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生命保険会社のランキング一覧
2022年上半期決算より生命保険会社の最新情報を徹底調査
顧客満足度ランキング
契約保有数ランキング(全保険会社編)
契約保有数ランキング(ダイレクト型編)
契約成長率ランキング
注目度ランキング
生命保険会社満足度ランキング
まずはとても気になる「生命保険会社の顧客満足度」です。形のない生命保険は一体どのように顧客満足度を判断するのでしょうか。
🤔生命保険の満足度は何が基準?
生命保険の満足度は、加入~申込後のフォローの対応などが重要になります。具体的には「商品内容」・「保険料」「加入手続き」・「顧客対応」・「アフターフォロー」といった下記の項目です。
- 加入検討:「商品内容」・「保険料」
- 加入決定:「加入手続き」
- 加入後:「顧客対応」・「アフターフォロー」
ここでは、これらの項目について顧客に毎年リサーチをして総合ランキングを発表している「オリコン」と「J.D.パワー」の2社のランキング結果を比較してみたいと思います。
J.D.パワーはランキングの内容を対面販売型の保険会社とインターネット販売型(ダイレクト型)の保険会社に分けているため2通りのランキングとなります。
順位 | オリコン | J.D.パワー 対面型* | J.D.パワー ダイレクト型 |
---|---|---|---|
1位 | プルデンシャル生命 | ソニー生命 | ライフネット生命 |
2位 | ソニー生命 | プルデンシャル生命 | はなさく生命 |
3位 | アフラック | メットライフ生命 | メットライフ生命 |
4位 | ライフネット生命 | メディケア生命 | アフラック |
5位 | アクサ生命 | ジブラルタ生命 | オリックス生命 |
6位 | メットライフ生命 | アクサ生命 | 東京海上日動あんしん生命 |
7位 | 東京海上日動あんしん生命 | SOMPOひまわり生命 | チューリッヒ生命 |
8位 | 三井住友海上あいおい生命 | 東京海上日動あんしん生命 | 楽天生命 |
9位 | SOMPOひまわり生命 | アフラック | - |
10位 | チューリッヒ生命 | はなさく生命 | - |
どちらのランキングでも上位に来ているのは満足度上位 プルデンシャル生命と満足度上位 ソニー生命です。この2社にはライフプランナーと呼ばれる営業員がいます。保険のみならず顧客の人生の将来設計を詳細に把握して、顧客専用のカスタマイズ商品を販売するなど、根本的に顧客に寄り添う営業を主軸にしています。また顧客の疑問は常に決められたライフプランナーが窓口になり担当するため、顧客の満足度が高くなる傾向があると考えられます
一方で、満足度上位 ライフネット生命がダイレクト型保険会社として両ランキングで満足度上位を獲得しています。インターネット販売を主軸として営業コストを削減し、安い保険料とシンプルな商品を実現。対面のコンサルティングとは真逆のスタイルです。
この生命保険満足度のランキングからは、同じ「顧客満足度」といえども、「自分にあった保険を提案してほしい。」というタイプと、「安くて合理的に自分で保険を選びたい。」というタイプでは満足できる保険会社が違うことが見えてきます。 保険会社の特徴を把握してから商品を検討をすれば、ストレスなく効率的に満足できる商品に出会えるはずです。
契約保有数の多い生命保険会社ランキング
契約する保険商品はどのように決めますか?商品内容や保険料はとても大事なポイントですよね。加えて生命保険や医療保険の場合、長期間にわたって契約することになるので一度決めた保険会社とは長い付き合いになります。
テレビCMやウェブ広告で名前を知っている保険会社や、見積もりを取って気になっている保険会社の知名度だけではなく、保険会社の大きさも知っておきたいポイントですよね。
そこで、2023年度末個人保険(生命保険死亡保障・医療保険・がん保険など)の各保険会社契約保有数を各社の決算情報から調べてランキングにしました。
順位 | 保険会社 | 2023年度末 個人保険契約保有件数 |
---|---|---|
1位 | 日本生命 | 30,814,000 |
2位 | アフラック | 23,238,315 |
3位 | 第一生命 | 22,270,000 |
4位 | 明治安田生命 | 10,481,000 |
5位 | メットライフ生命 | 9,327,000 |
6位 | 住友生命 | 8,026,000 |
7位 | ソニー生命 | 7,771,000 |
8位 | 朝日生命 | 7,347,000 |
9位 | 太陽生命 | 7,018,000 |
10位 | 東京海上日動あんしん生命 | 5,854,000 |
日本生命が2位のアフラックに約750万件の差をつけて1位です。
1889年に創業した日本生命は売上でも1位を獲得しており、日本に広く浸透した保険会社といえます。
また、2番手のアフラック生命は1974年に国内で「がん保険」の販売を始めた外資企業です。後発にもかかわらず、がん保険・医療保険の分野で多数の契約を保有しており、日本での存在感は大きくなっているといえます。
🤔ネット申込ができる生命保険会社はほとんどランクインしていない?
契約保有数を全保険会社でランキングにすると、歴史があって代理店や営業員などの強固な販売組織を確立している生命保険会社が多い印象です。
一方で2000年代から本格的にスタートしたインターネット販売を中心とした保険会社は、歴史ある保険会社に比べて契約保有数が少ない傾向にあります。 それでは、インターネットで販売している生命保険会社の契約保有数も見てみましょう。
ランキングの対象を、インターネット販売している会社に絞り、先ほどと同条件でランキングにしてみました。ウェブ広告でみかけて気になっている保険会社はランクインしているでしょうか。
順位 | 保険会社 | 2023年度末 個人保険契約保有件数 |
---|---|---|
1位 | アフラック | 23,238,315 |
2位 | メットライフ生命 | 9,327,000 |
3位 | 朝日生命 | 7,347,000 |
4位 | 太陽生命 | 7,018,000 |
5位 | 東京海上日動あんしん生命保険 | 5,854,000 |
6位 | オリックス生命 | 4,895,062 |
7位 | SOMPOひまわり生保険株式会社 | 4,717,000 |
8位 | FWD生命 | 1,859,000 |
9位 | メディケア生命 | 1,614,000 |
10位 | チューリッヒ生命 | 1,331,000 |
アフラック生命はネットでも対面でも販売をしているため、保険会社全体では2位。インターネットで販売している保険会社では 1位です。
2位以下も大企業でネット販売をしている保険会社もあるため、上位に来ています。オリックス生命やFWD生命、チューリッヒ生命など、特にインターネットを中心として割安な商品を販売する保険会社もランクインしています。
🤔契約保有数が多い保険会社の方がいいの?
契約保有数が多い分やはりそれだけの人が選んでいるという安心感があります。しかし、契約数は保険会社そのものの歴史や、 販売体制にどれだけ力を入れているかということも反映されています。
契約数は全保険会社では少ないほうだが、販売コストを削って保険料を割安にしたり、 商品数を絞ってシンプルでわかりやすい商品を提供している保険会社なども存在します。
必ずしも契約保有数が多いからいいとは一概に言えませんが、会社の規模を知る指標にはなりますので、是非保険選びの一つの判断材料にしてみて下さい。
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成長に勢いのある生命保険会社ランキング
契約保有件数や金額は、保険会社の成長を示す重要な指標です。保有件数は解約で下がり、新規契約で上がります。 つまり、件数保有件数が増えているということは契約が解約を上回っているということになりますので、 より勢いのある保険会社といえます。
そこでセレクトラ編集部では、2022年度末から2023年年度末までの1年間で、契約保有件数が伸びた保険会社についてランキングにしてみました。
順位 | 保険会社 | 2022年度末から2023年度末 個人保険契約伸び率 |
---|---|---|
1位 | なないろ生命 | 190.20% |
2位 | はなさく生命 | 142.38% |
3位 | ネオファースト生命 | 119.76% |
4位 | SBI生命 | 119.23% |
5位 | メディケア生命 | 115.61% |
6位 | PGF生命 | 114.69% |
7位 | チューリッヒ生命 | 112.02% |
8位 | FWD生命 | 105.76% |
9位 | ライフネット生命 | 105.67% |
10位 | SOMPOひまわり生命 | 104.58% |
契約の伸び率でみると、契約保有数のランキングとは違った顔ぶれがみえますね。
1位の「なないろ生命」は2021年4月に設立されたばかりの会社です。朝日生命グループの医療保険を中心とする保険会社ですが、なないろ生命自体はまだ規模が小さいです。元々の契約数が少ないということもありますが、1年で保有件数の倍弱の契約を獲得しています。
2位の「はなさく生命」は日本生命グループの保険会社。2023年の伸び率142%です。一昨年は125%でしたので安定して成長し続けている保険会社といえます。
3位の「ネオファースト生命」は第一生命グループです。上位2社ほど勢いはありませんが、2014年から第一生命ホールディングスの完全子会社として必要な保険を合理的に提供しています。
生命保険業界全体では、人口の減少やコロナウィルスによる対面販売の減少で数パーセントの伸び率もしくは、契約減少している保険会社が多数です。そんな中でも10%近い伸び率を見せている保険会社は勢いがあるといえます。
注目度の高い生命保険会社ランキング
数ある保険会社の中で、最も注目つまり、「検索されている会社」はどこなのでしょうか?Ahrefsというツールを利用して、それぞれのキーワードの検索ボリュームを確認してみました。
Ahrefsの検索ボリュームとは? 世界で最も利用されているSEOツールの一つです。Ahrefsでは特定のキーワードに対する直近1ヶ月の検索回数の推定を行っています。なお、このボリュームは毎日更新されています。下記ランキングの数値は、2024年7月4日時点のものです。
順位 | 保険会社 [検索キーワード] | 検索ボリューム |
---|---|---|
1位 | ソニー生命 [ソニー生命] | 80,000 |
2位 | ライフネット生命 [ライフネット生命] | 78,000 |
3位 | 第一生命 [第一生命] | 48,000 |
4位 | 日本生命 [日本生命] | 46,000 |
5位 | アフラック [アフラック] | 27,000 |
6位 | 明治安田生命 [明治安田生命] | 22,000 |
7位 | オリックス生命 [オリックス生命] | 21,000 |
8位 | はなさく生命 [はなさく生命] | 20,000 |
9位 | ジブラルタ生命 [ジブラルタ生命] | 17,000 |
9位 | 住友生命 [住友生命] | 17,000 |
10位 | 太陽生命 [太陽生命] | 15,000 |
もっとも検索ボリュームが多かったのは、ソニー生命でした。次にライフネット生命で、第一生命と続きます。
🤔どうしてソニー生命や第一生命の検索ボリュームが大きいの?
インターネット検索ボリュームの上位に来ている保険会社は広告宣伝やテレビCMに力を入れていると考えられます。 実際、「テレビCM企業別アテンション含有率ランキング *」では1位から順に「日本生命」、「ライフネット生命」、「明治安田生命」、「第一生命」などが上位に入っています。 これはネット上での検索ボリュームランキングと重なっていますね。
*テレビCM企業別アテンション含有率ランキング 視聴者のうちの、テレビ画面注視者の割合をランキングにした調査です。
集計期間:2021年10月4日~2022年1月2日
条件:2021年の1年間に一定期間に放送されたテレビCMの視聴率が3000GRP以上の生命保険の全CM
🤔検索ボリュームが多いほど良い保険会社なの?
検索ボリュームが多いからその保険会社が良いということにはなりませんが、認知度はあるといえます。
検索ボリュームは保険会社の広告活動だけではなく、利用者の口コミ・評判・ニュース、その他比較サイトなどのメディアに取り上げられることでも上昇します。
「メットライフ生命」や「太陽生命」などは、TVCMを多く打ち出しているというわけではありませんが、利用者の評判や口コミはなど、良い評判または悪い評判で注目されているといえます保険会社の認知度を評価する基準として参考にしてみてください。
有益情報は保険相談で教えてもらおう
保険会社のランキングは気になります。しかし。どの保険があなたにぴったりかは人それぞれです。保険会社についてランキングを見ましたが、保険は比較して選びたいところです。一気に複数の保険会社の情報を知るには専門家に相談できるの保険ショップやFP相談などがおすすめです。
自分のライフプランも考慮してプロにじっくり保険を相談したい。オーダーメイドに商品設計も提案してほしいと考える場合、私たちには大きく3つの相談先があります。
- 保険ショップ
- 保険会社のライフプランナー
- ファイナンシャルプランナー
3つの相談先の特徴を比較表にしました。
相談先 | 保険ショップ | 保険ライフプランナー | ファイナンシャルプランナー(FP) |
---|---|---|---|
たとえば | ソニー生命 プルデンシャル生命など | 個人相談 | |
業態 | 保険代理店 | 保険会社 | アドバイザー |
相談場所 | 店舗・オンライン | どこでも | どこでも |
相談料 | 無料 | 無料 | 無料・有料(1万円/時間など) |
検討可能な商品 | 複数社 | 一社 | 複数社 |
コンサル・商品設計 | 〇 | 〇 | 〇 |
申込み手続き | 〇 | 〇 | ✖ |
スマートマネーライフでは、 特に私たちが利用しやすい 保険ショップ・保険相談について実際に相談を受けたレポートを紹介しています。是非参考にしてください。
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