土日でも融資可能なカードローン - 即日借りる方法解説
本記事は、土日に即日融資を受けたい方向けに書かれています。さまざまな貸金業者・金融機関がありますが、土日に即日融資を受けたいならば大手消費者金融から選ぶ必要があります。
その理由と、具体的に土日にお金を借りたい方におすすめの消費者金融を紹介します。また、土日に即日融資を受けるポイント・注意点も確認できます。
この記事の執筆者:高柳政道 資産運用・生命保険・相続・終活・ローン・クレジットカードなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛ける。Xアカウント/Facebookアカウント |
【結論】土日に即日融資を希望するなら「消費者金融カードローン」がおすすめ
土日でも祝日であっても、最短即日で融資を受けることは可能です。
ただ、全てのカードローンが土日に即日融資を受けられるわけではありません。公的機関や銀行などが提供するローンは土日に窓口が休みになるので基本的に即日融資はできず、土日に申し込んでも翌月曜日以降に審査が行われます。
土日に即日融資を受けるなら、 24時間365日いつでも申し込めて毎日審査をしている「消費者金融カードローン」が最適です。
消費者金融カードローン | 公的機関のローン | 銀行のフリーローン | |
---|---|---|---|
土曜日 | 〇 | × | × |
日曜日 | 〇 | × | × |
祝日 | 〇 | × | × |
また、当日中に契約さえできれば「振込」「(スマートフォンアプリの)ATM操作」によって最短即日の融資を受けられます。
振込については「モアタイムシステム*」に対応した金融機関であれば、銀行窓口が休日にあたる土日祝日でも最短10秒~数分程度で振込をしてもらうことが可能です。
*モアタイムシステムとは、全銀システム稼働時間拡大のことで、24時間365日即時振込ができます。振込先の銀行が、モアタイムシステム(全国銀行資金決済ネットワーク)への参加している銀行ならば、利用が可能です。
メガバンク、地方銀行、第二地方銀行ならばほとんどが参加しています。自分の利用してる銀行が、モアタイムシステムに参加しているかどうかは、念のため調べたい場合は全銀システムの該当のページで確認することができます。
土日に即日融資を受けるならココ!おすすめの大手消費者金融3選
即日融資を受けるなら「消費者金融」がおすすめ、なかでも消費者金融がおすすめと紹介しました。
大手の消費者金融は毎日審査をしており、審査受け付け時間も長いことから 即日融資ができる可能性が最も高いためです。
ここでは、土日の即日融資におすすめの「大手消費者金融」として以下の3社を紹介します。
プロミス
大手消費者金融のなかでも、即日融資でお金を借りたい人におすすめできるのがプロミスです。
審査スピードが理由です。プロミスは、 申し込みから融資まで最短「3分」で完了することが公式サイトに明記されています。
ほかの消費者金融は大手でも「18分」「20分」「25分」など15分以上の時間が確実にかかると考えられますが、プロミスなら数分で借入できる可能性があります。
また、スマホATMは「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」の両方に対応しているため、契約後はすぐに近くのコンビニで借入できます。
アイフル
アイフルも、プロミスに次いで申し込みから融資までのスピードが早い消費者金融です。最短18分で融資を受けられるため、急いでいるときでもスピーディにお金を手に入れられる可能性があります。
大晦日や年末年始でも審査を受けられるため、金欠の際の申し込み先として重宝するでしょう。
プロミスと同じくセブン銀行ATMとローソン銀行ATMの両方でスマホATMを利用できる点もメリットです。
また振込の利便性も高く、全国約1,200の金融機関で24時間365日振込みに対応しています。
アコム
アコムも、最短20分の即日融資に対応している大手消費者金融です。審査対応時間が21:00までとなっており、それまでに契約を完了させれば当日中にお金を借りることができます。
また、振込融資のスピードも早く、例えば楽天銀行であれば24時間いつでも最短10秒で振込が完了します。
カードローン機能がついたクレジットカード「ACマスターカード」を、最短即日で発行できる点も強みです。国際ブランドのMastercardがついているのでさまざまな店舗やサービスでの支払いに利用できます。
土日に即日融資を受けるために知っておきたいポイント
前項で紹介した大手消費者金融であれば、どこに申し込んでも土日に融資を受けることは可能です。
ただ、審査時間内に契約まで進めておかないと即日で融資を受けることはできないため、少しでも審査が早く進むように工夫することが求められます。
ここでは、土日の即日融資が実現する可能性を高めるためのポイントとして、以下の4つを紹介します。
- ①審査時間内に「契約」まで済ませるように前もって申し込む
- ②本人確認書類や収入証明書類は正確なものを事前に用意する
- ③土日休みの企業勤めなら「原則電話での在籍確認がない」ことを確認する
- ④ATMで借りたいならローンカードの受け取り方に注意
①審査時間内に「契約」まで済ませるように前もって申し込む
土日のうちに即日融資を受けたい方で勘違いしがちなのは、消費者金融の審査対応時間です。
消費者金融カードローンは24時間365日いつでも申し込むことができますが、審査対応時間は別で設定されています。審査を行う時間は消費者金融ごとに設定が異なるものの「9:00~21:00」の12時間のうちに審査が実施されるケースが一般的です。
つまり、21:00より後の時間に申し込んでもその日の審査は締め切られているため、即実融資を受けることができません。融資を受けられるのは、早くても翌営業日以降です。
また、21:00直前ギリギリに申し込んでも、同様に即日融資は受けられません。
消費者金融の審査にかかる時間はそれぞれ異なりますが、表記上はプロミスでも最短3分、アイフルやアコムでは最短でも18~20分が必要です。これらの時間はあくまで「最短」の時間のため、人によっては審査完了までに数十分~1時間以上かかることもあります。
即日融資を受けるなら審査にかかる時間を考慮して最短でも審査対応時間が終了する1時間以上前、 可能ならお金が必要な日の午前中に申し込みを完了させることをおすすめします。
②本人確認書類や収入証明書類は正確なものを事前に用意する
審査をスムーズに完了させるなら、以下のような書類は事前に手元に用意しておきましょう。
即日融資のために準備しておくべき書類
- 本人確認書類
- 収入証明書類(借りる金額による)
本人確認書類
消費者金融カードローンの審査では、本人確認書類の提出が必要になります。いざ審査が始まったあとで本人確認書類を探し始めるとタイムロスになるので、いつ提出を求められても良いように申し込み前には手元に用意しておきましょう。
収入証明書類
収入証明書類は全員の提出が必要ではありませんが、以下の条件を満たす場合には提出することになります。
申し込むカードローンの借入希望額が50万円を超えている場合 他社の借入額と新しく融資を受けたい希望額が100万円を超える場合
こちらも、提出が遅れないように事前に手元に用意しておきましょう。
本人確認書類も収入証明書類も、消費者金融ごとに提出できる種類が異なる可能性がある点に注意が必要です。
「プロミス」を例にすると、提出できる本人確認書類と収入証明書類は以下のとおりです。
【本人確認書類】(プロミスの場合) |
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本人確認書類は、申込時に記載する住所などの情報と書類の情報に差異がないことを確認しましょう。 |
【収入証明書類】(プロミスの場合) |
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収入証明書類は、提出する書類が最新のものであることの確認が必須です。 |
③土日休みの企業勤めなら「原則電話での在籍確認がない」ことを確認する
土日に即日融資を受けるなら、ぜひ確認しておきたいのが、申し込む消費者金融のカードローンが実施する「在籍確認」の方法です。
【在籍確認とは】
カードローンの申し込みで申告した勤務先に、申込者が本当に在籍しているか確かめる手続きのこと
在籍確認の進め方は消費者金融ごとに異なりますが、主に以下のいずれかの方法で手続きが進められることになります。
在籍確認の方法
- 職場への「電話連絡」による在籍確認
- 職場に在籍していることが分かる「書類確認」による在籍確認
このうち、注意したいのが、電話による在籍確認が行われる場合です。土日休みの企業に在籍している人が土日にカードローンに申し込んだ場合、担当者が電話をしてもつながらないので審査が完了しません。
一方、書類での在籍確認であれば土日に会社が休みでも関係なく審査を進められます。
土日休みの方がカードローンを選択するなら、「原則として電話連絡をしない」ことが公言されたカードローンがおすすめです。
在籍確認の電話に関する各社の対応
実際にどのように明記しているか、ここで一部を紹介します。
アイフルの場合
お申込みの際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。
在籍確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り実施いたしません。
実際、99.7%のお客様には、 電話での在籍確認を実施しておりません※。
プロミスの場合
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし審査の結果によりお電話する場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはございませんので、ご安心ください。
プロミスでは、実際に98%のお客さまには電話での在籍確認を実施しておりません。
大手消費者金融は基本的に電話での在籍確認を行っていない
冒頭で紹介した大手消費者金融はいずれも原則として電話連絡による在籍確認は行っていません。「プロミス」「アイフル」「アコム」のどれに申し込んだとしても在籍確認でつまずくことは基本的にないでしょう。
在籍確認をしていないカードローン会社を優先的に選ぶならば、大手消費者金融がマストです。以下は、在籍確認の電話をしない会社一覧(スマートマネーライフ調べ)より抜粋しています。
セブン銀行のカードローンは、在籍確認の電話をしていませんが、審査結果は最短で翌日なので急いでいる方は注意が必要です。セブン銀行が即日融資に対応していないことは、セブン銀行のカードローンの公式サイトにも明記されています。
カードローン会社名 | 電話での在席確認に関して | 公式サイト |
---|---|---|
プロミス | なし | |
アコム | なし | |
アイフル | なし | |
レイク | なし | |
モビット | なし | |
セブン銀行カードローン | 原則としては電話しない | |
いつも | 同意なしにはしない | |
アムザ | 同意なしにはしない | |
常陽銀行カードローン | 原則実施しない |
④ ATMで借りたいならローンカードの受け取り方に注意
即日で融資を受ける方法は大きくわけて「振込」「ATM」の2種類があります。
「通帳への入金記録を残さずに借りたい」と思うなら、振込ではなくATMでの借入が候補になるでしょう。
ATMでの借入は「ローンカードあり」「ローンカードなし(カードレス)」の2種類があり、即日融資を受けるには手続き方法が異なることを覚えておきましょう。
📳大手なら「カードレス」での取引が早くておすすめ
多くの大手消費者金融では、ローンカードがなくてもATMで借入ができる「スマホATM」に対応しています。
申し込みの後で消費者金融のアプリをインストール(バーチャルカード)しておき、ATMでの借入の際に所定の手続きをすることによってローンカードをATMに挿入せずにお金を借りられます。
契約手続きのあとすぐに一部のコンビニに移動してお金を借りられるため、すぐにでもお金を借りたい方におすすめの方法です。
またローンカードがないことで財布が太ることもなく、配偶者や家族にローンカードがみつかってカードローンの利用が知られるリスクもありません。
ただし、スマホATMに対応したATMはコンビニATMのなかでも「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」のみです。
近くにセブン-イレブンやローソンがない人の場合、ローンカードありの借り方のほうが便利に感じる可能性があります。
✅ローンカードを即日で受け取るなら「無人契約機」を使う
ローンカードをATMに挿入してお金を借りる方法のメリットは、提携ATMの種類が多いことです。
スマホATMは「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」しか対応していないのに対し、ローンカードを利用した借入であればほかのコンビニATMや銀行などのATMでも利用可能です。
ただ、ローンカードを受け取る方法によっては即日融資ができないので注意が必要です。
ローンカードを受け取る方法には「郵送」と「無人契約機」がありますが、即日融資を希望するなら無人契約機を選択することになります。
無人契約機では契約と同時にローンカードを受け取れるため、その日のうちにお金を借りられます。
無人契約機は消費者金融ごとに営業時間が異なるため、できるだけ早い時間に受け取りに向かうようにしましょう。
土日に融資を受けたい人が知っておくべき注意点
ここでは、土日に融資を受けたい人が知っておきたい注意点として、以下の2つを紹介します。大手以外の消費者金融や銀行カードローンなどに興味がある方は、注意点を把握してから申し込む業者を選ぶようにしましょう。
銀行カードローン・フリーローンは行政の休日に準じて土日祝日は休みになる
消費者金融以外にもカードローンを提供している金融機関はさまざまありますが、なかでも候補に挙がりやすいのが「銀行」でしょう。
ただ、2024年現在、銀行のカードローンは即日融資には対応していません。
その理由は、審査の厳格化です。
かつては即日で融資を受けられていた銀行ですが、2018年からは原則として即日融資をすることができなくなっています。(参考:日経新聞|銀行、個人向け即日融資停止へ カードローン縮小)
即日融資ができない理由の1つが 「警察庁のデータベースへの情報照会」です。
現在の銀行では警察庁のデータベースに申込者の情報を照会し、申込者が反社会的勢力に関係する人物ではないことを確かめてから融資を実行しています。
警察庁のデータベースへの照会は1日以上の時間がかかるので、実質的に即日での融資ができなくなっています。
銀行カードローンは即日融資ができない(セブン銀行より)
なお、銀行系カードローンは即日融資には対応していません。銀行では反社会的勢力の排除を徹底する目的で、審査の際に警察庁の暴力団情報データベースに照会し、申込者の情報を確認することが義務付けられています。そのため、審査を即日で完了させることができません。
中小消費者金融は土日の即日融資に対応しているかは業者によって異なる
消費者金融には、冒頭で紹介した大手消費者金融だけでなく、中小の消費者金融も多数あります。
ただ、土日の即日融資に対応しているかは業者ごとに異なります。
例えば、「セブン銀行ATMを利用できる」など大手に近いサービスを利用できる中小消費者金融の「セントラル」の例をみてみましょう。
「平日」とあります。つまりセントラルでは土日の即日融資には対応していません。
中堅の消費者金融への申し込みを検討している場合、土日でも即日融資を受けられるか慎重に確認しましょう。
平日14時までのお申し込みで即日振込が可能です。
繁忙期や混み合う時間での申し込みに注意
即日融資の可能性を高めるなら、繁忙期や混み合う時間帯の申し込みは避けましょう。
例えば「3連休の前日」「金曜日の夕方」などは翌日から使うお金を借りたい人が消費者金融に申し込む可能性が高く、通常の平日と比較して混み合うことが予想されます。
混み合うと審査に余計な時間がかかって融資が翌営業日以降になる可能性もあります。
スピーディに融資を受けるなら、休日の前日に当たらない平日の昼間など、空いている時間帯を狙うのがおすすめです。
【消費者金融だけじゃない】土日に即日融資を受けるための方法
土日に即実融資を受ける方法としては消費者金融カードローンがおすすめである理由を上記までで紹介しました。
しかし、ほかの方法を選ぶことも可能です。
ここでは消費者金融以外に、土日に即日融資を受けられる可能性のある方法として、以下の2つを紹介します。
質屋
質屋は、自分が所有する貴重品やブランド品を担保にして融資を受けられる業者です。
ゲーム機やパソコン、ブランド物のバッグや腕時計などを持ち込めば、すぐに価値を査定してくれて、その価値の7~8割程度の金額にあたるお金を融資してくれます。
早ければ申し込んでから数十分で融資を受けられるため、即日での融資を希望している方の選択肢として利用できます。
また、預けた担保を取り戻さなくても良いのであれば、返済する必要もありません。
ただし、借りられる金額は担保の価値によって異なるため、希望額を借りられない可能性はあります。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードでも、即日で現金を借りられる可能性があります。
クレジットカードには買い物代金の立替払いに利用できる「ショッピング枠」だけでなく、現金をATMから引き出して借りられる「キャッシング枠」もあります。
キャッシング枠がすでに設定されたクレジットカードなら追加の申し込みや審査なく、キャッシング枠の上限までなら即座にATMから借入できます。
ただし、キャッシング枠がまだないクレジットカードの場合には申し込みと審査が必要であり、即日での融資はできません。
また、クレジットカードのキャッシング枠では、借りたい額に届かない場合もあるでしょう。
まとめ:土日の融資でもっともおすすめなのは、担保も店舗への移動時間もない「カードローン」
土日に即日で融資を受ける方法にはさまざまな選択肢がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
例えば質屋では担保があれば、申込者に返済能力がないとしても融資を受けられます。一方、担保の価値の7~8割を超える融資を受けることはできず、希望額を借りられないことがあります。
また「クレジットカードのキャッシング」も、キャッシング枠が設定されていないと即日融資ができず、キャッシング枠を利用した分だけショッピング枠が圧迫されるデメリットがあります。
土日に即日融資を受けるサービスを選択するなら、冒頭で紹介した大手消費者金融カードローンがおすすめです。担保を用意することも店に移動する必要もなく、別の枠を圧迫することもなくお金を借りられます。