在籍確認の電話について アンケート結果【カードローンに関する調査】

カードローンの申し込みの際に、実施されることもある職場への電話による在籍確認について調査をしました。

在籍確認を行うかどうかは、そのカードローン会社によって対応が異なります。職場に電話があることを絶対に避けたい人は、「在籍確認の電話をしない」としているカードローン会社を選ぶとよいでしょう。(「在籍確認」なしのカードローン会社一覧)

▽アンケートの概要と設問内容

 カードローンを利用した際に在籍確認の電話があった人の割合

カードローンを利用したことのある人男女157人に、在籍確認の電話があったかどうかを聞きました。

在籍の確認があった人は、58名、なかった人が72名、覚えていない人が45名となりました。在籍確認の電話がなかった人が大多数でした。

（ここでは、消費者金融および銀行・信販系のカードローン、すべてのタイプのカードローン利用者を対象に質問を行っています。）

 在籍確認の電話が職場にある、もしくはあるかもしれない、ということを事前に承知していた？

在籍確認の電話があったと回答した中の50名のうち、職場(パート・バイト先)に在籍確認の電話があるかもしれない、と事前に承知していた人はどのくらいいたのか調べました。

事前に理解していた人が7割と多いことが分かります。

在籍確認の電話があるかどうかは、通常はカードローン会社のサイト上で明記があることがほとんどです。

 職場に在籍確認の電話があった際、誰がその電話に出ましたか？

カードローン会社からの職場への在籍確認の電話を誰が出たかを聞きました。

職場の人が出た割合(24名)が、本人(20名)よりもわずかに上回りました。

実際のところ、誰が電話に出るかどうかは、その職場環境と本人の仕事内容と立場によると考えられます。

 在籍確認の電話の内容は？

実際に在籍確認の電話ではどのようなことを聞かれたかを調査しました。

多くの場合名前を確認されただけで、細かい質問はされなかったことが分かります。

本人ではなく、職場の人が電話に出た場合も「〇〇さんはいらっしゃいますか？」と聞かれるだけで、それ以上のことは聞かれることはないとされています。

「〇〇は外出しています。」という回答で、本人がその電話に出れなくても、在籍確認は完了となります。

 在籍確認の電話があった際、職場の人に電話の内容について聞かれましたか？

職場の人が、かかってきた電話の内容について聞いてくることがあるのかどうか調べました。

聞かれないというケースが、ほぼ半分です。聞かれた人も一定以上いることが分かりました。

こちらも、職場の人に電話の内容について聞かれるかどうかは、その職場の人の性格、職場環境と本人の仕事内容や立場によると考えられます。

 在籍確認の電話についてどう思いますか？

在籍確認の電話が「気にならない」と答えた人は9人と全体でみると少数派であることが分かりました。

やはり、「在籍確認がない方がいい」と思うの人数は、気にならないという人よりも多く、倍いることが分かりました。

アンケートの概要・設問内容