銀行のカードローンのおすすめランキング | 金利・顧客満足度など比較・採点

銀行カードローンのおすすめを探しているという方を対象に、銀行のカードローンを一定の採点項目に沿って比較、採点し、ランキング化しました。

総合得点を基にランキングしたものに加え、おすすめの銀行のカードローンを項目別にランキングしたものも掲載しています。

この記事の監修者：吉野 裕一 ファイナンシャルプランナー。FP事務所「MoneySmith」代表。相談者一人ひとりの状況に合わせた丁寧なアドバイスを心がけ、資産運用や保険、住宅ローンなど、幅広い分野の相談に対応。コラムやセミナーなどを通じて、お金の知識を広める活動も行っている。 保有資格：2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、二種証券外務員、2級DCプランナー 住宅ローンアドバイザー、終活ガイド上級資格・信託コンシェルジュ 専門家プロファイルに専門家として登録。 続きを見る

監修者のコメント

カードローンを利用する時に、金利が低くて安心して借りられるところから借りたいものですが、金利が低めに設定されているのは、銀行カードローンの方が多いことがわかります。
すぐにでも借りたいという場合には、審査のスピードが速い大手消費者金融を利用することも考えられますが、銀行に比べると金利が高いことがあるので、金利の比較も大切です。
必要な時期に余裕があり、少しでも金利を抑えたい場合には、審査が少し遅くても銀行カードローンを選ぶことも考えられます。一方で、その銀行に口座があることなどの条件がある銀行もあるので、このランキングで各行の条件を確認しておきましょう。

採点項目と採点内容

上記のおすすめの銀行カードローンランキングは、以下のような採点項目と採点内容に沿ってランキングをしています。

1位 三井住友銀行カードローン

2位 三菱UFJ銀行

3位 auじぶん銀行(じぶんローン)

4位 楽天銀行カードローン

4位 みずほ銀行

5位 セブン銀行カードローン

6位 住信SBIネット銀行カードローン

6位 横浜銀行カードローン

6位 福岡銀行カードローン(FFGカードローン)

7位 ソニー銀行 カードローン

8位 イオン銀行 カードローン

8位 みんなの銀行(Loan)

8位 東京スター銀行(スターカードローンα)

8位 オリックス銀行カードローン

9位 ペイペイ銀行カードローン

【項目別】おすすめ銀行カードローンランキング

ここでは、おすすめ銀行カードローンの総合ランキングとは別に、各項目別にランキングもしくは一覧を紹介します。

• 銀行カードローン金利の低さランキング
• 銀行カードローン融資までのスピードランキング
• 銀行カードローンバレない度ランキング

銀行カードローン金利の低さランキング

ここでは、各銀行カードローンのページで、借入額が100万円未満の場合の、最高金利として表示されている金利(年率)を参照しランキング化しました。

金利は借りる額があがるに連れて下がります。また、各銀行によって、金利は異なります。

借入額が100万円以上を予定している人は、各銀行の借入額別の金利も別途参照することをおすすめします。

銀行カードローン融資までのスピードランキング

銀行のカードローンの場合、「審査・融資までの速度」を売りとしてアピールしているところは稀です。

そのような中でも、「審査が最短当日」としている銀行のカードローンをピックアップしました。ただし、理由は、下の銀行のカードローンが審査に時間がかかる理由でも、説明している通り、即日融資できる可能性はあまり高くないと予想されます。

📌銀行のカードローンが審査に時間がかかる理由

銀行のカードローンの場合は、警察庁の反社会的勢力データベース（反社情報照会システム）上で、お金を借りようとしている人が反社会的組織と関係がないかどうか確認する作業が義務付けられています。

このため、当然、銀行カードローンの審査は、消費者金融も時間がかかります。このため、大手の消費者金融でよく見られるような、分単位での融資までのスピードをうたっているところは、銀行のカードローンを探してみても見つかりません。

☝️なるべく早く融資してもらいたいなら

なるべく速く融資してもらいたいなら、つまり融資までのスピードを考えると、大手の消費者金融に銀行のカードローンはかないません。

テレビCMや市街地の広告でもよく見かけますが、プロミスのように速いところなど、最短3分での融資となっています。

一刻でも速くお金を工面したいという場合は、 大手の消費者金融の理由がニーズにかなっているためおすすめです。

銀行カードローンバレない度ランキング

お金を借りようとしていることを、周囲の人に感づかれないか、またバレないか、という点にフォーカスして一覧にしました。

銀行のカードローンの場合は、「職場に在籍確認の電話をしない」としているところは、稀で、限られています。

「在籍確認の電話があるか」、また「ローンカードの発送があるか」どうかで評価しました。

銀行カードローンの特徴と注意点

銀行のカードローンに関しては、おおむね以下のような特徴があります。

銀行のカードローンは金利が低い

銀行のカードローンは、消費者金融に比べると、全体的に金利が低く設定されています。

このため、ある程度まとまった額を、長期的に返済するような場合は、利率の低い銀行のカードローンが有利性が高まります。

銀行のカードローンを利用することにより、支払う利息の総額を可能な限り低く抑えることができます。

消費者金融よりも審査に時間がかかる

銀行のカードローンは、相対的に消費者金融のカードローンよりも、審査に時間がかかる点は上記で説明した通りです。

加えて、一般的に、「審査も消費者金融よりも厳しい傾向にある」とされています。

万が一、銀行のカードローンの審査に落ちてしまったら、焦らず、他の銀行のカードローンを試しましょう。もしくは消費者金融のカードローンを試すことで、お金を借りられる可能性は広がります。

年収の3分の1以上借りれる

銀行のカードローンは総量規制の対象外のため、年収の3分の1以上借りれる可能性があります。対して、消費者金融は対象内であるため、3分の1以上借りることはできません。

ですから、年収の3分の1以上借りたいという希望がある方ならば、自ずと銀行のカードローンのみが選択肢となります。

ただし、必ずしも審査に通り、希望した額が借りれるわけではないので、その点は理解しておきたい点です。

口座所有の有無、住んでいる場所、勤務先など条件があるケースがある

銀行のカードローンの場合、申し込みにあたっては、その銀行の普通預金口座を持っていなければならない、という条件のあるところがあります。

また、申し込み時に必要はないが、最終的に借入をする場合は口座開設が必要な場合があります。

さらに、地方銀行の場合、申し込みに条件があり、その銀行の指定の地域に住んでいる、もしくは勤務しているという条件があります。

返済計画を立てて、遅れないように返済する必要がある

銀行のカードローンでも、返済計画に沿って、毎月指定された額を返済しなければならない点は消費者金融のカードローンとまったく同じです。返済計画とは、つまり、「毎月いくら返済」し、「どれくらいの期間」で返済するかという計画のことです。

毎月の返済額が高すぎると、返していくのが困難になります。また、適切な額を設定していても、きちんと返すことを怠ったり、さらに借入をしてしまう、ということのないようにしなければなりません。

仮に、返済の遅延が続くようなことがあれば、最終的に、ご自身の信用情報に影響が出てしまい、将来またお金を借りる際にマイナスの要素となってしまいます。

銀行カードローンと消費者金融の違い

無担保で、基本的に目的を自由に使えるローンとしては、主に消費者金融と銀行カードローンのこの2つが一番に挙がります。

どちらも、申し込み方法から実際に融資をしてもらえるまでの流れはほとんど同じです。

一方、細かい点をみると、銀行のカードローンと消費者金融では以下のような、違いがあります。

全体像がパッと理解できるように一覧にしました。

審査の厳しい銀行カードローン、甘いカードローンはあるの？

何を審査されるのか、おおよそは決まっており、各銀行で共通しています。ただし、各銀行の実際に審査内容と基準は明らかにされていません。

このため、どの銀行のカードローンが審査が厳しい、厳しくない、というのは、客観的な数値を手に入れて比較することはできません。

また「審査の甘いカードローン」というのも存在しません。必ず審査は必要です。仮にそのようなカードローンが存在していても、それはいわゆる「闇金」である可能性が高いため、利用は絶対にさけるべきです。

ただし、一般的に、銀行のカードローンよりも、消費者金融の方が審査の柔軟性が高いとされています。また、消費者金融の中でも大手よりも中堅の方がさらに柔軟性が高いと一般的に理解されています。

執筆者 Yumi Kono

金融ライター(カードローン・ネット銀行)

金利に誰よりも敏感なカードローン・ネット銀行を専門にするライター。意外に忘れがちな手数料にも常に目を光らせています。 元銀行員ライター角田(銀行勤務歴20年)の指導のもと記事を作成。 スマートマネーライフの姉妹サイトselectra.jpにて家計と節約に関して長期のライター歴を持つベテラン。特に光熱費・インターネット代の料金のしくみ、節約方法に詳しい。