本記事は一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
本記事は【広告】を含みます
事故経験者613名に聞いた!「こうしておけばよかった」─自動車事故から学ぶ教訓とは?どう備えるべきか徹底解説

芸能人の交通事故がニュースになるたび、「明日は我が身」と感じる方も多いのではないでしょうか。今回の調査では追突事故や衝突事故などの経験者613名から集まったリアルな声から事故防止・対応のヒントを徹底紹介。さらに100名に深掘り調査を実施し、自動車保険の選び方を探りました。
\ 無料!たった3分で完了/
自動車保険
無料一括見積もりへ
目次:
613名の「こうしておけばよかった」─自動車事故から学ぶ教訓
自動車事故を経験した回答者から寄せられた「こうしておけばよかった」のアルな声をスマートマネーライフ編集部が分析。6つのカテゴリにまとめました。ランキング形式で紹介します。

第1位🥇:運転への意識
「慎重に運転すべきだった」「睡眠をしっかり取っておけばよかった」「自信を持ちすぎていた」など、基本的な運転行動の見直しを求める声が圧倒的でした。油断や疲れによる判断ミスへの反省が目立ちました。
第2位🥈:自動車保険の備え方
「任意保険には必ず入るべき」「弁護士費用特約をつけておけばよかった」「補償内容をもっと手厚くすべきだった」といった声が多く、自動車保険の補償内容をよく理解して契約することの大切さが浮き彫りになりました。
第3位🥉:事故後の行動
「解決を急ぎすぎた」「妥協するべきではなかった」など、事故直後の判断に関する後悔が多数。保険会社に任せる部分と、自ら主張すべき部分のバランスが重要といえます。
第4位:車の装備
ほとんどが「ドライブレコーダー」に関するものでした。「装着していなかった」「後方や駐車中の記録ができなかった」と、証拠が残せなかったことへの後悔が目立ちました。
第5位:初動対応の大切さ
「すぐに警察を呼べばよかった」「現場写真を撮っておけばよかった」など、事故発生直後の対応に関する後悔です。落ち着いて行動し、関係機関へ速やかに連絡することの重要性が再確認されました。
このように、「事前の備え」や「その場の判断」で防げる内容が多い自動車事故の後悔。この調査では事故経験者の教訓を日々の運転や保険の見直しに活かすため、そのヒントについて徹底的に探ります。
自動車事故経験者への調査について
スマートマネーライフ編集部では、自分が運転する自動車で事故に遭った経験がある方を対象に、「こうしておけばよかったと思ったこと」や「今後に生かしたい教訓」について調査を行いました。
3,000名へのアンケート結果から「自分が運転する車で事故経験のある方」は1,223名(40.7%)と全体の4割にのぼりました。 そのうち、事故の経験をもとに具体的な後悔や教訓をコメントとして寄せた613名の回答を分析し、ご紹介します。
さらに後悔しない保険選びのヒントを探るために、回答者613名の内、「自動車保険」に関する後悔に言及した100名に対してより詳しく調査を実施しました。
調査概要
アンケート調査 | |
---|---|
調査期間 | 2025年4月17日~4月18日 |
調査・分析対象 | ・スクリーニング調査第5問で「こうしておけばよかった」にコメントを寄せた-613名 ・自動車保険に関する後悔があった-100名 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査機関 | アイブリッジ株式会社 |
設問内容(スクリーニング n=3000) | 1.過去、ご自身が運転する自動車で自動車事故に遭われた経験はありますか?。 2.その事故では、「あなた」または「相手」の自動車保険を利用しましたか? 。 3.自動車事故の際、「悔しい」・「納得いかない」思いをされましたか? 4.自動車事故にあった際、「悔しい」「納得がいかない」と感じた方にお聞きします。どのような点に不満がありましたか?当てはまるものをすべて選んでください。 5.自動車事故に遭ったご経験から「こうしておけばよかった」と思ったことや、「今後に生かしたい教訓」があれば教えてください。 |
設問内容(本調査 n=100) | 1.ご自身が経験された自動車事故について教えてください。 2.ご自身の自動車保険契約で、実際に使用された補償を教えてください。 3.事故時に、ご自身の自動車保険契約について悔しい思いをされた方は、内容について当てはまるものを選んでください。 4.前の質問で「保険の補償対象外で支払われなかった費用があった」を回答された方、その内容を具体的にご回答ください。 5.前の質問で「自分の保険会社の対応に不満があった」と回答された方は、具体的にどのような点が不満につながりましたか?(3つまで選択可) 6.自動車事故をご経験されたからこそ、保険会社選びで特に重視すべきだと感じたことを一つご回答ください |
1位 運転への意識 37.7%(231名)
圧倒的に多くの方が事故の反省教訓として挙げていたのは、「注意不足」「確認不足」「スピードの出し過ぎ」など基本的な運転動作の徹底でした。

特に「目視」「後方確認」「一時停止」「周囲への注意」など、安全確認の重要性を痛感した声が多く、慣れや油断による判断ミスを悔やむコメントも目立ちました。
運転行動の基本を見直すべきだった
「慎重な運転」「ながら運転の禁止」「焦らず落ち着いた判断」など、日々の意識改善が事故防止に不可欠だと再認識されています。
バックの際、後方確認を片側のみ行ってしまった故の事故なので、もう少し思慮深く対応するべきだった。
26歳男性 宮城県
信号ばかりみて前の車をみてなく追突したので、見切り発進はしないように気をつけてます
51歳女性 宮城県
慣れている道だからと油断しない。
38歳愛知県 男性
体調・気持ちの余裕が重要
「急いでいた」「疲れていた」「焦っていた」といった気分や体調が判断ミスや操作ミスを招いたという声が多く見られました。余裕を持って行動することが、事故を防ぐ第一歩と言えます。
居眠り運転対策にガムを準備しておけばよかった
37歳男性 大分県
疲れてる時の運転はできるだけ控える
21歳女性 岩手県
運転する際は時間に余裕を持って行動するように心がける
39歳女性 静岡県
運転を過信せず運転環境によっては十分気を付ける
事故を経験したことで、「自分は大丈夫」と思い込んでいた意識を改めたという声がありました。環境や時間帯によっては、普段以上の注意と慎重さが必要といえます。
夜中に不慣れな道を運転しなければ良かった。
51歳男性 東京都
自分の運転を過信しない
58歳女性 愛知県
そもそも防げなかった/運転しない選択
安全運転だけでは限界があることを実感し「防ぎようがなかった」という事故もあります。運転そのものを控えたり、車に乗らない生活を見直すきっかけになったという人もいました。
気をつけていてもぶつかって来られたら終わり
36歳女性 愛媛県
車は必要な時のみでいいな、と思いました。
36歳男性 東京都
2位 自動車保険の備え方 25.9%(159名)
事故後の反省として次に多かった回答は、自動車保険の備え方に関する回答でした。

自動車保険に関するコメントの内容は、大きく「保険契約の見直し」と「保険会社の選び方」2種類に分けられます。 保険契約は事前の準備で事故の軽減する項目ですので、さらに100名に深堀したより詳しい調査も後ほど紹介します。
任意保険への加入・車両保険・弁護士費用特約の重要性
事故を経験したことで、自動車保険(任意保険)の重要性を改めて実感した人が多く、次に「弁護士特約」「車両保険」といった名称が頻出していました。
小さいことでも弁護士特約に入ってたら使うべきと思った
48歳男性 千葉県
自損の車両保険に入っておければ良い。
52歳男性 長野県
何が起こるかは、わからないので、しっかり、保険に入るべき
64歳男性 大阪府
保険契約の内容や保険会社の選び方についての反省
「どんな補償があるか事前にもっと調べておけばよかった」など、補償内容の理解不足が後悔につながった声がありました。また、「信頼できる保険会社が大切」といった保険会社の対応に対するコメントも目立ちました。
保険の補償内容は自分である程度把握しておいた方がよい。
46歳男性 神奈川県
保険会社をもっと丁寧に選ぶべき
56歳女性 鹿児島県
3位 事故後の対応 21.5%(132名)
事故対応に関するコメントでは、「冷静な対応」「知識の重要性」「妥協せず自分の主張をしっかり伝えること」が多く挙げられました。 中には「録音すべきだった」「示談を急ぎすぎた」など、交渉や証拠の大切さを痛感する声も見られました。

「保険会社に任せた方がいい」という意見もありつつも、一方では「納得いくまで主張を続ける姿勢」や、「事前の知識のありなし」で事故後の後悔で差が出るようです。
基本は保険会社に任せつつも、「納得いかない。」「わからない」ことがあれば遠慮せずに確認していく姿勢が大切といえます。
事前知識を持ち、保険会社に任せる
事故にあった時の対応方法をもっと知っとくべきだった
39歳男性 福岡県
相手から無理難題を言われたようだが、保険屋にお任せしていたので穏便に済んだ。自分でやろうとしないでよかった。
64歳男性 埼玉県
納得を重視し、解決を急がない
保険会社にお任せせず、しっかりと自分が納得するまで交渉する
62歳男性 奈良県
後にムチウチがでたので早く回答して損をした。
43歳男性 愛知県
現場で示談しない
70歳男性 京都府
4位 車の装備 8.6%(53名)
自動車の装備に関する教訓は92.3%が「ドライブレコーダー」に関する内容でした。
装備していない回答者は「装備が必要」と回答。一方、「当て逃げをされ相手が分からず自分の保険で修理した。」「無謀な自転車による事故」など、「装備していても機能しなかった」という後悔もあるため、ドライブレコーダーは「駐車中の当て逃げ」や「後方の記録」も記録できる高機能が求められます。
高精度なドライブレコーダーの必要性
ドライブレコーダーをきちんと取り付ければ良かった
31歳女性 鳥取県
ドラレコを監視モードにしておけばよかったと思った
51歳男性 島根県
ドラレコ の全方位が必要
61歳男性 東京都
24時間360度撮影のドラレコを付ければ良かった。
52歳女性 神奈川県
5位 初動対応の大切さ 5.5%(34名)
初期対応とは事故発生直後、現場での対応です。「すぐに警察と保険会社へ連絡すべきだった」という声が76.4%と圧倒的に多く見られました。次に「現場写真を撮っておけばよかった」というような現場の記録が11.8%と続きます。
自動車事故では警察への届け出が義務です。(道路交通法72条1項)。軽微な事故でも「警察を呼ぶ」ことは忘れずに速やかに110番に連絡しましょう。参考:国土交通省│交通事故にあったらまずどうする?
また事故直後こそ落ち着いて、証拠を残しつつ迅速に関係機関へ連絡する行動が、後のトラブルを防ぐポイントです。
まずは警察を呼ぶ
相手の事情より、さっさと警察呼んでればよかった。
65歳女性 千葉県
事故にあったらすぐに保険会社と警察に連絡すること
46歳男性 岡山県
現場写真はとにかく撮る
事故当時の写真などを何度も何枚も取っておけば良かった。
60歳男性 愛媛県
車を移動させる前に現場写真を撮っておきたかった
66歳男性 福島県
613名調査結果─事前の準備で事故の後悔を防ぐ!
「自分の運転に慎重になること」の回答が多数でしたが、当て逃げや停車中に追突される。無謀な運転をする自転車と事故になったなど、避けられない事故も多数あります。
そこで、事故経験者の経験談から、「自動車保険の契約」「保険会社の選択」「ドライブレコーダーの装備」など事前の準備で防げる事故の後悔についてスマートマネーライフ編集部が注目したポイントを紹介します。
事前準備で 事故の後悔を防ぐ!
任意保険の加入は必須
車を運転するのであれば任意保険は加入必須です。
しかし、今回の調査では自損事故も補償できるフルカバー(一般条件)の補償範囲で付帯しておくことが推奨されます。 今回のアンケートでは自動車事故を経験した回答者の内、悔しかったことの原因として「自動車保険に加入していなかった」の回答が全体の4%もありました。 さらに市場調査では自動車を運転する人の内、およそ10%が任意保険未加入という情報があります。 そのため、自分は任意保険に入っているのに事故相手が無保険で、納得いかない思いをする回答者もいました。
相手が保険に入っていない場合も想定しておけば良かった
39歳男性 宮崎県
このようにすべての車が加入することが理想ですが、現実問題「すべての車が自動車保険に加入しているわけではない」という前提の上で自動車保険の補償内容を検討することが重要といえます。
例えば・・・自分が停車中の事故で、相手に追突された場合。相手が保険に入っていないと、泣く泣く自分の車の修理代を自費で出すことになります。 車両保険に入っていればカバーできますし、自分の車両保険を使っても「等級プロテクト(車両保険無過失特約)」があれば、次年度の等級を下げずに済みます。
事故の知識で「知らなかった」を最小限に
保険の契約内容や補償範囲、事故後の対応手順、過失割合や時価額の仕組みなど、 基本的な知識を持っていなかったことで不利になったり、納得のいかない対応になってしまったという声も目立ちました。
特に、「弁護士費用特約をつけていなかった」「修理代が時価額でしか出ないとは知らなかった」「人身事故にすべきだったのに物損にしてしまった」といった具体的な後悔が多く、自動車保険は単に加入するだけでなく、内容を理解して活用できる状態にしておくことが大切といえます。
また、事故対応に慣れていないことで冷静さを欠き、写真を撮り忘れたり、相手の言い分に押されてしまったというケースも少なくありません。事前に対応の流れや基本知識を備えておくことで、事故後の判断に自信を持ち、後悔のリスクを減らすことができます。
事故対応の流れをあらかじめ頭に入れておく
事故発生から警察・保険会社への連絡、現場記録など、基本フローを知っておく。
保険内容は事前にしっかり把握しておく
特約や免責、補償範囲など、自分の契約内容を理解しておくことでトラブル回避に。
「過失割合」や「等級制度」の仕組みを理解しておく
車両保険の時価額や等級の影響も把握しておくことが重要。
補償内容や契約条件は定期的に見直す
契約の更新の漏れがないか、状況や車の価値や運転する人で保険が漏れることはないか。使用環境の変化に合わせて、必要な補償があるか確認を。
弁護士費用特約・車両保険はつけておく
自動車保険については、具体的に「弁護士費用をつけていればよかった。」「車両保険に加入していてよかった」といったコメントが多く見られました。
自動車保険全般に関しては、100名に行った徹底調査結果でより詳しく調査しています。
弁護士費用特約
弁護士費用特約は自動車保険の特約です。 契約者やその家族、契約車両に乗っている人が自動車事故の被害者になった場合に、相手に対して損害賠償を請求するための弁護士費用をカバーしてくれます。
保険料に与える影響は少ない特約ですので、見積もりの際に付帯して保険料を確認してみましょう。さらに家族が入っていれば使えますので、いざ事故になった場合、家族の契約で使えないか確認してみましょう。
参考記事:自動車保険に弁護士費用特約は必要か?元弁護士が徹底解説
車両保険
車両保険は任意保険の基本補償ですが、付帯するかどうかは契約時に選択可能です。 補償範囲は一般条件(フルカバー)と呼ばれる自損事故もカバーするタイプと、自損事故など一部の保障を除く限定条件(エコノミー)の2種類あります。
車両保険をつけるとすると保険料が倍近く高くなるため、車両保険を外している方もいるでしょう。しかし今回の調査では自損事故も補償できるフルカバー(一般条件)の補償範囲で付帯しておくことが推奨されます。
参考記事:車両保険入らない?専門家の見解は?
事故対応は保険会社に任せつつも、遠慮せず焦らない
契約者にも過失がある場合は、通常保険会社が相手側との示談交渉を行います。
自動車事故対応の保険プロに任せつつも、自分の主張や要望は遠慮せずにきちんと伝える。気になることがあれば細かく質問する。怪我など気になることはしつこくても頑張って主張する。といった対応が後々の後悔を小さくするポイントといえます。
また、後々身体に症状が出たり、病院に言っておけばよかったといった後悔の声も聞かれましたので身体に異常がある場合は、示談を焦らずに病院できちんと検査をしましょう。
高精度のドライブレコーダーを装着
ドライブレコーダーについては装着だけでは安心ではなく、後方の確認・停車中の監視モードなども求められます。
特に加害者が逃げてしまうような相手が分からない事故では、自分の自動車保険を利用するしか方法がないという、最も納得いかない状況になってしまいます。 こういった事故で相手を特定できると、対物賠償請求も可能ですので、ドライブレコーダーが威力を発揮します。
さらに100名へ調査─自動車保険はどう選ぶべき?
100名への追加調査では、実際に使われた補償として「車両保険」や「対物・対人賠償」が多く挙げられました。「弁護士費用特約」も、事故後に後悔しないための重要な備えとして注目されています。また、保険会社選びでは「事故時の対応が丁寧で早いこと」が最も重視される傾向にありました。
「自動車保険の備え方」は、事故後の後悔を減らすための重要なポイントです。
そこでスマートマネーライフ編集部では「今後に生かしたい教訓」として自動車保険について言及した100名に対し、補償内容や保険会社の選び方についてさらに詳しく調査を行いました。
Q.ご自身が経験された自動車事故について教えてください。
使用した補償 | 回答者数 |
---|---|
追突事故(停車中・走行中) | 40 |
右折・左折時の衝突 | 24 |
出会い頭の衝突(交差点などでの衝突) | 17 |
正面衝突、路外逸脱、工作物(電柱・ガードレールなど)への衝突 | 10 |
歩行者が道路を横断中の事故 | 3 |
その他 | 2 |
回答者:100名(単一回答)
事故の内容は追突事故が一番多く、続いて衝突など、自分と相手の車に損害が発生する事故が多く見られます。
Q.ご自身の自動車保険契約で、実際に使用された補償を教えてください(複数回答)
使用した補償 | 回答者数 |
---|---|
対物賠償(相手の車・財物の損害賠償) | 44 |
車両保険(自分の車の損害補償) | 39 |
対人賠償(相手の死傷の賠償) | 23 |
人身傷害・搭乗者傷害(自分・同乗者のケガを補償) | 18 |
対物超過修理費用特約(相手の車の修理費が時価を超えた場合に補償) | 14 |
レンタカー特約(修理中のレンタカー費用) | 13 |
弁護士費用特約(自動車事故の交渉における弁護士費用補償) | 11 |
車両無過失事故に関する特約(100%被害事故で車両保険を利用した場合でも等級ダウンしない。等級プロテクト) | 9 |
事故現場急行サービス(アルソックやセコム隊員が事故現場に来てくれる) | 7 |
車両新価特約(新車価格で補償。価値下落の補償) | 4 |
相手側の保険を使用 | 4 |
その他 | 2 |
回答者:100名(複数回答)
追突事故が多いことから、自動車保険では「対物賠償」「車両保険」「対人賠償」の補償が多く利用されています。これに続いて、相手車両の修理費が賠償限度額を超えた場合に備える「対物超過費用特約」や、修理期間中の代車費用を補償する「レンタカー特約」も実際に使った補償として目立ちます。これらの特約は、契約時に意識的に付帯しておくことで、実際の事故時に役立つ補償となります。
一方、「弁護士費用特約」は、実際に使用した人は少なかったものの、後悔の声として多く挙がっており、「付帯しておけばよかった」と感じる補償の代表例となっています
Q.事故時に、ご自身の自動車保険契約についての悔しい思いについて当てはまるものを選んでください。(5つまで選択可)
回答内容 | 回答者数 |
---|---|
自分の保険会社の対応に不満があった | 27 |
車両保険の補償額が少なく、保険金が十分に出なかった | 25 |
事故対応のサポートが遅かった・不十分だった | 22 |
過失がなかったのに相手の保険が使えず(相手が不明で)、自分の車両保険を使用して修理・買い替えした | 18 |
弁護士特約がなく、相手との交渉や請求に苦労した | 16 |
免責金額を高く設定しており、思ったより自己負担が大きかった | 15 |
新車だったのに事故車扱いになり、売却価値が大きく下がった | 14 |
保険の補償対象外で支払われなかった費用があった | 14 |
その他 | 9 |
修理中のレンタカー費用などが自己負担になった | 6 |
回答者:100名(複数回答)
保険に対しての悔しい思いをより細かく分析すると「保険会社への対応」についての不満が多く、保険契約については「車両保険」への不満が目立ちます。
Q.前の質問で「自分の保険会社の対応に不満があった」と回答された方は、具体的にどのような点が不満につながりましたか?(3つまで選択可)
回答内容 | 回答者数 |
---|---|
相手側との交渉を十分に行ってくれなかった | 15 |
担当者の対応が遅かった・不親切だった | 13 |
こちらの主張をうまく代弁してくれなかった | 9 |
対応が事務的・冷たく、安心感がなかった | 9 |
保険金の支払い手続きが複雑で分かりにくかった | 4 |
説明不足 | 1 |
回答者:27名(複数回答)
保険会社への不満に対するより細かい調査では「相手方との交渉が不十分だった」「対応が遅かった」といった声が目立ちました。こうした交渉力や対応力は、契約時点で判断するのが難しいのが実情です。いざというときに備え、納得がいかない場合は担当者の変更を依頼する、弁護士費用特約を活用するなど、自分の立場を守る手段も把握しておくことが重要です。
Q.自動車事故をご経験されたからこそ、保険会社選びで特に重視すべきだと感じたことを一つご回答ください
回答内容 | 回答者数 |
---|---|
事故時のサポート対応が丁寧で早いこと(不安なときにすぐ相談できる) | 31 |
自分の主張や希望をしっかり伝えてくれる会社 | 22 |
担当者の問題なので、保険会社の評価より補償内容が重要 | 12 |
口コミや事故対応の評判が良い会社を選ぶこと | 11 |
契約内容の説明がわかりやすく、丁寧であること | 9 |
事故現場にアルソックやセコム隊員が駆けつけて、現場の初期対応をサポートしてくれるサービスがある | 8 |
対面で相談できる窓口がある会社 | 5 |
弁護士特約・同程度の車が買い直せる車両保険を付けておくこと | 2 |
回答者数:100名(単一回答)
保険会社にはすぐに相談できてレスポンスをくれる対応が求められます。口コミやレビューはこの部分に注目してチェックすると効率的に情報収集できるといえます。
100名調査結果─自動車保険で後悔を防ぐ!
実際に自動車事故を経験した100名の回答をもとに、「入っていてよかった」「入っておけばよかった」と感じた補償や、保険会社への評価で共通して挙がったポイントを整理しました。
任意保険の基本補償に加え、見直すべき補償内容や保険会社選びの視点として参考にしてください。
自動車保険で後悔を防ぐ!
- 車両保険は「保険金額」と「車両新価特約」
- 「弁護士費用特約」はつけておくべき
- 口コミのチェックポイントは「事故時のサポート対応が丁寧で早い」
車両保険には加入すべき。「保険金額」はよく考えて。新車の場合は「車両新価特約」も付けると安心
事故後、「車両保険に入っておけばよかった」と感じた人は少なくありません。補償範囲は自損事故もカバーできる一般条件を推奨します。
特に相手のいない事故や、相手が保険に入っていない場合、修理費が全額自己負担になるリスクがあります。保険金額の設定は中古車市場もよく見ながら「現実的にいくら必要か」から逆算しましょう。
また、補償金額は車の時価額が基準となるため、新車を購入したばかりの方は「車両新価特約(新車特約)」の付帯がおすすめ。修理をしてしまうと事故車になって価値が大きく下がることが想定されますので、十分な補償を受けられるよう備えておくことで、いざという時の後悔を防げます。
弁護士費用特約はトラブル時に強力な味方になるので加入を推奨
事故後の交渉やトラブル対応で「弁護士費用特約があればよかった」と感じた人は多く見られました。保険契約への不満で多かった「車両保険」の評価額に関する交渉などでも力を発揮します。
相手との話し合いがこじれたり、保険会社の対応に納得できなかった場合でも、専門家に相談できる環境があることは大きな安心につながります。保険料への影響が少ない割に得られるメリットが大きいため、特に自動車事故の対応に不安がある方には付帯を強くおすすめします。小さなトラブルでも使える場面は意外と多い特約です。
弁護士費用特約は同居家族や未婚別居の子どもの自動車事故も補償範囲です。新規契約の際は重複していないか注意しましょう
保険会社のレビューは「事故時のサポート対応が丁寧で早いこと」を重視する
事故後に保険会社への不満として多かったのは、「対応が遅い」「事務的で冷たかった」「こちらの主張をうまく代弁してくれなかった」といった声でした。一方で、「丁寧で迅速な対応に救われた」と感謝する声も。
保険会社選びでは補償内容だけでなく、実際の事故対応に関する口コミやレビューのチェックも重要です。
とくに“困ったときにすぐ相談できる体制”があるかどうかは、契約時の判断材料としてしっかり確認しましょう。
保険会社選びは自動車保険の一括見積もり
保険会社の自動車保険見積もりは何度も自分の条件を入れるため、非常に時間と労力のかかる作業です。
しかし、自動車保険の一括見積もりで一度条件を入力すれば、「車両保険」、「弁護士費用特約」まで付けても一番安い保険会社がすぐに出てくるので、効率よく最適な保険会社を選択できます。
情報入力はたったの3分。上手に活用して、自動車保険見直しのひと手間で事故の備えを万全にしましょう
\ たった3分で完了/
自動車保険
無料一括見積もりへ