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20代におすすめの自動車保険│補償内容別に安いと評判の保険会社を徹底比較!

車の維持費の中で自動車保険が占める割合は高く、その支払いについて悩んでいる人も多いです。 特に年齢の若い20代は保険料が高くなりやすいため、補償を充実させつつ保険料を抑えるのも一苦労。 この記事では20代が自動車保険に加入する際に抑えておきたいポイントと、実際の補償例から忖度なしの保険料比較を紹介します。
目次

記事執筆
宇野 源一
大学卒業後、大手メーカー系自動車ディーラーに就職。その後、金融業界の業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事しながら、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格を取得。2018年よりライターとしても活動。FP視点でのカーライフを提案することが得意。
20代で自動車保険を上手に選ぶポイントは?
20代は学生であったり社会人になりたてということもあり、収入が決して多くはありません。少ない収入で十分な補償を得るためには、以下のポイントを参考にしましょう。
ポイント
- 親の特約(弁護士費用・個人賠償)を活用できる場合が多い
- 同居の親が高い等級を持っていれば譲ってもらう
- 車両保険を付けるかどうかは車の価値と家計の余力で判断
- 年齢制限をつけると保険料が安くなるので毎年必ず見直すべき
- 運転者限定も保険料節約の近道
親の特約(弁護士費用・個人賠償)を活用できる場合が多い
自動車保険には、家族のうち誰かが加入していれば家族全員がカバーされる特約が2つあります。事故で弁護士に交渉を頼んだ時に費用を保険会社が出してくれる弁護士費用特約と、日常生活で発生した損害を保険会社が支払ってくれる個人賠償責任特約です。
これらは同じ家に住んでいる家族と別居の未婚の子が対象になるので、学校の寮に住んでいる、就職して実家を出ている人でも特約に入らなくても適用されます。
また、これらの特約は自動車保険以外の損害保険(火災保険)にも付帯されていることがありますので契約前に確認しましょう。
同居の親が高い等級を持っていれば譲ってもらう
20代という若い年代だと、自動車保険に新規加入すると保険料が高額になります。それを避ける方法として、同居している親が加入している等級の高い自動車保険の名義を変えることで割引率の高い保険に加入できます。そして、親の車は新たに自動車保険に加入することで、家庭内でのトータルの支出を抑えることができます。
車両保険を付けるかどうかは車の価値と家計の余力で判断
事故などで車が傷ついてしまった時、車両保険に入っていれば保険で修理費用が支払われますが、車両保険を付けると保険料が一気に上がります。保険に加入するなら補償はフルで入っていた方が安心ですが、予算の範囲内で決めるようにしましょう。
車両価格が安い、年式の古い車であれば車両保険に入らない。逆に新車や年式の新しい車は購入価格が高いので、万一に備えて車両保険は入るという判断も大切です。
年齢制限をつけると保険料が安くなるので毎年必ず見直すべき
少しでも保険料を下げたいのなら、車を運転できる人の年齢に制限を設けましょう。 多くの保険会社では、全年齢・21歳以上・26歳以上・30歳(35歳)以上と運転する人のリスクに合わせて段階的に年齢制限を設定することで保険料の割引をしています。
免許を取ったばかりの学生の場合、全年齢対象の保険に新規加入すると保険料が高くなりますので、車を買う前にどれくらいの保険料になるのかシミュレーションするようにしましょう。
また、別居の未婚の子は年齢制限の対象外となります。学生寮で生活している子供がいる場合は年齢制限を子供に合わせる必要がないので、保険料の上昇を抑えられます。
運転者限定も保険料節約の近道
年齢に加え、車を運転する人を絞ることでリスク低減による保険料の低下が見込めます。 運転者の範囲は、制限なし・家族限定・本人配偶者限定・本人限定とすることができます。
自分の車は家族以外の人は運転させない、というようにすると保険料を安くできます。また、別居の未婚の子は家族限定であれば運転可能です。
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20代おすすめ補償プラン×安いと評判の保険会社(軽自動車・スポーツカー・SUV別)
20代のおすすめ補償を年齢と載っている車をタイプの違う3つに分けてそれぞれのおすすめ補償プランを紹介します。 安いと評判の保険会社4社の保険料比較もそれぞれのおすすめプランで紹介します。
年齢・車種別3つのタイプ
安いと評判の保険会社│100名調査結果*
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回答人数:100名
調査期間:2025年5月20日~5月27日
調査方法:マクロミル株式会社
3つのタイプおすすめ補償×安いと評判の保険会社保険料をそれぞれ詳しく紹介します。
【おすすめ】20歳 女性(大学生)軽自動車(2015年式スズキラパン、型式:HE33S)
どんな契約者タイプ?
属性 |
使用目的:通学(片道15km) 年間走行距離:8,000km 免許の色:グリーン 等級:7S |
ポイント |
|
おすすめ補償例
保証内容 | 内容 |
---|---|
対人・対物 | 無制限 |
人身傷害 | 3,000万円 |
搭乗者傷害 | 最低限 |
車両保険 | なし |
おすすめ特約 | 対物超過 |
年齢条件等 | 全年齢、本人限定 |
保険料の比較
損保会社 | 年額(年払い) | 月額(月払い) |
---|---|---|
ソニー損保 | 98,050円 | 8,580円 |
最安 SBI損保 | 74,590円 | 6,700円 |
チューリッヒネット専用 | 引受不可 | 引受不可 |
おとなの自動車保険 | 112,560円 | 10,220円 |
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執筆・監修宇野源一さんコメント
親御さんが車を持っていて、かつ11等級以上の自動車保険に加入していると「セカンドカー割引」が適用されて7等級から保険を契約できます。保険料が安いと言われている軽自動車ですが、車両保険に入っていなくても年齢制限がないので保険料が高額になります。
同居していれば親御さんの保険を引き継げるのですが、今回のケースだと下宿していますので、できません。1年我慢すれば年齢条件を21歳以上にできるので、翌年以降は大幅に保険料を抑えられるでしょう。
【おすすめ】23歳 男性(会社員)スポーツカー(2018年式 トヨタ86、型式:ZN6)
どんな契約者タイプ?
属性 |
使用目的:レジャー 年間走行距離:13,000km 免許の色:グリーン 等級:7S |
ポイント |
|
おすすめ補償例
保証内容 | 内容 |
---|---|
対人・対物 | 無制限 |
人身傷害 | 5,000万円 |
車両保険 | エコノミー型(車両価格185万円、免責0−10) |
おすすめ特約 | 対物超過 |
年齢条件等 | 21歳以上、限定なし |
保険料の比較
損保会社 | 年額(年払い) | 月額(月払い) |
---|---|---|
ソニー損保 | 158,270 円 | 13,850 円 |
最安 SBI損保 | 97,390円 | 8,750円 |
チューリッヒネット専用 | 246,790円 | 一括払いのみ |
おとなの自動車保険 | 108,190円 | 9,810円 |
※ チューリッヒネット専用は車両保険免責金額「5-10万円」
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執筆・監修宇野源一さんコメント
スポーツカーは事故リスクが普通の乗用車と比べると高いとみなされ、保険料が高額になる傾向があります。車両保険をエコノミーにしていてこの価格なので、もう少し負担を減らすのであれば免責金額を5−10にして、車対車免ゼロ特約にするなど工夫すると良いでしょう。
親御さんと同居しているので、親御さんの保険を引き継ぎ、親御さんが新規で契約する「等級シャッフル」を活用すると世帯全体での保険料は安くなるかもしれません。
【おすすめ】28歳 男性(会社員)SUV(2023年式 トヨタRAV4、型式:MXAA54)
どんな契約者タイプ?
属性 |
使用目的:レジャー 年間走行距離:8,000km 免許の色:ブルー 等級:8等級 |
ポイント |
|
おすすめ補償例
保証内容 | 内容 |
---|---|
対人・対物 | 無制限 |
人身傷害 | 5,000万円 |
車両保険 | 一般条件(車両価格300万円、0−10) |
おすすめ特約 | ・車両新価特約(400万円) ・対物超過 |
年齢条件等 | 26歳以上、限定なし |
保険料の比較
損保会社 | 年額(年払い) | 月額(月払い) |
---|---|---|
ソニー損保 | 103,910 円 | 9,100円 |
SBI損保 | 95,650円 | 8,590円 |
最安 チューリッヒネット専用 | 55,820円 | 一括払いのみ |
おとなの自動車保険 | 95,390円 | 8,670円 |
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※ チューリッヒネット専用は車両保険免責金額「5-10万円」
※ チューリッヒネット専用は新価特約の取扱なし
執筆・監修宇野源一さんコメント
ディーラー加入(代理店型)からインターネット型損保に切り替えることで保険料が抑えられるケースです。ディーラーのおすすめプランを崩さずに補償内容が充実したネット損保にするのが、安心感を残しつつも保険料を抑えるポイントです。
保険会社によっては車両新価特約が付帯できない場合もありますので、残クレなど事故に遭った際にリスクとなり得る車の買い方をしている場合は、保険料よりも補償内容で保険を選ぶようにしましょう。
20代の自動車保険はなぜ高い?
理由1:若いと事故リスクが高いとみなされる
理由2:等級が進んでいないので割引率が低い
理由1:若いと事故リスクが高いとみなされる
一般的に、運転者の年齢が若い=経験が浅いとみなされるため、ベテランドライバーと比べると事故のリスクが相対的に見て高いと判断されます。そのため、20代前半までの自動車保険はそれ以上の世代と比べると割高になってしまうのです。
理由2:等級が進んでいないので割引率が低い
自動車保険は契約年数が長くなればなるほど、さらに契約中に事故を起こさないと等級が上がっていきます。等級が上がると保険の割引率が高くなっていきます。
一方で若い時にに入った自動車保険は等級が低く割引率も低いため、保険料が高くなってしまうのです。
20代で車両保険は付けるべき?🤔
- 車の価値が高くローン返済中の場合は付けるべき
- 軽自動車や古い車は付けない選択も合理的
- 免責金額は修理代を払える余力があるかで判断
💵🚘車の価値が高くローン返済中の場合は付けるべき
新車でなくても、万一に備えて車両保険を付けることをおすすめします。特にローンの返済が残っている状態で事故に遭って廃車となってしまうと車が手元にないのにローンを払い続けなければならなくなります。
予算の兼ね合いもあるかと思いますが、少なくともローン返済が終わるまでは入っておくことをおすすめします。
🚗✅軽自動車や古い車は付けない選択も合理的
車両価値が低い車(年式の古い軽自動車など)は、車両保険に入っても支払われる保険金が安いです。それであれば事故に遭ったら諦め、保険料を安めに抑えるというのも一つの判断基準といえるでしょう。
🔧🪙免責金額は修理代を払える余力があるかで判断
車両保険を付けたけど予算の関係で免責金額を設定するケースもありますが、免責金額は修理費の一部を自己負担するものです。免責金は5万円もしくは10万円と決して安い金額ではありません。
免責金額を負担して車を修理したら、さらに翌年度以降は保険料が上がりますのでトータルの保険料が免責なしと比べると高くなることもあります。目先の保険料にとらわれず、保険を使ったことも想定したトータルの支出額でシミュレーションしましょう。
まとめ
20代で車を買うと、支払う保険料が高くなりがちですが、家族の協力を得たり加入する保険の内容を工夫したりすることで支出を抑えることもできます。
収入が少ない若いうちだからこそ、自動車保険についてしっかりと検討することで良いカーライフを送ることができるでしょう。