一番節約できるものは?│固定費と変動費、それぞれ効果があった節約は?節約がうまくいった450名に調査・秘訣は意識やライフスタイルの変化にあり!

更新日
一番節約できるものは?│固定費と変動費、それぞれ効果があった節約は?節約がうまくいった450名に調査・秘訣は意識やライフスタイルの変化にあり!

スマートマネーライフ編集部は「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」を対象に調査を実施。

固定費(スマホ料金・電気料金・保険料など、毎月ほぼ同じ金額の支出)」と「変動費(食費など、月ごとに金額が変わる支出)」の両面から、節約効果を感じた支出項目を探り「一番節約できるもの」を明らかにしました。

固定費と変動費は、節約のアプローチ方法や効果の実感に違いがあるため、分けて調査することで、より実態に即した節約のヒントが見えてきました。

さらに、節約の効果を実感している450名の「意識やライフスタイルの変化」も深掘り。節約を続けるための本質的なヒントも読み解きます。

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「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」に調査
-本調査でわかったこと-

アンケート概要
今回の調査は、固定費(毎月同じ金額でかかる支出)と変動費(毎月金額が変わる支出)に分けてアンケートを実施しました。両者は、節約のアプローチ方法が異なるため、450名が節約効果を感じた理由もそれぞれ異なりました。一方で、固定費・変動費の節約効果に共通するのは「手間の少なさと効果の大きさ・持続性」であることもわかりました。

アンケートの概要・設問内容

アンケート概要
対象この1年間で節約に取り組み、何かしらの効果を感じていると回答した450名
期間■スクリーニング調査:2025年4月30日
■本調査:2025年5月2日
人数■スクリーニング調査:3,000名(男性:1,801、女性:1,199)
■本調査:450名(男性:289、女性:161)
方法インターネット調査
機関アイブリッジ株式会社
設問内容■スクリーニング調査(男女3,000名)
Q1: ここ1年間で、節約につながる家計の見直し・削減を、何かしら行いましたか
Q2: 節約につながる家計の見直し・削減をして、何かしら良い変化や効果があったと感じますか
Q3: 節約につながる家計の見直し・削減をして、何かしら良い変化や効果があったと感じますか
Q4: Q3で「いいえ」「よくわからない」と回答した方:以下1.〜10.の項目について、あなたの「節約への取り組み状況」と「その効果」について、次の4つの中から、当てはまるものを1つずつ選んでください
Q5: Q3で「いいえ」「よくわからない」と回答した方:節約をして何かしらの効果も感じられなかった、または効果がよくわからないのは、なぜだと思いますか

■本調査(この1年間で節約に取り組み、何かしらの効果を感じていると回答した450名)
Q1: 固定費を節約するために意識して取り組んだもの(見直し・切り替え・乗り換え)を教えてください(最大3つまで選択可)
Q2: その中で「効果を実感したもの」を教えてください(最大3つまで選択可)
Q3: 固定費の節約をして「効果があった」と感じるのはなぜだと思いますか(複数選択可)
Q4: 変動費を節約するために意識して取り組んだものを教えてください(最大3つまで選択可)
Q5: その中で「効果を実感したもの」を教えてください(最大3つまで選択可)
Q6: 変動費の節約をして「効果があった」と感じるのはなぜだと思いますか(複数選択可)
Q7: 節約で何かしら効果を感じられた理由として「考え方や意識の変化」「ライフスタイルの変化」は関係していると思いますか
Q8: どのような変化がありましたか。もっとも当てはまるものを3つまで選んでください
Q9: 節約を無理なく続けるために、あなた自身が大切にしていること・考えをお聞かせください
Q10:最後の設問です。家計の管理を主に担当しているのはどなたですか

固定費の節約は、8割以上が取り組んでいる

「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」のうち、370名(82%)が固定費の節約に取り組んでいることがわかりました。「固定費は見直していない」と回答した人は、80名(18%)でした。

8割以上が固定費の節約に取り組んでいる

つまり「節約をして効果を感じている人達の8割以上が、固定費の節約に何かしら取り組んでいる」ということです。一般的に、家計見直しのために節約に取り組む際は「まず固定費を見直すのが効果的」と言われていますが、それが実証される結果となりました。

そもそも固定費とは?変動費との違いは?

ここで固定費と変動費の違いを確認しておきましょう。

固定費毎月同じ金額、またはほぼ同じ金額でかかる支出。通信費(スマホ料金・インターネット料金)、光熱費(電気料金・ガス料金)、保険料、住居費(家賃や住宅ローン)など
変動費変動費は、日々の生活次第で毎月金額が変わる支出。食費、日用品費、趣味・娯楽・交際費など

今回の調査ではまず「この1年以内に節約を実践し、効果を実感した450名」に、以下について尋ねました。

固定費の節約

  • 意識して取り組んだもの(見直し・切り替え・乗り換え)
  • その中で効果を感じたもの

このように「取り組み」と「効果」を分けて聞いた理由は、節約には次のようなギャップがあるためです。

  • 頑張って取り組んでも、思ったほど効果が出にくいものがある
  • 取り組んでいる人は少なくても、実は効果が高いものがある

この違いを明らかにして、本当に効果のある節約(一番節約できるもの)を見つけるねらいです。

【固定費】一番節約できるものは「スマホ料金」

調査結果から、固定費で一番節約できるもの(効果を感じた人数が多いもの)は「スマホ料金」であることがわかりました。 「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」のうち、185名が「スマホ料金」の節約に意識的に取り組み、うち152名(82%)が効果を感じたと回答しました。

固定費で「一番節約できるもの」5選

固定費で一番節約できるもの
固定費の節約項目取り組んだ効果を感じた効果を感じた割合※
スマホ料金185名152名82%
電気料金200名137名69%
ガス料金137名78名57%
保険料(生命保険・医療保険・地震火災保険)81名51名63%
インターネット料金84名50名60%
住居費(家賃・住宅ローン)55名44名80%
自動車費1(自動車保険)40名30名75%
自動車費2(マイカー売却・カーシェア活用など)8名7名88%
その他の固定費5名1名20%
固定費は見直していない80名

スマホ料金は、格安SIMの普及や「2年縛り」の撤廃により、変更手続きが簡単、切り替えコストもかからず節約効果も高いという特長があります。手軽さと即効性の両面から「節約しがいのある固定費」であることが実証されるアンケート結果となりました。

固定費で一番節約できるもの5選は、2位以降の節約項目も「電気料金」「ガス料金」「インターネット料金」と、光熱費や通信費が続きます。

これらの項目についても、乗り換えや切り替えが簡単にできることや、日常生活で意識して消費をおさえることも可能であるため、多くの人が節約に取り組み、効果を実感できたと考えられます。

特に「電気料金」は、450名中200名が「意識して取り組んだ」と回答し、節約に対する意識の高さでは1位でした。

一方で「保険料(生命保険・医療保険・地震火災保険)」は、意識して取り組んだ人数自体は少ないものの(84名)、そのうち6割超(50名)が節約効果を感じているという結果でした。保険料の見直しは、内容が複雑でわかりにくく、時間や手間がかかるため後回しにされがちです。しかし、見直すことで年間数万円単位で節約できるため、節約効果の高さが実証されました。

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【固定費】節約効果を感じた割合が高いものは「自動車費」

固定費の節約に関する調査では「取り組んだ人数は少ないが、効果を感じた人数の割合が高いもの」について、注目すべき傾向が見られました。

たとえば「自動車費」や「住居費」など「見直しに取り組む人は少ないが、改善できれば家計へのインパクトが大きく節約効果の高い項目」が「節約効果を感じた割合が高いもの」として、上位にランクインしています。

節約の「効果を感じた割合」が高い順

固定費の節約項目取り組んだ効果を感じた効果を感じた割合※
自動車費2(マイカー売却・カーシェア活用など)8名7名88%
スマホ料金185名152名82%
住居費(家賃・住宅ローン)55名44名80%
自動車費1(自動車保険)40名30名75%
電気料金200名137名69%
保険料(生命保険・医療保険・地震火災保険)81名51名63%
インターネット料金84名50名60%
ガス料金137名78名57%
その他の固定費5名1名20%
固定費は見直していない80名

※効果を感じた割合:「効果を感じた」人数÷「取り組んだ」人数

「節約効果を感じた割合」が高いもの5選のうち「自動車費(マイカー売却・カーシェア活用)」「自動車費(自動車保険)」「住居費」は、見直しの手続きに手間や時間がかかる項目です。

専門知識や家族との話し合いが必要であるため、行動に移しづらく後回しにされがちです。ですので「意識して取り組んだ」と回答した人数が、他の節約項目に比べると少ないです。しかし、見直しさえすれば高い確率で節約効果が得られる、ということがわかります。

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「自動車費(マイカー売却・カーシェア活用)」は、意識して取り組んだ人数こそ少ないですが(8人)、効果を感じた割合は88%(7人)と最も高い結果になりました。マイカーを手放すといった思い切った対応が、維持費が高い場合には節約効果を発揮している可能性があります。

「スマホ料金」と「電気料金」は、「効果を実感している割合」が高い上に、実際に効果を感じていると回答した人数自体も多く「一番節約できるもの」の上位です。

固定費の節約の鉄板項目としてすぐに取り組みたい項目と言えます。

このように、固定費の節約は見直しの手間が少ないものから取り組みやすく、即効性のある項目ほど「節約できた」と感じる人が多い傾向が見て取れます。

変動費の節約は、9割以上が取り組んでいる

次に変動費に関する調査です。「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」のうち、実に414名(92%)が変動費の節約に取り組んでいました。見直していない人はわずか36名(8%)にとどまり、多くの人が変動費の節約に意識的に取り組んでいます。

変動費の節約は、9割以上が取り組んでいる

変動費は、食費や日用品費など日々の暮らしに密接した支出です。固定費のように見直しに手続きが必要ではないため、今日からでもすぐに工夫を始められる点が特徴です。

変動費の中で「意識して取り組んだ節約」と、さらに「その中で効果を感じたもの」について尋ねました。

変動費の節約

  • 意識して取り組んだもの(見直し・切り替え・乗り換え)
  • その中で効果を感じたもの

【変動費】一番節約できるもの、節約効果を感じた割合が高いものは「食費」

変動費で一番節約できるもの

変動費で「一番節約できるもの」

変動費の節約項目取り組んだ効果を感じた効果を感じた割合※
食費(食材・家族の外食)313名264名84%
日用品費(消耗品)190名107名56%
趣味・娯楽・交際費(サブスクリプション・大人の習い事も含む)136名94名69%
衣類費134名93名69%
美容代(美容院・コスメ・エステなど)126名77名61%
その他の変動費1名0名0%
変動費は見直していない36名

特に食費は、自炊の徹底や外食の頻度の見直し、まとめ買いなど、日々の行動で工夫しやすく、効果を実感した人の割合も84%と非常に高くなっています。取り組みやすさと効果の両面で優れているといえるでしょう。

趣味・娯楽・交際費(サブスクリプション・大人の習い事)や衣類費も、食費ほど多くの人が取り組んでいるわけではないものの、効果を実感した割合は約7割と高水準でした。

特に、サブスクリプションなどについては、固定費のような側面を持つため、見直しによって毎月の支出を節約する効果があります。「申し込んでいないまま利用していない」「無料期間が終わったら解約するつもりだった」と、見直しの余地がある人も多いことが想像できます。

一方で、日用品費や美容代は比較的効果を感じた割合が6割前後と低いです。生活スタイルや年齢・性別などの属性、価値観によって支出の傾向が大きく異なるため、節約の効果が具体的な数字で見えにくい分野といえるでしょう。

節約の効果を実感できた理由は?

「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」のうち、固定の節約に取り組んだ370名と変動費の節約に取り組んだ414名に、節約効果を感じられたのなぜだと思うか、聞いてみました。

固定費の節約と変動費の節約では、効果を感じた理由が異なっていました。

固定費の節約は「いったん見直すだけで効果が長く続くから」

固定費の節約がうまくいった理由?

この調査結果は「固定費の節約で長期的に効果が得られること」が評価されているとわかります。実際、固定費の見直し(乗り換え・切り替え)には次のようなメリットがあります。

  • 固定費見直し(乗り換え・切り替え)のメリット
  • 毎月同じ金額でかかる支出なので、一度見直すだけで節約効果が持続する
  • 月数千円でも、年間にすれば数万円単位の節約
  • 通信費や光熱費の見直しは、手間もコストも意外とかからない

たとえば「スマホ料金」の乗り換えは、以前のような「2年縛り」による違約金が発生するケースが少なくなっており、乗り換えのコストはほぼゼロ。手続きも比較的簡単です。

また「電力会社」の切り替えも、費用や工事は不要で、電気の質や供給が変わることもありません。それにもかかわらず、7割以上の家庭が大手電力会社と契約し続けており、切り替えた経験がないという実態があります。

実際、この調査でも「想像より簡単に見直せたから」という声が多く聞かれました。つまり、実は簡単なのに「手続きがよくわからない」「面倒そう」と感じて、固定費の見直しを放置してしまっている人が多いことも想像できます。

関連記事:家計の見直しは、まず固定費から│見直し方法や注意ポイントを解説、無理なく節約を続けるコツや必要な支出の見極め方も

変動費の節約は「少しの工夫で満足できたから」「我慢がいらなかったから」

変動費の節約がうまくいった理由?

一方で、変動費の節約は、毎日の生活に密接する支出であるため、固定費のように一度見直せばしばらくは放置できるというものではありません。

そのため、

  • 無理なく少しずつ取り組める
  • ストレスや我慢がない
  • 成功体験が得られやすい

といった「心理的な負担を減らして継続できるしくみ」が、節約効果を感じた理由として挙げられました。

節約がうまくいく秘訣は「意識やライフスタイルの変化」にあり

「この1年で節約に取り組み、効果を感じている450名」の、節約がうまくいった背景には「行動の変化」があったと考えられます。よく「意識が変われば行動が変わる」と言われますが、節約で効果を感じた450名は、その背景に意識の変化があったのでしょうか。

8割以上が「考え方や意識の変化」が関係していると回答

節約がうまくいったのは、意識やライフスタイルの変化が関係していると思うか

この問いに対しては「この1年で節約に取り組み、効果を感じている450名」のうち、368名(82%)が、意識やライフスタイルの変化が関係していると回答しました。

節約に関する情報やノウハウ、節約術は世の中にあふれていますが、それらをいくら実践しても、根本的な意識や考え方が変わっていなければ、効果を実感するのは難しいという現実が見えてきます。

1位「見栄を手放した」、2位「健康的な生活」、3位「他人と比べなくなった」

では、具体的にどのような意識の変化が節約につながったのでしょうか。

「意識やライフスタイルの変化が節約効果に関係している」と回答した368名に、その具体的な内容を聞いたところ、以下のような結果となりました。

意識やライフスタイルの変化はどのようなものですか

物欲やストレスは、どこから?

見栄や物欲を手放した」が368名中154名(42%)、「健康的な生活(早寝早起き、運動、自炊など)を意識するようになった」が121名(33%)、「他人と比べなくなった」が87名(24%)と続きます。

「見栄や物欲」「他人との比較」を手放すことが、節約の効果につながるという意見が多く見られました。近年はSNSなどの影響で、他人の生活が簡単に目に入り、無意識のうちに物欲が刺激されやすい環境にあります。必要もないのにモノを買ってしまう原因が、実は虚栄心や見栄、ストレスから来る物欲であるケースも少なくありません。

節約術として「物欲を抑える」とよく言われますが、そもそもその物欲がどこから来ているのか、原因を自分で分析して根本から見直すことが大切と言えます。

健康的な生活

また、ストレスの発散方法を「買い物」や「飲酒」といった一時的な快楽から、「運動」や「健康的な食事」といった長期的な満足につながる方法に変えるだけで、自然と節約につながる場合が多いです。

支出を見える化する

また、注目すべきは「自分が何にいくら使っているのか、現状を把握することが大切だと思うようになった(家計簿アプリなど)」が80名(22%)いたという点です。

家計の見直しの基本は「収支の現状把握」です。支出の内容を知らなければ、どこをどう節約すべきか判断ができません。

「節約に効果を感じている」と回答した人の中で、支出の可視化(家計簿アプリなど)を意識するようになった人が一定数いたことからも「現状を知ること」の重要性が明らかになりました。

関連記事:家計の見直しは、まず固定費から│見直し方法や注意ポイントを解説、無理なく節約を続けるコツや必要な支出の見極め方も

節約の効果を実感した450名のリアルな声!節約を無理なく続けるためのコツ

最後に、節約に取り組んで効果を感じた450名に、無理なく節約を続けるためにどのような考え方や姿勢で取り組んでいるのかを聞きました。

すべてのコメントを内容ごとにカテゴリー分けしたところ、以下のように分かれました。やはり毎日の行動の積み重ねが功を奏するので、「完璧を目指さない」「自分にとって大切なものを見極める」「我慢しすぎない」ことが大切であることがわかります。

 目的や達成感を見える化する

目的意識を持って取り組むこと
55歳・熊本県・男性・公務員
お金が貯まっていくことを目で見て実感できること
48歳・山梨県・男性・会社員(正社員)
少しずつでいいので効果を把握すること
63歳・神奈川県・男性・会社員(正社員)

 本当に必要なものを見極める

価値基準を明確にする
58歳・東京都・男性・自由業
習慣になっていたものを見直す
50歳・北海道・男性・会社員(正社員)
自分の行動に無駄が無いかを見直す
44歳・埼玉県・男性・会社員(正社員)
節約して本当に欲しいもの、したいことに出費することとした
62歳・神奈川県・男性・無職

 他人との比較をやめる

他人を気にしないようにすること
65歳・徳島県・男性・自営業
見栄を捨て、質素でも健康的に生活すること
57歳・宮城県・男性・会社員(正社員)
見栄を張らない事と、ちょっとした我慢です
64歳・愛知県・男性・会社員(正社員)

 無理しない・ストレスを避ける

自分や家族への負担が大きくなりすぎない範囲で行う
41歳・兵庫県・女性・専業主婦
無理に減らすのではなく無駄をなくす
45歳・青森県・女性・会社員(正社員)
ギチギチに我慢するのではなくちょっとやめておこうというぐらいの我慢を積み重ねる
47歳・東京都・女性・パート

 メリハリ・使うところは使う

現状の生活レベルを変えることなく、保険料や携帯電話の契約の見直しなど支出を抑える
58歳・兵庫県・男性・会社員(正社員)
趣味の費用を確保した上で、他の分野で節約に取り組むこと
32歳・千葉県・男性・無職
旅行を目標に外食を減らす
40歳・沖縄県・女性・公務員
削らないもの、削るもの、を意識するようになった。ちょっとダイエットに似ていると思う
53歳・神奈川県・女性・無職

 楽しむ工夫

日々のちいさな変化に気づき、喜びをかんじるようにすること
59歳・千葉県・男性・会社員(正社員)
時々はプチ贅沢(デザートなど)を食べて無理しない節約を心がける
57歳・沖縄県・女性・無職
楽しさや満足感。それがあるものならば続けられる。
52歳・東京都・男性・自営業

 コツコツと習慣化

規則正しい生活。準備。行き当たりばったりをなくす。
68歳・千葉県・男性・無職
生活を丁寧にすごしていくこと。
64歳・神奈川県・男性・無職
思い立ったらすぐ行動して後回しにしない。コツコツ積み立てる。
40歳・沖縄県・女性・会社員(正社員)

 小さな成功体験を積み重ねる

スモールスタートから始める
43歳・和歌山県・男性・会社員(正社員)
小さな金額でも数多くの事をやる
70歳・東京都・男性・会社員(正社員)

まとめ

今回の調査からわかったのは、固定費・変動費いずれも、節約を続けられるかどうかは「手間の少なさ」と「効果の大きさ・持続性」にかかっているということです。

固定費は、一度見直すだけで長く効果が続くため、真っ先に取り組みたい節約項目です。

特に「スマホ料金」や「電気料金」は、実は手続きが簡単で費用もかからない(=手間が少ない)のに「面倒そう」「よくわからない」と放置されがち。まずはここから見直すだけでも、節約効果は十分に期待できます。

保険料や住居費のように見直しの手間がかかりそうな固定費は、専門家の無料相談を活用するのも一つの手です。

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一方、変動費は日々の行動と意識の積み重ねがカギ。「この支出は本当に必要?」「自分や家族の長期的な幸せにつながる?」と問いかけながら、惰性の支出やストレス発散の浪費を見直すことが、無理なく続く節約につながります。

固定費・変動費の節約どちらにおいても、行動のベースにある「意識の変化」が秘訣になっていると言えそうです。