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月払いが安い自動車保険ランキング-最新保険料徹底比較

更新日

自動車保険は毎年更新で、通常年間一括払いもしくは月払いで保険料が算出されます。まとまった出費を避けたい方には月払いは大きなメリットです。

この記事では「月払い」で安い自動車保険会社を年代別にランキングしました。総合的に月払いが安い保険会社5社の特長も詳しく解説します。最後に月払いの保険料を安くするポイントも紹介していますので、是非参考にしてください。

月払いが安い保険会社トップ5と自動車保険特長

大前提として、自動車保険は誰にでも安い月払いの保険会社を紹介することはできないため、スマートマネーライフ編集部では年代ごとに一定の条件を設定し、その条件下で10社の保険会社の保険料を比較しました。

特に保険料が高くなる若年層については、条件設定を複数に分けてランキングにしましたので是非参考にしてみてください。

🥇SBI損保

9,340 円/月 年額一括104,010円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥈損保ジャパン

11,550 円/月 年額一括132,040円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥉おとなの自動車保険

13,190 円/月 年額一括139,440円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
  • ALSOK事故現場かけつけ
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🥇SBI損保

1,510 円/月 年額一括17,020円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥈アクサダイレクト

1,610 円/月 年額一括17,550円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥉ソニー損保

1,720 円/月 年額一括19,660円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
  • セコム事故現場駆けつけ
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🥇三井ダイレクト損保

1,130 円/月 年額一括12,600円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥈SBI損保

1,190 円/月 年額一括13,490円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥉ソニー損保

1,270 円/月 年額一括14,530円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
  • セコム事故現場駆けつけ
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🥇三井ダイレクト損保

1,080 円/月 年額一括12,020円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
比較見積もりへ 三井ダイレクト損保評判へ

🥈SBI損保

1,130 円/月 年額一括12,710円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
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🥉ソニー損保

1,300 円/月 年額一括14,880円

  • 対人・対物無制限
  • 人身傷害3,000万円
  • ロードサービス付帯
  • 車両保険なし
  • セコム事故現場駆けつけ
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・「比較見積もり」は保険スクエアbang!の自動車保険一括見積もりのサービスです。
・保険料は2024年3月31日始期です。算出条件はこちらをご確認ください。
・本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の商品を推奨するものではありません。
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ランキングの基準

保険会社10社の保険料を各項目に記載のある見積条件を揃えて保険料を算出。月払い保険料の安い順にランキングとしています。
保険会社によっては初月の保険料は2か月分の場合がありますが、ここでは残り11ヵ月分の月額を、月払い料金とみなして比較してランキングにしていますのでご留意ください。
補償条件・見積条件は揃えておりますが完全に同一ではありません。必ずご自身の条件で見積もりを取得して比較検討ください

まずは年代別のランキングで頻繁に登場する月払い保険料が安い傾向にある保険会社について詳しく確認します。

補償内容や評判など、各保険会社の特長を1社ずつ紹介しますので是非参考にしてください。

🥇1位 SBI損保

SBI損保

SBI損保は住信SBIネット銀行や投資情報サービスを提供するSBIホールディングスの損害保険会社です。

正味収入保険料ではダイレクト型保険会社でも6位以下と規模は小さいです。そもそも保険料が業界最安値の水準ですので、公表はされていませんがスマートマネーライフの推定では契約保有数では、ダイレクト型保険会社でも上位にくると考えられます。
 

編集部が実施した調査「お金の専門家200名が選んだ保険会社」ではダイレクト型ネット損保で3位。「180名が選んだ乗り換え先人気保険会社」では1位でした。'

SBI損保の保険料特長

  • 業界最安値水準
  • 新規ネット割引額が他社より大きい

SBI損保の一番の特長は保険料が他社より安いということです。スマートマネーライフ編集部の調べでは、若年層でも40、50代でも等級が低くてもあらゆる条件で他社より保険料が安い傾向がみられました。

保険料の安さだけですと、チューリッヒ保険のネット専用自動車保険の方が安い場合もあります。しかしこちらの保険は月払いができません、SBI損保は月払い希望で保険料重視の方におすすめです。

さらにネットの新規割引が14,000円となり、他社平均の割引額より2,000円程高い割引額になります。そのため、2万円から5万円程度の保険料であれば、他社に比べて一番割引額が大きいです。

SBI損保の補償特長

  • 示談付の個人賠償特約が選べる
  • 示談付の自転車事故補償特約が選べる
  • 自宅車庫の補償が選べる

SBI損保は基本補償はもちろん、その他の特約も他社と同じように契約者のニーズに合わせて個人賠償責任、弁護士費用などを選べます。

また自転車事故補償特約によって、被保険者だけではなく家族が自転車に乗っている際に誰かを傷つけてしまったり、何かを壊してしまった際の賠償責任を損害賠償は無制限でカバー、自転車に乗っていた被保険者や家族のケガも、医療保険金が出る特約が用意されています。

また、車両保険を付帯した場合には、他社ではあまりみられない「自宅・車庫等修理費用補償特約」を選択できます。この特約によって自宅や車庫の修理も保険金でカバーすることが可能です。

内容

基本補償(*自動セット)

選べるオプション補償

相手へ賠償

対人賠償責任保険
対物賠償責任保険

対物差額修理費用補償特約

自分の補償

人身傷害保険(契約自動車搭乗中のみ補償)
*自傷損害保険

人身傷害保険(自動車事故補償)
搭乗者傷害保険

車の補償

*ロードサービス

車両保険
全損時諸費用保険金特約
自宅・車庫修理費用補償特約
車内外身の回り補償特約
車両損害に関するレンタカー費用補償特約

その他の補償

*他の自動車運転危険補償特約
* 無保険車傷害保険
*被害者費用救済特約

個人賠償責任危険補償特約
自転車事故補償特約
ファミリーバイク特約
弁護士費用特約

本表は全ての情報を網羅するものではありません。詳細は商品パンフレットや重要事項説明をご確認ください。
出典:SBI損保公式サイト 補償内容

SBI損保の事故・トラブルサポート特長

  • 書類のやり取り最低限で保険金支払いを早める
  • 3年継続でプレミアムロードサービス
  • レンタカー費用無料

SBI損保は事故受付が24時間365日で、平日19時まで、土日祝日は17時までに事故受付が完了した場合、専任スタッフが事故の関係者への連絡や代車の手配、病院への連絡を行ってくれます。

他にも保険金の支払いを早めるために、保険金書類、示談書や診断書省略サービスが用意されています。加えてアプリで事故進捗確認ができますので、保険料だけでなく保険金支払いも合理的といえます。

ロードサービスについては、1,2年目は基本サービス、3年目からプレミアムサービスに移行します。プレミアムサービスいなるとレッカー150 km、レンタカー費用48時間無料(基本の場合は24時間無料)、宿泊費2泊までカバーなど他社より一歩手厚い補償を受けられます。

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🥈2位 アクサダイレクト

アクサダイレクト

おとなの自動車保険はセゾン自動車火災保険が販売する自動車保険の名称です。会社名や商品名からはわかりにくいですがセゾン自動車火災保険は、業界大手の損保ジャパンが属するSOMPOホールディングスの一員です。

2023年3月期の正味収入保険料はダイレクト型ネット損保では2位で、ソニー損保に次ぐ売上高です。また2022年‐2023年の売上伸び率は111%と市場から選ばれている保険会社といえます。

アクサダイレクトの保険料特長

  • 保険料が安い
  • 新規ネット割引最大2万円から
  • 子育て応援割引

ダイレクト型ネット損保の中でも割安で、スマートマネーライフ編集部の調べでは、月払いや車両保険を付帯すると他社より安い傾向がありました。

新規割引が最大2万円とアピールでしていますが、これは割引前の保険料が13万円の場合です。保険料5万円などの場合は1万2千円の割引きになりますので、際立って割引きされるわけではありませんが、他社と同水準といえます。

その他保険料では子育て応援割引など、他社にはない独自の割引も用意されています。

アクサダイレクトの補償特長

  • 示談付の個人賠償特約が選べる
  • 地震補償が選べる
  • アクサ安心プラスで細かいニーズに対応

弁護士費用特約や、示談交渉付の個人賠償特約などが必要に応じてセット可能です。さらにダイレクト型ネット損保では珍しい、地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約も選べますので地震による車両補償が気になる契約者のニーズにこたえられます。

その他、EV充電設備補償特約は自宅に充電設備のあるEVカーユーザーには嬉しい補償です。

また、搭乗者傷害をセットすると、「アクサ安心プラス」というパッケージ特約が付帯可能で、ファミリー、レディース(男性も可)、ペット向けの3種類の追加補償が選択できます。

ファミリー向けには家事労働費用の補償18歳未満の子ども追加補償。レディース向けには事故の傷跡を隠す整形手術費用など、様々な事情とリスクに配慮しています

内容

基本補償(*自動セット)

選べるオプション補償

相手へ賠償

対人賠償責任保険
対物賠償責任保険

対物全損時修理差額費用補償特約

自分の補償

人身傷害保険

人身傷害搭乗中のみ補償特約
搭乗者傷害保険

車の補償

車両保険
*ロードサービス

地震・噴火・津波「車両全損時一時金」特約
鍵交換費用補償特約
レンタカー費用補償特約
車両新価特約

その他の補償

*他車運転危険補償特約
*無保険車傷害保険
*被害者救済費用補償特約


ファミリーバイク特約
弁護士費用特約
日常生活賠償責任保険特約
EV充電設備補償特約

本表は全ての情報を網羅するものではありません。詳細は商品パンフレットや重要事項説明をご確認ください。

出典:アクサダイレクト公式サイト自動車保険の補償内容一覧

アクサダイレクトの事故サポート特長

  • 事故相手へ電話交代できる
  • フィールドサービスがある
  • レッカー距離制限なし

アクサダイレクトは事故受付が24時間365日で、さらに事故相手へ電話交代サービスがあります。事故現場で混乱して相手に確認すべきことが整理できなくても保険会社の事故受付担当者が本人に代わって対応してくれますので安心です。

その他、事故を起こした後はフィールドサービスという訪問面談サービスが用意されています。入院していて事故の書類対応ができない場合や、複雑な事故で担当者との状況確認などが必要になっても、アクサダイレクトの事務所に行く必要はなく、事故担当者が訪問をしてくれます。

ロードサービスについては、距離制限なしの無料レッカーが全ての契約についてきます。

さらに拠点数が10,415拠点と他社に比べても多いですので全国各地、いざという時にも安心です。

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🥉3位 ソニー損保

ソニー損保

誰もが知っている日本の電機メーカーSONY。そのソニーフィナンシャルグループの損害保険会社がソニー損保です。ダイレクト型ネット損保では21年連続売上1位の記録を更新し続けていて、従業員約1,500名とネット損保では一番大きい保険会社です。

編集部が実施した調査「お金の専門家200名が選んだ保険会社」ではダイレクト型ネット損保で1位。「180名が選んだ乗り換え先人気保険会社」では2位でした。

ソニー損保の保険料特長

  • 業界平均よりやや安い
  • 新規ネット割引12,000円
  • キャッシュバックプランを選べる

スマートマネーライフ編集部の調べではソニー損保の保険料はダイレクト型ネット損保の平均よりやや安い水準でした。最安値ではないものの対物超過費用特約や、セコム事故駆けつけサービスなどが無料で自動付帯されている点から見てコストパフォーマンスの良い保険料だといえます。

新規ネット申込の割引額は12,000円と、特別高いわけではありませんが他社と同水準の割引額になっています。

その他に通常保険より10%ほど割増になりますが、安全運転だったらキャッシュバックが期待できるキャッシュバックプランがあり、安全運転なら保険料の最大30%が戻ってくるタイプの契約方法もあります。

ソニー損保の補償特長

  • 対物超過費用が自動セットされている
  • 示談付の個人賠償責任が選べる
  • レジャー中のリスクをカバーできる特約が選べる

ソニー損保の保険は対物超過費用特約が自動で付帯されますので、事故の解決が早くなる可能性があります。

対物超過費用特約とは?

事故で相手の車両を傷つけてしまった場合、無制限で対物賠償保険を設定していても、法律上は時価額の損害分が賠償責任となります。この金額に相手が納得しない場合は示談で揉める可能性があります。この特約は修理が賠償責任分を超えても、50万円までは超過分をカバーする特約ですので、示談がスムーズに進む可能性があります。

その他示談付の個人賠償責任保険や、弁護士費用特約なども他社同様選べる補償で用意されています。

ソニー損保で独自性がある補償は「おりても特約」です。車で出かけた先でケガをしてしまった。レジャー用品が壊れたといったことはよくあると思いますが、この特約があれば、家族全員のケガや身の回り品の損害を一定額補償してくれるます。

内容

基本補償(*自動セット)

選べるオプション補償

相手へ賠償

対人賠償責任保険
対物賠償責任保険
*対物超過修理費用

-
自分の補償

人身傷害保険(車内のみ補償)

人身傷害保険(車内+車外)
搭乗者傷害特約(傷害一時金)
搭乗者傷害特約(死亡・後遺障害)

車の補償

車両保険
*ロードサービス

新車買替特約
車対車免ゼロ特約
事故時レンタカー費用特約

その他の補償

*他車運転特約
*無保険者傷害危険特約
*被害者救済費用特約

弁護士特約
個人賠償特約
おりても特約
ファミリーバイク特約
車内身の回り品特約

本表は全ての情報を網羅するものではありません。詳細は商品パンフレットや重要事項説明をご確認ください。
出典:ソニー損保公式サイト 重要事項説明書

ソニー損保の事故・サポート特長

  • セコム事故現場駆けつけサービスが無料
  • 事故相手と話すサービスあり
  • ロードサービス提携工場までレッカー無制限

ソニー損保の事故対応の特長は、セコム隊員が事故現場に駆けつけ契約者サポートを行ってくれる点です。カメラで現場を記録して保険会社に送信。必要な救助の手配、契約者と事故相手に事故状況を確認してくれます。混乱しがちな事故現場で頼りになるサービスです。

また、ソニー損保の事故対応は事故相手に電話交代サービスがありますので、契約者に換わってソニー損保のオペレータが相手方に必要な事項を確認してくれます。(外国語対応サービスもあり

ロードサービスはソニー損保の提携工場までならレッカー無制限ですので、遠くの外出も安心です。緊急時サポートのアプリがありますので、ロードサービススタッフがどこまで近づいているのかオンタイムで確認できます。

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4位 三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保

メガ損保と呼ばれる東京海上、損保ジャパン、三井住友海上の内、三井住友海上が属するMS&ADホールディングスの一員が三井ダイレクト損保です。

ダイレクト型ネット損保では正味収入保険料規模6位と、規模は大きくありませんが、大手損保の安心感からか、乗り換え先人気保険会社では5位となっていました。

三井ダイレクト損保の保険料特長

  • 20等級の保険料が特に安い
  • 新規ネット割引最大10.000円

スマートマネーライフ編集部の見積もり結果では三井ダイレクトの保険料は、高い等級の場合特に安くなる傾向がみられました。さらにその安さは業界最安値のチューリッヒのネット専用保険(月払いは不可)・SBI損保に次ぐ安さとなります。

三井ダイレクト損保自体が安さを大々的にアピールしていないという点と、会社名に三井が入っているため保険料が安いという印象は無いかと思いますが、等級が高い方は他社と比較してみると三井ダイレクト損保の保険料は意外と安い可能性があります。

三井ダイレクト損保の補償特長

  • 対物超過費用が自動セットされている
  • 示談付の個人賠償責任が選べる
  • ドラレコ特約が選べる

ソニー損保同様、三井ダイレクト損保の補償も対物超過費用が50万円まで自動付帯されています。そのため事故相手の車両損害に対して賠償責任が発生する対物事故では、示談がスムーズに進む可能性があります。

その他示談付の個人賠償責任保険や弁護士費用特約など、自分のニーズに合わせて選んで組み立てられます。

また、三井ダイレクトの独自補償としては付帯するとドライブレコーダーが保険会社から貸与される「ドラレコ特約」を選べます。ドライブレコーダーが事故の衝撃を検知すると、安否確認デスクに自動でつながりますので、事故時に電話番号を探して、電話して、といったような対応をする必要がありません。

代理店型の大手損保では一般的な特約ですが、ダイレクト型ネット損保でドラレコ特約を付帯できるのは三井ダイレクト損保だけです。

内容

基本補償(*自動セット)

選べるオプション補償

相手へ賠償

対人賠償責任保険
対物賠償責任保険
*対物超過修理費用補償特約

-
自分の補償

人身傷害保険

人身傷害保険搭乗中のみ補償特約
ファミリー傷害特約(アウトドア・ワイド)
搭乗者傷害
搭乗者傷害Wケア
搭傷死亡等対象外特約

車の補償

車両保険
*ロードサービス

新車特約
車両危険限定補償特約
車対車免責ゼロ特約
身の回り品補償特約
レンタカー費用特約

その他の補償

*他車運転危険補償特約
*被害者救済費用特約
*無保険車傷害特約

ファミリーバイク特約
弁護士費用補償特約
日常生活賠償特約
ドラレコ特約

本表は全ての情報を網羅するものではありません。詳細は商品パンフレットや重要事項説明をご確認ください。
出典:三井ダイレクト公式サイト重要事項説明書

三井ダイレクト損保の事故サーポート特長

  • 三井住友海上の事故受付センターと提携
  • 事故解決計画書が提示される
  • 提携する修理工場へのレッカーは無制限

グループ会社の三井住友海上の大手組織の事故受付センターと連携できることは三井ダイレクトの強みです。24時間365日の事故受付はもちろん、休日も19時まで事故の初期対応に応じてもらえます。

さらに事故対応はMS&ADグループや日本弁護士連合会との業務提携などで専門家集団のバックアップが期待できます。

その他、事故解決計画書(事故解決ナビ)という事故解決までの道筋がMYページに解説されますので、今後起こることや、現在の交渉状況などが知りたい時にわかる安心感があります。

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5位 おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)

おとなの自動車保険

おとなの自動車保険はセゾン自動車火災保険が販売する自動車保険の名称です。会社名や商品名からはわかりにくいですがセゾン自動車火災保険は、業界大手の損保ジャパンが属するSOMPOホールディングスの一員です。

2023年3月期の正味収入保険料はダイレクト型ネット損保では2位で、ソニー損保に次ぐ売上高です。また2022年‐2023年の売上伸び率は111%と市場から選ばれている保険会社といえます。

おとなの自動車保険の保険料特長

  • コストパフォーマンスが良い
  • 新規ネット割引最大13,000円 継続割引10,000円
  • 早割がある

スマートマネーライフ編集部の見積もり結果ではおとなの自動車保険の保険料は確かに割安ではありますが、おとなの自動車保険がアピールしている40代~50代であっても、業界最安値という水準ではありませんでした。

その代わり、ALSOKの事故駆けつけサービスが無料で付帯される、車両保険に加入すれば車両無過失事故特約が自動セットされるなど保険料に対して自動セット補償が充実していてコスパが良いといえます。

また、運転者の範囲が独特で、本人・配偶者限定としても、別居未婚の子どもの運転もカバーされます。弁護士費用特約やファミリーバイク特約を付帯しても他社より保険料が安い特長があります。

さらに、継続契約で1万円が割引されることもメリットです。通常5千円や8千円といった割引額なのでお得といえます。

おとなの自動車保険の補償特長

  • 補償の組み立てが自由で分かりやすい
  • 車両保険のカスタマイズが豊富
  • 車両無過失事故特約がある

おとなの自動車保険の補償は、ロードサービスを外すこともできるので本当に必要な補償のみの最低限の自動車保険にできます。その一方で弁護士費用特約やファミリーバイク特約、車両全損修理、新価特約など基本的な特約はすべてそろっていますので、手厚い補償にすることも可能です。

特に車両保険は、補償範囲が一般条件と呼ばれるフルカバーの契約から、盗難だけ外す、水災だけ外すといったように細かく条件を設定できるため、合計9パターンの補償範囲から自分の必要に応じて選べます。

また免責金額もゼロ円から20万円まで設定できる金額の幅が広く、免責を20万円最大限にかけて車両保険は付帯するが保険料を抑えるといった対応も可能です。

さらに、車両保険を付帯すると「車両無過失事故特約」という、過失がない事故で車両保険を使っても等級が下がらない特約が自動セットされます。車両保険を検討しているが、保険料を抑えたい方には特におすすめの保険会社といえます。

内容

基本補償(*自動セット)

選べるオプション補償

相手へ賠償

対人賠償責任保険
対物賠償責任保険

対物全損時修理差額費用特約

自分の補償

人身傷害保険(車内のみ補償)

人身傷害保険(車内・車外ともに補償)
搭乗者傷害特約

車の補償

車両保険
車両無過失事故に関する特約(車両保険付帯の場合自動セット)


車両新価保険特約
車両全損修理時特約
事故時代車費用特約
車両身の回り品補償
ロードアシスタンス

その他の補償

*他車運転特約
*無保険車傷害特約
*被害者費用救済特約

個人賠償責任特約
自転車傷害特約
ファミリーバイク特約
弁護士費用特約

本表は全ての情報を網羅するものではありません。詳細は商品パンフレットや重要事項説明をご確認ください。
出典:セゾン自動車火災保険公式サイト 補償内容

おとなの自動車保険の事故サポート特長

  • ALSOK事故現場駆けつけサービスが無料付帯
  • 損保ジャパンの事故対応損害ネットワーク活用
  • レッカーは15万円(180km相当)まで補償

おとなの自動車保険は、事故現場にALSOK隊員が駆けつけ事故の初期対応をサポートしてくれるサービスが契約者全員に無料で付帯されます。

事故を起こすと動揺してしまいますが、事故現場は実はやらなければいけないことがたくさんあります。ケガをした人の救護は最優先ですが、その他にも警察・消防への連絡。事故現場での記録、相手方との状況確認。目撃者の確保などALSOK隊員がサポートしてくれますので、いざという時の安心感が違います。

さらに事故後の対応については、おとなの自動車保険の専任担当者が、全国286ヵ所の損保ジャパンのサービスセンターと連携しますので、損保ジャパンの組織力の活用も期待できます。

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年代別:月払いが安い自動車保険会社ランキング

総合ランキングを確認したところで、次に自動車保険の保険料を決定する要素で特に影響のある「年齢」と「等級」「車両保険のありなし」を一定条件にして、各社の険料を徹底見積もりしたより細かいランキングを年代別に紹介します。

18歳:安い月額自動車保険

18歳は交通事故を起こす確率が高く、他の年代に比べてとびぬけて保険料が高くなります。保険会社にとっては赤字になるため、ダイレクト型のネット損保では18歳の契約ができない保険会社もあります。

年間一括の保険料が高くなるため特に月払いにするメリットがあるといえます。

ここでは「18歳6等級の本人が契約する場合」と、「家族の保険に入る場合」の2種類のランキングを紹介します。

18歳6等級月払い保険料:車両保険あり

🥇1位
東京海上日動
28,400円
(年一括 324,720円)
🥈2位
損保ジャパン
28,450円
(年一括 325,210円)
🥉3位
イーデザイン損保
30,579円
(年一括 349,478円)

18歳6等級月払い保険料:車両保険なし

🥇1位
損保ジャパン
11,550円
(年一括 132,040円)
🥈2位
東京海上日動
12,710円
(年一括 145,370円)
🥉3位
ソニー損保
13,130円
初月26,260円
(年一括 150,100円)

次に、55歳の親の保険契約を「運転者・制限なし」で18歳の子どもも運転できる状態にした場合の保険料を確認します。

55歳20等級子ども追加月払い:車両保険あり

🥇1位
SBI損保
9,010円
(年一括 100,310円)
🥈2位
おとなの自動車保険
9,210円
(年一括 101,380円)
🥉3位
アクサダイレクト
9,760円
(年一括 106,510円)

55歳20等級子ども追加月払い:車両保険なし

🥇1位
おとなの自動車保険
3,250円
(年一括 35,130円)
🥈2位
SBI損保
3,560円
(年一括 39,810円)
🥉3位
アクサダイレクト
3,770円
(年一括 41,130円)
18歳・55歳子ども追加月払いランキング見積り条件
運転者の情報
保険始期
2024年3月31日
(見積もり取得:2024年1月)
使用目的
通勤・通学
年間走行予定距離
軽自動車5,000km-7,000km
コンパクトカー・普通車10,000km-11,000km
車種
年代ごとに各条件を参照
初度登録2020年10月(共通)
補償内容
対人・対物賠償
無制限
人身傷害
3000万円(搭乗中のみ補償)
搭乗者傷害
なし
車両保険
なし/あり
ロードサービス
あり
その他の特約
自動セットされる特約・サービス以外は付帯しない
割引内容
運転者の年齢
・18歳:18歳以上
 ・50代:設定なし
運転者の範囲
・18歳:本人限定 
・50代:限定なし
等級
各パターン
免許の色
・18歳:グリーン
・50代:ゴールド
その他の割引
・新規インターネット割引
・証券未発行割引
見積取得先
東京海上日動・損保ジャパン・アクサダイレクト・チューリッヒ保険(ネット専用自動車保険)・SBI損保・ソニー損保・楽天損保・イーデザイン損保・セゾン自動車火災保険・三井ダイレクト損保 
※イーデザイン損保・アクサダイレクト・チューリッヒ・SBI損保は、18歳の見積もり取得不可のため上記10社から除外

18歳の場合は、家族の保険に加入して家族契約の車を運転することで保険料を大幅に抑えられます。

また、18歳本人が契約する場合は一般的に保険料が割安なダイレクト型ネット損保よりも、代理店型大手損保の方が保険料が安くなる傾向にあります。

20代:月額が安い自動車保険

20代は保険料が高い傾向にありますが、21歳以上、25歳以上は運転者の年齢条件(25歳以上しか運転しないという契約)が設定できるため、年齢を重ねるにしたがって事故率との関係から保険料も安くなります。

20歳6等級と26歳9等級の2種類のランキングを紹介します。

20歳6等級:車両保険あり

🥇1位
SBI損保
18,610円
(年一括 207,050円)
🥈2位
損保ジャパン
24,530円
(年一括 280,390円)
🥉3位
おとなの自動車保険
27,460円
(年一括 298,030円)

20歳6等級:車両保険なし

🥇1位
SBI損保
9,340円
(年一括 104,010円)
🥈2位
損保ジャパン
 11,550円
(年一括132,040円)
🥉3位
おとなの自動車保険
13,190円
(年一括 139,440円)

26歳9等級:車両保険あり

🥇1位
アクサダイレクト
4,460円
(年一括 48,660円)
🥈2位
三井ダイレクト
4,740円
(年一括 52,730円)
🥉3位
SBI損保
4,740円
(年一括 52,810円)

26歳9等級:車両保険なし

🥇1位
ソニー損保
2,540円
初月5,080円
(年一括 28,990円)
🥈2位
アクサダイレクト
2,570円
(年一括 28,000円)
🥉3位
SBI損保
2,580円
(年一括 28,860円)
【2024年最新】20代月払いランキング見積り条件
運転者の情報
保険始期
2024年3月31日
(見積もり取得:2024年1月15日)東京海上日動の始期は2024年1月16日
使用目的
通勤・通学
年間走行予定距離
5,000km-6,000km
車種
軽自動車スズキハスラーMR92S
初度登録2020年10月
補償内容
対人・対物賠償
無制限
人身傷害
3,000万円(搭乗中のみ補償)
搭乗者傷害
なし
車両保険
なし
※ありの場合、保険金額125万円・免責5万円‐10万円・一般条件
ロードサービス
あり
その他の特約
自動セットされる特約・サービス以外は付帯しない
割引内容
運転者の年齢
・21歳以上割引
・26歳以上割引
※保険会社毎に年齢区分あり
運転者の範囲
・本人限定
※保険会社によっては本人と配偶者限定のみ。
等級
各パターン
免許の色
・20歳グリーン
・26歳ブルー
その他の割引
・新規インターネット割引
・証券未発行割引
見積取得先
東京海上日動・損保ジャパン・アクサダイレクト・チューリッヒ保険(ネット専用自動車保険)・SBI損保・ソニー損保・楽天損保・セコム損保・イーデザイン損保・セゾン自動車火災保険・三井ダイレクト損保
▶チューリッヒ保険ネット専用自動車保険と楽天損保は月払い提示がないため月払いランキングには含まれていません。

20歳6等級は引き続き保険料は高く、ダイレクト型保険会社だから保険料が安いといった状況ではありません。

一方で、26歳9等級となると各社の保険料の差はわずかといえます。保険料に大きな差はないため、各保険会社の特長などをより詳しく確認して、自分に合った保険会社を選択することもできるようになります。

30代:月額が安い自動車保険

30代になると、保険料はますます安くなっていきます。等級は20等級に達する契約者も出てきますので、より保険料が安くなるというメリットが感じられると思います。

ここでは35歳15等級の場合についてランキングを紹介します。

35歳15等級:車両保険あり

🥇1位
アクサダイレクト
2,700円
(年一括 29,460円)
🥈2位
SBI損保
2,890円
(年一括 32,340円)
🥉3位
三井ダイレクト損保
3,270円
初月6 ,540円
(年一括 36,360円)

35歳15等級:車両保険なし

🥇1位
SBI損保
1,510円
(年一括 17,020円)
🥈2位
アクサダイレクト
1,610円
(年一括 17,550円)
🥉3位
ソニー損保
1,720円
初月3,440円
(年一括 19,660円)
30代月払いランキング見積り条件
運転者の情報
保険始期
2024年3月31日
(見積もり取得:2024年1月20日)東京海上日動のみ2024年1月21始期
使用目的
通勤・通学
年間走行予定距離
軽自動車5,000km超
車種
軽自動車:ホンダNbox JF3 初度登録2020年10月(共通)
補償内容
対人・対物賠償
無制限
人身傷害
3000万円(搭乗中のみ補償)
搭乗者傷害
なし
車両保険
なし
※ありの場合
【保険金額】
軽自動車:150万円
免責5万円‐10万円・一般条件
ロードサービス
あり
その他の特約
自動セットされる特約・サービス以外は付帯しない
割引内容
運転者の年齢
・35歳以上
運転者の範囲
本人・配偶者限定
等級
各パターン
年齢・免許の色
35歳・ゴールド
その他の割引
・新規インターネット割引
・証券未発行割引 ・新車割引
見積取得先
東京海上日動・損保ジャパン・アクサダイレクト・チューリッヒ保険(ネット専用自動車保険)・SBI損保・ソニー損保・楽天損保・セコム損保・イーデザイン損保・セゾン自動車火災保険・三井ダイレクト損保
▶チューリッヒ保険ネット専用自動車保険と楽天損保は月払い提示がないため月払いランキングには含まれていません。

35歳では車両保険がない場合の年間保険料は、年間一括払いでもダイレクト型ネット損保では2万円を切る価格帯になります。

月払いの12か月分は年間一括払いよりも高額になってしまいますので、より保険料を安くするためには、一括払いを選択するという方法も検討してみてもいいのかもしれません。

40代:月額が安い自動車保険

35歳から40代にかけては、年齢による保険料差が若年層に比べてゆるくなります。それでも40代に入ると30代より保険料はわずかに安くなります。

スマートマネーライフの調査では40代ではほぼ○○%が20等級に達していましたので、ここでは45歳20等級のランキングを紹介します。

40歳20等級:車両保険あり

🥇1位
SBI損保
2,210円
(年一括 24,780円)
🥈2位
アクサダイレクト
2,290円
(年一括 24,980円)
🥉3位
三井ダイレクト損保
2,360円
初月4 ,720円
(年一括 26,260円)

40歳20等級:車両保険なし

🥇1位
三井ダイレクト損保
1,130円
初月2,260円
(年一括 12,600円)
🥈2位
SBI損保
1,190円
(年一括 13,490円)
🥉3位
ソニー損保
1,270円
初月2,540円
(年一括 14,530円)
40代月払いランキング見積り条件
運転者の情報
保険始期
2024年3月31日
*東京海上日動の見積もり始期2024年1月16日 (見積もり取得:2024年1月16日)
使用目的
通勤・通学
年間走行予定距離
5,000km-6,000km
車種
軽自動車:スズキワゴンR MH95S
初度登録2020年10月(共通)
補償内容
対人・対物賠償
無制限
人身傷害
3000万円(搭乗中のみ補償)
搭乗者傷害
なし
車両保険
なし
※ありの場合
【保険金額】
軽自動車:115万円
【免責・補償範囲】
免責5万円‐10万円・一般条件
ロードサービス
あり
その他の特約
自動セットされる特約・サービス以外は付帯しない
割引内容
運転者の年齢
35歳以上
運転者の範囲
本人・配偶者限定
等級
各パターン
免許の色
ゴールド
その他の割引
・新規インターネット割引
・証券未発行割引
・新車割引
見積取得先
東京海上日動・損保ジャパン・アクサダイレクト・チューリッヒ保険(ネット専用自動車保険)・SBI損保・ソニー損保・楽天損保・イーデザイン損保・セゾン自動車火災保険・三井ダイレクト損保
▶チューリッヒ保険(ネット専用自動車保険)と楽天損保は月払い提示がないため、月払いランキングの計算には含まれていません。

車両保険の一般条件を付帯しても月額2千円代と、18歳や20歳の保険料とは大きく違うことがわかります。またダイレクト型ネット損保であれば、保険会社間の価格差もわずかです。

また、類似補償で東京海上や損保ジャパンの代理店保険会社の保険料は、平均料金が車両保険ありで月額4千円(年間一括で4万5千円)、車両保険なしで月額2千円(年間一括で2万4千円)でした。

若年層の保険料とは違って、代理店型大手損保の料金は、ダイレクト型ネット損保よりも1.5倍程度高くなっています。

月払いを選択する前に知っておきたいこと

自動車保険の月払いを検討する場合には理由があるかと思いますが、月払いにはデメリットもありますので、月払いを選択する前にメリットとデメリットの比較をしてみましょう。

月払いのメリット

 支払いが少額

月払いの保険プランは、一度に大きな支払いをする必要がないため、支払いの負担が軽減されます。毎月の支払いは年払いに比べれば一回の支出が小額であり、家計管理がしやすくなります。

 家計の安定

月払いは予算を組みやすく、家計のキャッシュフローを安定させます。大きい支出がある特定の月にくることがないので、家計の負担を軽減します。

月払いのデメリット

 総支払額の増加

月払いの保険は、年払いや半年払いに比べて総支払額が8%*程度増加します。手数料や金利が加算される場合がありますので、注意が必要です。
*セレクトラ調べ

 支払が面倒
 毎月の支払い処理を自分でしなければいけない場合は、手続きを忘れていたり、怠ったりすることで保険が解約される可能性があります。一括支払いよりも管理が煩雑になることがあります。

 月払いに制約がある保険会社がある

セレクトラ調べでは保険料最安値水準のチューリッヒ保険が販売している「ネット専用自動車保険」は月払いの選択ができません。

また、月払いの場合はクレジットカードのみというような場合もありますので、条件によっては選択できる保険会社が少なくなってしまうことも念頭に置いておきましょう。

月払い保険料を安くするには

月払いのメリット・デメリットについて確認したところで、月払いの保険料を安くする方法についてご紹介します。

一言「安くする」といっても補償内容を削ってしまってはいざという時に必要な保険金が出ない場合がありますので、スマートマネーライフ編集部では補償を削減するような保険料節約はおすすめしていません。

自動車保険で必要な基本補償とは

次に、保険料の仕組みを理解して抑えるポイントを明確にしましょう。

保険料の算出基準と安くするポイント

自動車保険料は一般的に下記の項目で構成されています。

  1. 自動車の種類(使用目的・車種)
  2. 契約台数
  3. 自動車の型式
  4. 自動車の安全性能
  5. 自動車の初度登録(自動車が生産されて初めて検査を通過した年月)からの経過期間
  6. 契約の支払限度額
  7. 運転者の年齢(年齢条件)
  8. 過去の事故歴(ノンフリート等級)
  9. 運転者の範囲(運転者限定

出典:損害保険料率算出機構|2022年自動車保険の概況‐自動車保険の料率区分

この中でも、特に 年齢条件 運転者の範囲 ノンフリート等級は保険料に与える影響が大きい項目です。

ポイント1.運転する人の範囲:

自動車保険の保険料の見積もりでは、保険の対象になる自動車を運転する人は、誰か?という確認があります。運転する人の範囲が広ければ広いほど保険料は高くなりますので、限定できる場合は「運転者の限定条件」を設定することで保険料を抑えられます。

ポイント2.運転する人の年齢:

年代別の保険料ランキングからわかるとおり自動車保険は18歳〜26歳頃までの保険料は高い傾向があります。これは警視庁の事故の統計データから、18歳~20代前半は交通事故を起こす確率が高いことが明らかになっているためです。

そのため運転する人が若いと、保険を使う確率が高いとみなされて保険料も高くなります。

そこで自動車保険の見積もりでは、記名被保険者(保険契約の主体になる人)の年齢とともに、配偶者や同居の家族(あなた・あなたの配偶者・あなたもしくは配偶者と同居している親族)が運転する場合は、その中でいちばん若い年齢を確認して、設定した年齢未満の人は運転しないという条件を付けることで保険料を抑えられます。

年齢条件(記名被保険者・配偶者・同居の子ども)
全年齢補償
21歳以上補償
26歳以上補償
30歳以上補償
35歳以上補償

ポイント3.ノンフリート等級:

任意保険には等級制度が採用されています。保険会社に関係なく無事故であればあるほど事故リスクの少ない契約者とみなされて保険料が安くなります。そのため安全運転を続けて等級を上げることも保険料を抑えるためには大切なポイントです。地味ですぐに効果は出ない方法ですが、コツコツ等級が上がっていけば将来保険料のメリットが出てきます。

また、同居の家族に等級が高くて運転をしなくなった方がいらっしゃれば、等級を引きつぐということも可能です。早く等級を上げたい場合、引継ぎ条件揃っている方は等級の高い方から譲ってもらうという対応も検討してみましょう。

車両保険加入している場合は免責金額

車両保険料を安くするには「補償範囲の設定」「免責金額」の2種類あります。

「補償範囲」とは一般条件とよばれるフルカバーか、エコノミー条件車対車+Aと呼ばれる主に自損事故は対象外となる自動車保険です。

自動車全損のリスクは自損事故であっても起こってしまう可能性がありますので、なるべく「一般条件(フルカバー)」を付帯することをおすすめします。

一方、「免責金額」で自己負担の範囲を高額に設定して、軽微な事故では車両保険を使わないとすれば、フルカバーでも車両保険の保険料を安くすることが可能です。

フルカバー 免責なしフルカバー20万‐20万円免責
月払い2,930円
年一括 31,420円
月払い2,310円 
年一括 24,630円

セゾン自動車火災保険見積結果

契約の見直しができるのは自分だけ

保険料を安くする方法について契約の見直しが重要だということがわかりました。

子どもが運転しなくなくなった。車両保険の金額はこんなに必要なかった。ゴールド免許になったなど、保険料が安くなる可能性があっても保険会社は契約者の契約を見直してくれません。

契約の見直しは自分しかできませんので、是非積極的に見直しを行いましょう。年に一回自動車保険を見直すことで思わぬ節約になる可能性があります。

一括見積もりで安い自動車保険会社を選ぶ

ここまで紹介した保険料の削減方法の他にも、保険料が安い傾向のある保険会社を選ぶことも保険料の削減につながります。

たとえば、同じ補償であっても、新規で乗り換えることで乗り換え先の新規割引が適用されて現行の保険会社よりも保険料が安くなる可能性があります。

スマートマネーライフの自動車保険乗り換えの調査からもわかる通り、乗り換えした180名の内、50%以上が、同じ補償で保険料が安くなったという結果が出ています。

比較するだけで安い保険料が見つかるのに見積もりしないのは損です。是非同じ条件で見積を取得して安い保険料に乗り換える方法もぜひ検討してみてください。