンペーン利用者92名が保険相談窓口を選んだ理由のアンケート結果グラフ
キャンペーン利用者92 名が保険相談窓口を選んだ理由(スマートマネーライフ編集部の独自調査・n=129・2026年4月・アイブリッジ株式会社)

つまり、キャンペーンを利用した人は多くても、キャンペーンを理由に相談先を決めた人はごく一部です。プレゼントを目的に相談先を選ぶのは順序が逆ですが、先延ばしにしていた保険の見直しに取りかかるきっかけとしては十分に使えます。

関連記事

8 社のキャンペーン内容と、この独自調査の全項目は保険相談キャンペーン8選|129名調査でわかった利用実態に掲載しています。

キャンペーンは内容も実施期間も変わります。申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】店舗網と相談体制の違い

店舗数は1.9倍差、年間相談件数は8.9倍差

まず規模を並べます。店舗数はほけんの窓口693 店舗に対し保険見直し本舗が約372 店舗で、差は1.9 倍です。ところが年間の相談件数は109 万件と122,951 件で、8.9 倍の開きがあります。

この2つの数字は同じ定義ではありません

ほけんの窓口の109 万件は2025年度(2025年7月〜2026年6月)の総相談件数で、パートナー店・提携銀行店の相談を含むかは統合報告書に明記がありません。保険見直し本舗の122,951 件は2025年5月期(2024年6月〜2025年5月)のFD宣言KPIで、集計年度が1年ずれています。

また保険見直し本舗の最新のPDF(2026年5月期)に載っている63,879 件は、注記に「対象期間:2025年6月〜2025年11月末」とある6か月分です。年間実績として使えるのは2025年5月期の122,951 件だけです。

1店舗あたり1,573件と330.5件|4.8倍の混雑度の差

店舗数の差が1.9 倍で相談件数の差が8.9 倍なら、1店舗あたりでは大きな差が出ます。実際に割り算するとこうなります。

指標ほけんの窓口保険見直し本舗差
1店舗あたり年間相談件数約1,573 件約330.5 件4.8 倍
従業員1人あたり年間相談件数約277.7 件約84.0 件3.3 倍
店舗数693 店舗約372 店舗1.9 倍
従業員数3,673 名1,464 名2.5 倍

計算式と集計期間

  • ほけんの窓口:1,090,000 件(2025年7月〜2026年6月)÷ 693 店舗(2026年6月末)=1,573 件。分子と分母の期末が一致しています。
  • 保険見直し本舗:122,951 件(2024年6月〜2025年5月)÷ 372 店舗(2026年9月11日確認)=330.5 件。分母のほうが1年以上新しく、店舗は増加傾向のため実際の値はこれよりやや大きくなります。
  • 従業員1人あたりは、どちらも募集人数ではなく従業員数で割った値です。相談担当者の人数は両社とも非公開のため、「相談担当者1人あたり」ではありません。

この4.8 倍差は、サービスの優劣ではなく1店舗が年間に受けている相談の多さの違いと読むのが正確です。ほけんの窓口の1店舗は年間1,600 件近くを受けている計算で、保険見直し本舗の1店舗はその4分の1以下です。相談が少ないほうが予約枠は埋まりにくく、1回の相談に時間をかけてもらいやすくなります。

相談員の体制と店舗の内訳

相談を担当するのは、どちらも自社で雇用した社員です。オンラインFP相談のように外部のFPを割り当てる仕組みではないため、店舗を選ぶことが担当者を選ぶことに近いのは両社に共通します。

  • ほけんの窓口は693 店舗の内訳(直営489・パートナー店163・提携銀行41)を公表しており、直営とパートナー店では運営主体が異なります。
  • 保険見直し本舗は直営と加盟店(FC)の比率を公表していません。2020年にみつばち保険グループを吸収合併してFC事業を開始しているため加盟店は存在しますが、割合は不明です。
  • 保険見直し本舗は担当者が一貫してつく体制を前面に出しており、2回目の相談を別店舗にしても原則として同じ担当者が対応すると案内しています。
  • 相談担当者の人数は両社とも非公開です。ほけんの窓口の従業員3,673 名は相談担当者数ではありません。

都道府県カバーと受付時間

保険見直し本舗は店舗サイトマップに出現する都道府県を集計すると46/47都道府県(97.9%)で、山形県のみ店舗がありません(2026年9月11日確認)。ほけんの窓口側は全国分の店舗検索を回していないため同じ基準のカバー率は未取得で、並べられる数字がありません。

電話の受付時間はほけんの窓口が9:00〜19:00(表記により9:00〜17:30もあり、土日祝も受付可)、保険見直し本舗が平日・土日祝9:00〜18:00です(いずれも2026年9月9日確認)。ただし店舗の営業時間は店舗ごとに異なります。ほけんの窓口新宿サブナード店は10:30〜21:00・年中無休でした(2026年9月10日確認)。

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】メリット・デメリット

ほけんの窓口のメリット・デメリット

  • メリット:店舗数が693 店舗と最も多く、近くに1店舗ある確率が高い。予約前に渡す個人情報が氏名・電話番号・メールアドレスのみで最も少ない。損害保険の取扱が21 社と広い。営業収益・利益・相談件数・継続率まで統合報告書で公開されている。
  • デメリット:1店舗あたりの相談件数が1,573 件と多く、人気店では枠が埋まりやすい。取扱保険会社が店舗ごとに異なる。少額短期保険は1 社しか扱っていない。

保険見直し本舗のメリット・デメリット

  • メリット:1店舗あたりの相談件数が330.5 件とほけんの窓口の4分の1以下で、予約枠が埋まりにくい。担当者が一貫してつく。少額短期保険8 社はペット・弁護士費用・家財まで選択肢が広い。苦情件数まで毎年公表している。
  • デメリット:予約フォームが5画面・23 欄と重く、性別と生年月日まで先に入力する。売上高が全期非開示で、直近の決算公告も2022年3月期と4年以上前。52 社のうち6 社は新規取扱中止のため、実際に新規加入できるのは46 社。

迷ったときの選び方

  • 近くに店舗があるかを最優先したい → 店舗数693 店舗のほけんの窓口のほうが見つかりやすい。
  • 損害保険もまとめて相談したい → 取扱21 社のほけんの窓口。
  • ペット保険など少額短期保険を検討している → 取扱8 社の保険見直し本舗。
  • 予約前に渡す個人情報を最小限にしたい → 3項目のみのほけんの窓口。
  • 会社がどこまで数字を公開しているかを見たい → 決算を公開しているのはほけんの窓口、苦情件数を公開しているのは保険見直し本舗で、公開している中身が違います。

なおどちらも無料なので、両方に相談してから決めても構いません。提案内容を見比べるのが最も確実です。

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】独自調査│評判・口コミ

両社の評判については、編集部が実施した調査の規模と時期が大きく異なります。同じ表に並べられる条件が揃っていないため、それぞれの調査概要を明示したうえで別々に紹介します。

ほけんの窓口の評判|利用者200名アンケート

編集部は、過去3年以内にほけんの窓口の店舗で相談した200 名にアンケートを実施しました(本調査2025年2月20日、調査機関:アイブリッジ株式会社、インターネット調査)。

独自調査(n=200・2025年2月)の主な結果
  • 相談が「とても役に立った」29.5%、「役に立った」46.0%。合計75.5%が役に立ったと回答。
  • 69.5%が「しつこい営業はなかった」と回答。
ほけんの窓口の保険相談は役に立ったか|利用者200名アンケートの回答比率
相談が役に立ったかを5段階で聞いた結果(n=200・2025年2月・アイブリッジ株式会社)

また30代子育て世帯894 名の実態調査(2026年4月10日、アイブリッジ株式会社)では、相談窓口やFPに自分から相談して加入した層のほうが、知人紹介や金融機関の営業で加入した層より保険リテラシーが高い傾向が出ています。

保険見直し本舗の評判|2024年7月調査の傾向

この調査の時期について

保険見直し本舗の利用者アンケートは2024年7月16日〜7月19日に実施したもので、回答者は13 名です(調査機関:株式会社マクロミル、インターネット調査)。実施から2年以上が経過しており、その後の体制変更は反映されていません。

回答数もほけんの窓口の200 名とは桁が違うため、比率や点数として扱える調査ではありません。ここでは傾向のみを紹介します。

13 名の自由記述から読み取れた傾向は、次のとおりです。

  • 説明の丁寧さについては肯定的な回答が多く、保険の基礎知識から教えてもらえたという声があった。
  • 一方で「提案が少なかった」「1商品しか出てこず比較できなかった」という不満も複数あった。
  • しつこい勧誘を受けたという回答はなかったが、「その場で契約の方向にすすめられた」という指摘はあった。

編集部が実際に店舗で相談した際も、持ち帰り資料のファイリングは他社より丁寧だった一方、必要保障額の算出が電卓と手書きメモで行われ、可視化された資料がない点が気になりました。比較提案を受けたい場合は、予約時か事前の電話で「複数社を比較したい」と伝えておくのが現実的な対策です。

相談窓口の口コミを見るときの注意点

相談窓口の口コミは、担当者の力量に評価が左右されること、投稿者が相談者か関係者か判別できないこと、投稿時期が古く体制変更が反映されていない場合があることから、そのまま鵜呑みにできません。調査主体・調査時期・回答数が示されているものを選んでください。この記事でn=200とn=13を同じ表に並べていないのは、そのためです。

顧客満足度については、ほけんの窓口が直営244 店舗を対象とした覆面調査(2024年10月〜11月、インパクトフィールド株式会社)で、保険相談の満足度「感動+満足」95.1%を公表していますが(ほけんの窓口グループ VALUE REPORT 2025)、これは自社発注の調査です。保険見直し本舗は相談サービスの満足度を公表していません(2026年10月5日確認)。一部の比較サイトが挙げる「満足度95%以上」は公式情報に見当たらず、調査主体・時期・回答数の記載もないため採用していません。

ほけんの窓口

全国に693店舗!保険相談窓口の最大手

保険見直し本舗

全国約370店舗!担当者が一貫してサポート

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】取扱保険会社を徹底比較!

両社が扱う保険会社の全リスト(○×表)

取扱保険会社数はほけんの窓口52 社、保険見直し本舗52 社で同数です。両社を合わせた65 社を1社ずつ突き合わせました(2026年9月9日確認)。「※」は保険見直し本舗の一覧で新規取扱中止と注記されている会社です。

保険会社 種別 ほけんの窓口ロゴ 保険見直し本舗ロゴ
FWD生命生保○○
SBI生命生保○○
SOMPOひまわり生命生保○○
T&Dフィナンシャル生命生保○○
なないろ生命生保○○
はなさく生命生保○○
アクサ生命生保○○
アフラック生保○○
エヌエヌ生命生保○○
オリックス生命生保○○
ジブラルタ生命生保○○
ソニー生命生保○○
チューリッヒ生命生保○○
ニッセイ・ウェルス生命生保○○ ※
マニュライフ生命生保○○
メットライフ生命生保○○
メディケア生命生保○○
三井住友海上あいおい生命生保○○
三井住友海上プライマリー生命生保○○
住友生命生保○○
大樹生命生保○○ ※
日本生命生保○○
明治安田生命生保○○
朝日生命生保○○
東京海上日動あんしん生命生保○○
第一ネオ生命生保○○
プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命生保○×
ライフネット生命生保○×
明治安田トラスト生命生保○×
第一フロンティア生命生保○×
フコク生命生保×○
フコクしんらい生命生保×○ ※
AIG損保損保○○
Chubb損保損保○○ ※
SBI損保損保○○
SOMPOダイレクト損保損保○○
あいおいニッセイ同和損保損保○○
アメリカンホーム医療・損保損保○○ ※
セコム損保損保○○ ※
ソニー損保損保○○
三井ダイレクト損保損保○○
三井住友海上火災保険損保○○
損害保険ジャパン損保○○
東京海上日動火災保険損保○○
楽天損保損保○○
au損保損保○×
アクサ損保損保○×
アニコム損保損保○×
エイチ・エス損保損保○×
キャピタル損保損保○×
ジェイアイ傷害火災保険損保○×
スター・インデムニティ・アンド・ライアビリティ・カンパニー損保○×
東京海上ダイレクト損保損保○×
チューリッヒ保険損保×○
日新火災海上保険損保×○
第一アイペット損保損保×○
アイアル少短少額短期○×
SBIいきいき少短少額短期×○
SBIペット少短少額短期×○
SBIリスタ少短少額短期×○
さくら少短少額短期×○
アシロ少短少額短期×○
オリーブ少短少額短期×○
プラス少短少額短期×○
ミカタ少短少額短期×○

出典:ほけんの窓口 取扱保険会社一覧、保険見直し本舗 取扱保険会社一覧(いずれも2026年9月9日確認)。比較まとめサイトは参照していません。

52社対52社で同数|4社に3社は重なる

種別ごとに数えたのが次の表です。

種別 ほけんの窓口
の取扱数
保険見直し本舗
の取扱数
両社が
扱う
ほけんの窓口
だけ
保険見直し本舗
だけ
生命保険30 社28 社26 社4 社2 社
損害保険21 社16 社13 社8 社3 社
少額短期保険1 社8 社0 社1 社8 社
合計52 社52 社39 社13 社13 社

合計欄のとおり、両社が共通して扱うのは65 社中39 社で、4社に3社は重なっています。片方だけが扱うのも13 社ずつで完全に同数です。したがって「取扱社数に差がある」という比較は成立しません。見るべきなのは、差がつく13 社ずつの中身です。

PR文言の「40社以上」に惑わされないでください

両社とも公式サイトの宣伝文言は「40社以上」です。実数はどちらも52 社なので、「40社 vs 40社」で比べると両方の実態を取り違えます。この記事の社数は、両社の公式一覧を1社ずつ数えた実数です。

差がつく13社ずつの中身|少額短期と損害保険

同じ13 社ずつでも、入っている種別がまったく違います。

  • 保険見直し本舗だけが扱う13 社:うち8 社が少額短期保険です(SBIいきいき少短・SBIペット少短・SBIリスタ少短・さくら少短・アシロ少短・オリーブ少短・プラス少短・ミカタ少短)。ペット・弁護士費用・家財などが中心で、ほけんの窓口の少額短期は1 社しかありません。残りはチューリッヒ保険・日新火災海上保険・第一アイペット損保・フコク生命・フコクしんらい生命です。
  • ほけんの窓口だけが扱う13 社:うち8 社が損害保険です(au損保・アクサ損保・アニコム損保・エイチ・エス損保・キャピタル損保・ジェイアイ傷害火災保険・スター・インデムニティ・アンド・ライアビリティ・カンパニー・東京海上ダイレクト損保)。残りはプルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命・ライフネット生命・明治安田トラスト生命・第一フロンティア生命・アイアル少短です。

生命保険だけで見ると30 社対28 社、うち26 社が共通です。生命保険の見直しが目的なら、どちらを選んでも比較できる顔ぶれはほぼ同じです。差が出るのは損害保険と少額短期保険で、「どちらが多いか」ではなく「扱っている領域が違う」と理解するのが正確です。

同じ基準の数字ではない点に注意

この表を読むときの必須の注意点

1|店舗によって取扱が異なります。ここまでの社数は本部が公表している一覧にもとづきます。ほけんの窓口は「取扱保険会社・保険商品は店舗により異なります」と公式に明記しており、実際に新宿サブナード店の店舗ページでは取扱が生命保険30 社・損害保険18 社でした(2026年9月10日確認)。本部一覧の損保21 社とは3 社の差があります。

2|保険見直し本舗の52 社には新規取扱中止が6 社含まれます。一覧で「※」が付いているのはニッセイ・ウェルス生命・大樹生命・フコクしんらい生命・Chubb損保・アメリカンホーム医療・損保・セコム損保の6 社で、新規に加入できるのは実質46 社です。ほけんの窓口の一覧には同種の注記がないため、52対52は厳密には同じ基準の数字ではありません。

特定の保険会社を検討している場合は来店予定の店舗で扱っているか事前に確認してください。

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】予約のしやすさは?

編集部が両社の予約導線を実際にたどりました。予約は確定させず手前で離脱しています。実測日は項目ごとに異なるため、各見出しに明記します。

同じ住所で検索してヒットした店舗数(2026年9月9日)

同じ5つの市区町村で、両社の公式店舗検索にヒットした数です。

検索条件 ほけんの窓口 保険見直し本舗
東京都新宿区6 店舗2 店舗
大阪市北区4 店舗1 店舗
名古屋市中区3 店舗2 店舗
札幌市中央区4 店舗0 店舗
福岡市博多区2 店舗4 店舗
都道府県計(東京都)108 店舗51 店舗
都道府県計(大阪府)51 店舗33 店舗
都道府県計(愛知県)45 店舗31 店舗
都道府県計(北海道)20 店舗5 店舗
都道府県計(福岡県)31 店舗22 店舗

札幌市中央区の0は取得失敗ではなく実測値です。保険見直し本舗の北海道の店舗は全5 店舗(厚別区・西区・東区2店・苫小牧市)で、中央区にはありません。

保険見直し本舗のヒット数には別ブランドが混ざっています

この4件は、後日の予約導線の実測(2026年9月11日)で保険見直し本舗ブランドの店舗ではないことが判明しました。市区町村の件数を読むときは差し引いてください。

  • 大阪市北区の1 件:実体は「保険テラス グランフロント大阪店」で、グループ内の別ブランドです。大阪市北区に保険見直し本舗ブランドの店舗は0 店舗になります。
  • 東京都新宿区の2件目:「ウェルビオ ニュウマン新宿店」で、住所は同一ですが別ブランド・別電話番号。予約は外部システム(coubic.com)に遷移します。
  • 名古屋市中区の1 件:住宅ローンショップ テラッセ納屋橋店で、保険相談のWeb予約に進めません。
  • 福岡市博多区の1 件:住宅ローンショップの営業所(博多駅前営業所)で、同じくWeb予約に進めません。

最短で予約できた日時(2026年9月11日)

同じ5つの市区町村について、両社の予約カレンダーを28 日分取得し、Web上で確定できる最も早い枠を読み取りました。

エリアほけんの窓口保険見直し本舗
東京都新宿区9月11日(金)19:009月11日(金)15:00
大阪市北区9月11日(金)19:00該当なし(自社ブランド店舗なし)
名古屋市中区9月12日(土)10:009月12日(土)10:00
札幌市中央区9月11日(金)20:00該当なし(店舗なし)
福岡市博多区9月12日(土)10:009月11日(金)17:30

測れた3エリアのうち2エリアで、保険見直し本舗のほうが早い枠を持っていました。新宿区の当日15:00は、同日に保険クリニックを加えた3社を測定した中でも最も早い枠です。当日枠が残っていたのはほけんの窓口が5条件中3条件、保険見直し本舗が測定できた3条件中2条件でした。

ただし店舗差も大きく、保険見直し本舗の博多区では博多アミュプラザ店が当日17:30なのに対し、同じ区内の博多駅前店は9月14日16:30と3日の開きがありました。「社として早い」のではなく「その店舗が空いていた」という読み方が正確です。

「当日予約可能」バッジは当日の空き状況ではない

ほけんの窓口の店舗一覧では、測定対象となった19 店舗すべてに「当日予約可能」バッジが表示されます。しかし空き枠を1店舗ずつ実測すると、実際に当日の枠が取れたのは6 店舗だけでした(2026年9月11日確認)。名古屋市中区の3 店舗と福岡市博多区の2 店舗は当日が全滅しています。

前日の2026年9月10日には、新宿サブナード店でも同じ現象を観測しました。バッジは表示されていましたが当日の全14 枠が埋まっており、最短は翌9月11日10:30でした。翌日には同店で当日枠が復活しています。

このバッジは「その店舗が当日予約を受け付ける運用かどうか」という店舗の属性であって、その日の空き状況ではありません。当日に相談したい場合は、バッジではなくカレンダーの枠を直接確認してください。

予約フォームの差|2画面10欄と5画面23欄

両社でもっとも差が出たのがここです(2026年9月11日、ほけんの窓口=新宿サブナード店、保険見直し本舗=ニュウマン新宿店で測定)。

入力項目ほけんの窓口保険見直し本舗
氏名(漢字)○○
氏名(フリガナ)○○
電話番号○○
メールアドレス○○
性別×○
生年月日×○
郵便番号・住所×訪問相談を選ぶと必須
職業××
世帯年収××
相談内容・相談方法の選択×(任意の要望欄のみ)○(必須)
可視入力欄の数/画面数10 欄/2画面23 欄/5画面
日時選択の位置店舗ページフォームの3画面目

ほけんの窓口が予約前に求めるのは氏名・電話番号・メールアドレスだけで、任意項目として来店経験の有無と要望欄が付きます。画面は「入力→完了」の2つです。

保険見直し本舗は5画面構成で、ステップ1で相談内容・相談方法・希望店舗・契約の有無・紹介の有無の5問、ステップ2で日時、ステップ3で氏名・フリガナ・性別・生年月日・電話番号・メールアドレスを入力します。来店型の中で、予約前に性別と生年月日を必須で取るのはこちらだけでした。職業・世帯年収は両社とも聞きません。

実測からわかったこと

入力負荷の軽さと、予約の取りやすさは一致しません。保険見直し本舗は入力欄が23 欄・5画面と最も重い一方で、新宿区では当日15:00という最も早い枠を持っていました。ほけんの窓口は10 欄・2画面と最も軽い代わりに、日時選択が店舗ページ側にあるため店舗を先に決めきる必要があります。

「まず話を聞くだけ」の段階で生年月日を渡したくない方はほけんの窓口、入力の手間より早く枠を押さえることを優先する方は保険見直し本舗、という選び方になります。

保険見直し本舗

全国約370店舗!担当者が一貫してサポート

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】相談当日の流れ・用意するもの

予約から相談までのステップ

ほけんの窓口は、店舗ページのカレンダーから日時を選び、氏名・電話番号・メールアドレスを入力して予約します。予約が確定した時点で日時が決まっているため、当日までのやりとりは基本的に発生しません。当日はその場で決める必要はなく、持ち帰って検討できます。

保険見直し本舗は、フォームで相談内容・相談方法・希望店舗を選んでから日時を選び、最後に個人情報を入力します。予約後、担当者から事前確認の電話が入るのが特徴です。

  • フォーム送信後に担当者が決まり、電話で事前確認がある。
  • 確認されるのは、保険会社関連の職種でないか、健康状態に問題がないかなど。
  • 住所と予約店舗が離れている場合は、店舗の選び間違いがないかも確認される。
  • 2回目以降は原則として同じ担当者が対応する。
見落としやすい点

編集部が保険見直し本舗を利用した際、予約前日のリマインドメールはありませんでした。事前確認の電話から相談日まで日が空く場合は、自分でカレンダーに入れておいてください。

持っていくもの・所要時間

どちらも、次のものが手元にあるとスムーズです。

  • 加入中の保険証券(複数社ある場合はすべて)。
  • ねんきん定期便(老後資金の話をする場合)。
  • 家計の収支がわかるもの(毎月の支出の概算)。
  • 本人確認書類(その場で申込まで進む可能性がある場合)。

保険見直し本舗では、必要保障額を電卓で計算して手書きメモで示されました。生活費・配偶者の収入・貯蓄の概算を事前に確認しておくと、土台となる必要保障額が固まりやすくなります。編集部が体験した相談時間は2 時間でした。ほけんの窓口の店舗では、ねんきん定期便を持参すると公的年金の受取見込みを試算できると案内されています。

当日に断りたくなったときの伝え方

その場で契約する義務はありません。「今日は情報収集だけにしたいので持ち帰って検討します」「家族と相談してから決めたいので資料だけいただけますか」と伝えれば十分です。

ほけんの窓口の独自調査(n=200・2025年2月)では69.5%が「しつこい営業はなかった」と回答しています。保険見直し本舗のアンケート(n=13・2024年7月)でも、しつこい勧誘を受けたという回答はありませんでした。一方で「その場で契約の方向にすすめられた」という声は保険見直し本舗側にあったため、比較検討したい旨は最初に伝えておくと進め方が変わります。

【ほけんの窓口vs保険見直し本舗】企業情報・開示姿勢

設立年だけでは比べられない|保険見直し本舗の法人の変遷

ほけんの窓口グループ株式会社は1995年4月設立で、法人としての連続性があります。一方保険見直し本舗は、ブランドと法人が一致していません。

時期法人状態
2001年〜2023年4月株式会社保険見直し本舗(旧法人)2023年4月3日に合併で閉鎖
2020年12月4日設立株式会社GOESWELL → 2024年7月1日に株式会社保険見直し本舗へ商号変更現在の運営会社。2023年に旧法人を吸収合併
2025年8月5日設立株式会社保険見直し本舗グループ現在の持株会社

出典:公式グループ企業一覧および官報決算公告データベース(2026年9月11日確認)。

グループは保険見直し本舗のほか、ETERNAL(保険テラス)・ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング・保険ダイレクト・保険メンテナンス・損害保険見直し本舗の計6 社です。店舗検索で出てくる「保険テラス」は別会社ではなく同じグループなので、別ブランドとして数えると重複します。

売上高は並べられない|497億円と「非開示」

ほけんの窓口は統合報告書で決算を公開しています(決算期は7月〜6月)。

科目2023年6月期2024年6月期2025年6月期
営業収益424 億円469 億円497 億76 百万円
経常利益78 億円89 億円105 億60 百万円
当期純利益51 億70 百万円61 億78 百万円68 億3 百万円

営業収益は前期比+6.1%、当期純利益は+10.1%の増収増益です(出典:VALUE REPORT 2025・2026年9月10日確認)。

これに対し保険見直し本舗は、売上高・営業収益・営業利益が全期・両法人とも非開示です。非上場のため有価証券報告書がなく、官報の決算公告は貸借対照表の要旨が中心で損益計算書は純利益しか載りません。さらに現法人が官報に出した直近の決算公告は2022年3月期で、4年以上前です(2026年9月11日確認)。

ここは「比較しない」のが正確です

ほけんの窓口の営業収益497 億76 百万円と並べられる数字は、保険見直し本舗側に存在しません。空欄で揃えたり、別の指標で代用したりすると誤った印象を与えます。

苦情件数まで公表しているのは保険見直し本舗だけ

開示の方向が正反対なのがここです。保険見直し本舗は、相談件数・苦情件数・アフターフォロー件数を毎年PDFで公表しています。ほけんの窓口の統合報告書には苦情件数の記載がありません。

指標(保険見直し本舗)2023年度
2023年4月〜2024年3月
2025年5月期
2024年6月〜2025年5月
2026年5月期
2025年6月〜11月の6か月
ご相談件数(総計)101,623 件122,951 件63,879 件
苦情件数(合計)1,246 件1,564 件3,864 件
 うち保険3区分のみ1,246 件1,215 件508 件
アフターフォロー(フォローコール)252,803 件257,871 件223,718 件

出典:保険見直し本舗の顧客本位の業務運営に関する取組状況(FD宣言KPI)。2026年5月期のPDFは表題に反し、注記で対象期間が2025年6月〜11月末の6か月と明示されています(2026年9月11日確認)。

ここで必ず両方を見てください。2026年5月期の苦情合計3,864 件は相談件数の6.05%にあたり、前期の1.27%を上回ります。しかし生命保険・損害保険・少額短期の3区分だけを数えると508 件=0.80%で、前期より改善しています。差はすべて「その他」の区分に入っており、この区分の定義は公表されていません。苦情が実際に増えたのか分類方法が変わったのかは判別できないため、どちらとも断定していません。

いずれにせよ、苦情件数を自ら公表している時点で、開示の範囲はほけんの窓口より広いといえます。

第三者認定と行政処分歴

生命保険協会の認定代理店一覧を全件照合した結果は次のとおりです(2026年9月11日確認)。

  • ほけんの窓口:「ほけんの窓口(直営店)」として認定を取得(2023年取得、2026年3月31日まで有効。一部パートナー店・提携銀行店を除く)。
  • 保険見直し本舗:運営会社そのものは掲載されていません。掲載があるのは加盟店1社(町田ガス/保険見直し本舗)のみで、ブランド全体の認定ではありません。一方でグループ内のETERNAL(保険テラス)とニュートン・フィナンシャル・コンサルティングは認定済みです。

この認定は任意の制度であり、取得していないことが品質の低さを意味するわけではありません。事実として並べるにとどめます。

行政処分歴については、関東財務局「金融機関等に対する行政処分」の公表分を1件ずつ確認し、両社とも該当はありませんでした(ほけんの窓口=2026年9月10日確認、保険見直し本舗=2026年9月11日に全44 件を照合)。他の財務局や金融庁本庁の公表分は未確認です。

収益モデルはどちらも保険会社からの手数料です。ほけんの窓口は会社概要ページからマージン率等の情報提供PDFを公開しており、保険見直し本舗も公式FAQで「保険会社からの販売代理手数料」と明記しています。相談が無料である理由は両社で同じです。

よくある質問

どちらも52社で同数です。両社を合わせた65社のうち39社が共通で、片方だけが扱うのも13社ずつでした(2026年9月9日確認)。差がつくのは中身で、保険見直し本舗だけの13社は8社が少額短期保険、ほけんの窓口だけの13社は8社が損害保険です。なお保険見直し本舗の52社のうち6社は新規取扱中止のため、新規に加入できるのは実質46社です。

店舗数の差が1.9倍(693店舗と約372店舗)なのに対し、年間の相談件数の差が8.9倍(109万件と122,951件)あるためです。割るとほけんの窓口が約1,573件、保険見直し本舗が約330.5件になります。ただし分子の集計期間は1年ずれており(2025年7月〜2026年6月と2024年6月〜2025年5月)、保険見直し本舗の分母は2026年9月11日時点の店舗数のため、実際の値はこれよりやや大きくなります。

ブランドの1号店は2001年ですが、現在の運営会社は2020年12月4日設立の株式会社GOESWELLで、2023年4月3日に2001年創業の旧法人を吸収合併し、2024年7月1日に株式会社保険見直し本舗へ商号変更しています。「設立2020年」でも「創業2001年」でも一方だけでは不正確なため、この記事では経緯をそのまま記載しています(2026年9月11日確認)。

比べられません。ほけんの窓口は2025年6月期の営業収益497億76百万円を統合報告書で公開していますが、保険見直し本舗は売上高・営業収益・営業利益が全期・両法人とも非開示です。官報の決算公告には純利益しか載らず、現法人の直近の公告も2022年3月期で4年以上前です(2026年9月11日確認)。

この数字は2026年5月期(2025年6月〜11月の6か月分)の苦情合計3,864件を相談件数63,879件で割った値です。ただし生命保険・損害保険・少額短期の3区分だけなら508件=0.80%で、前期より改善しています。差はすべて「その他」の区分ですが定義が公表されていないため、苦情が増えたのか分類方法が変わったのかは判別できません。なおほけんの窓口は苦情件数を公表していないため、同じ指標での比較はできません。

保険見直し本舗です。初めての店舗相談で選べるデジタルギフト1,000円分が対象者全員に、さらに毎月抽選で1等30名に国産銘柄牛デジタルカタログ7,000円分、2等50名に同5,000円分が当たります。アンケート回答は不要で、相談するだけが条件です(2026年9月時点)。ほけんの窓口は編集部がキャンペーン実施中の8社をまとめた時点で全社共通のものを確認できず、店舗ごとの取り組みにとどまります。ただし編集部の独自調査(n=129・2026年4月・アイブリッジ株式会社)では、キャンペーンを理由に相談窓口を選んだ人は13%で、1位は「複数の保険会社の商品を比較したかった」51%でした。キャンペーンは相談を始めるきっかけとして使い、相談先はサービス内容で選ぶのが順序です。

ほけんの窓口は氏名(漢字・カナ)・電話番号・メールアドレスのみで、任意項目として来店経験の有無と要望欄が付きます(10欄・2画面)。保険見直し本舗はこれに性別と生年月日が加わり、訪問相談を選ぶと郵便番号と住所も必須になります(23欄・5画面)。職業・世帯年収は両社とも聞きません(2026年9月11日確認)。

2026年9月11日に5つの市区町村で予約カレンダーを実測したところ、ほけんの窓口は新宿区・大阪市北区で当日19:00、札幌市中央区で当日20:00、名古屋市中区と福岡市博多区は翌日10:00が最短でした。保険見直し本舗は新宿区が当日15:00、博多区が当日17:30、名古屋市中区が翌日10:00で、大阪市北区と札幌市中央区には自社ブランドの店舗がありませんでした。店舗と時期によって変わります。

できるとは限りません。2026年9月11日に測定した19店舗すべてにバッジが表示されていましたが、空き枠を実測すると当日の枠が取れたのは6店舗だけでした。バッジは店舗が当日予約を受け付ける運用かどうかという属性であって、その日の空き状況ではありません。カレンダーの枠を直接確認してください。

ほけんの窓口は「ほけんの窓口(直営店)」として認定を取得しています(一部パートナー店・提携銀行店を除く)。保険見直し本舗は運営会社本体が一覧に掲載されておらず、掲載があるのは加盟店1社のみですが、グループ内の保険テラス(ETERNAL)とニュートン・フィナンシャル・コンサルティングは認定を取得しています。任意の制度であり、未取得が品質の低さを意味するわけではありません(2026年9月11日確認)。

関東財務局「金融機関等に対する行政処分」の公表分を1件ずつ確認したところ、両社とも該当はありませんでした(ほけんの窓口=2026年9月10日確認、保険見直し本舗=2026年9月11日に全44件を照合)。他の財務局や金融庁本庁の公表分は未確認です。

まとめ

両社とも来店型の保険ショップで、相談は無料、取扱保険会社も52 社で同数です。違いは社数でも看板の色でもなく、規模と相談体制、そして何を公開しているかにありました。

  • 店舗数693 店舗で近くに見つかりやすく、予約前に渡す情報が3項目だけで、決算まで公開しているのがほけんの窓口。1店舗あたり年間1,573 件と混み合います。
  • 1店舗あたり330.5 件とほけんの窓口の4分の1以下で予約枠が埋まりにくく、少額短期保険8 社を扱い、苦情件数まで公表しているのが保険見直し本舗。売上高は非開示で、予約フォームは5画面・23 欄と重めです。

生命保険の見直しが目的なら、比較できる顔ぶれは30 社対28 社のうち26 社が共通で、選択肢の広さに実質的な差はありません。近くに店舗があるか、見たい保険を扱っているか、予約前にどこまで情報を渡してよいか。この3点で決めて構いません。

他社も含めて比べたい方は保険相談窓口おすすめランキングもご覧ください。

角田 有紀

角田 有紀 金融・保険ライター

大学卒業後20年間、東京の銀行に勤務。10年にわたり本部で、保険や投資信託の営業推進体制を整備。「商品を“売る”のではなく、資産運用の必要性を自ら実感してお客さまに“提案”できる人材を育成すること」をモットーに、社員のコンサルティング研修や、金融リテラシー向上を目的としたお客さま向けセミナーの、企画・運営に携わった。記事づくりで意識しているのは「自分の家族にも同じ提案ができるか」。自分ゴトとして伝えるコンテンツ作りを目指します。

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