ほけんの窓口では火災保険の相談もできる?必要書類は?徹底解説

不動産屋さんですすめられた火災保険に入り続けていませんか? 火災保険についての相談先を探している方にとって、プロに保険を相談できる「ほけんの窓口」は有力な選択肢です。 特に昨今の資材高騰と災害の増加により、火災保険は年々保険料は上がる傾向にあります。
本記事では、保険のプロが対応するほけんの窓口で火災保険を相談するメリットや必要書類について解説します。
ほけんの窓口では火災保険の相談もできる!
ほけんの窓口では火災保険の相談もできる!
結論から言うと、ほけんの窓口では火災保険の相談もできます。保険代理店は「生命保険の相談のみ」のイメージがあるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
- 火災保険の取扱保険会社など基本情報
- ほけんの窓口で火災保険の相談をするときの持ち物・必要書類
- ほけんの窓口では賃貸の火災保険の相談も可能
取扱保険会社など基本情報
会社名 | ほけんの窓口グループ株式会社 |
取扱保険会社数 | 生命保険:27社 損害保険:19社 |
店舗数 | 704店舗 |
年間総相談件数 | 97万件 |
相談方法 | 店舗 オンライン |
予約方法 | Web 電話 |
ほけんの窓口は全国に700店舗以上展開する大手保険相談窓口です。全国に店舗展開しているため、最寄りの店舗を見つけやすくなっています。
損害保険の取り扱いは19社あり、多くの選択肢から火災保険を選べる点も魅力です。実際に取り扱っている保険会社は大手だけでなく、通信販売専用の保険などニッチな商品も用意しています。
保険相談窓口によっては火災保険のみの相談に対応していないところもありますが、ほけんの窓口であれば問題ありません。生命保険やそのほかお金に関する相談が不要な方も、気兼ねなく相談できます。
ほけんの窓口で火災保険の相談をするときの持ち物・必要書類
ほけんの窓口で火災保険の相談に行く際は、以下の持ち物を準備しておきましょう。
- 【必須の持ち物】
- 建築確認済証
- 登記簿謄本
- 住宅性能評価書
- 保険証券(すでに保険に加入している場合)
- エコバッグ(資料の持ち帰り用)
- 筆記用具
火災保険の相談に行く際は、「建物の構造・広さ・建築年数」がわかる書類が必要です。これらの書類がない場合、正確な見積もりが出せず、相談の満足度が下がってしまうことがあります。
すでに火災保険に加入している方は、保険証券(契約内容をまとめた資料のこと)を準備して相談に臨みましょう。
実際に相談をする際は、いくつかの保険会社を比較しながら気になる保険を見つけます。資料を持ち帰る際に便利なので、エコバッグを持参すると良いでしょう。
ほけんの窓口では賃貸の火災保険の相談も可能
ほけんの窓口では、賃貸物件に住んでいる方も火災保険の相談が可能です。取扱保険会社の中には、賃貸住宅向けの商品も取り揃えており、補償内容や保険料の比較もその場で行えます。
賃貸で加入している火災保険の保障内容や保険料に不満を覚えている方は、ほけんの窓口で見直しの相談をしてみてください。ただし、実際に加入する際は、指定されている火災保険を変更する旨をオーナーや管理会社に伝える必要があります。
ほけんの窓口に寄せられた火災保険の相談に関する口コミ
不安だったが・・・ |
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初めての保険相談で不安を抱えておりましたが、とても親身に丁寧にご対応頂き、安心して保険を決める事が出来ました。 今回は火災保険の相談でしたが、他の保険についても、今後ご相談させて頂ければと思います。 店舗の様子も明るく綺麗で、とても良い気持ちになりました。 今後とも宜しくお願い致します。 |
直営店でなかったが・・・ |
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火災保険の相談で伺いました。 ほけんの窓口直営ではありませんが、とても真摯な態度で対応してくださいました。 余計なものを勧められるのではないかという心配は皆無で、安心して相談できます。 |
急だったが・・・ |
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急に火災保険の見直しが必要になり、突発的に会社近くのこちらに予約をさせていただき、相談に乗ってもらいました。 何も知識がなく、契約中の代理店さんからは情報を得られず不安な中、親身に相談に乗っていただきました。最終的に実際に相談しながら契約に至りました。細かな不安にもお答えいただいて、大変ありがたかったです。今後もいろいろ相談出来る場所が出来て、良かったです。 |
ほけんの窓口で火災保険に寄せられた口コミでは「丁寧にご対応いただいた」「直営でなくても安心して相談できた」などと声が寄せられていました。
実際に評価は店舗によって異なりますが、火災保険の相談に対して評価している声があるのは安心材料になるのではないでしょうか。気になる方は、公式サイトより相談を予約してみてください。
ほけんの窓口で火災保険の相談をするメリット
ほけんの窓口で火災保険の相談を行うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。他社の保険相談窓口ではなく、ほけんの窓口で相談するメリットを紹介します。
- 時間をかけずに複数社の火災保険を比較できる
- 生命保険と損害保険の管理を一社に任せられる
- 大手保険代理店の安心感がある
時間をかけずに複数社の火災保険を比較できる
火災保険の相談でほけんの窓口を活用するメリットは、時間をかけずに複数の保険商品を比較できる点です。数ある保険相談窓口の中でも取扱数が多い同社を利用することで、利用者は自ら複数の保険会社に資料請求せず、保険料や補償内容を比較できます。
本来、火災保険の相見積もりをする場合は、各保険会社のWebサイトにアクセスし、それぞれのページで何度も個人情報を入力して見積もりを取得する必要があります。しかし、ほけんの窓口であれば、相談員のパソコンやタブレットで気になる保険会社をリストアップしてもらい、気になるプランを入力するだけで比較が可能です。
自力だと何日もかかる比較の作業を、1時間から2時間程度で行えます。
生命保険と損害保険の管理を一社に任せられる
ほかにも、生命保険と損害保険の管理を一社にまとめられる点もメリットです。ほけんの窓口では、生命保険と損害保険のどちらも取り扱っています。そのため、異なる種類の保険の一元管理が可能になります。
保険会社を通じて生命保険や損害保険に加入する場合は、見直しや更新、保険金請求などのタイミングで各社の担当者とやりとりをしなければなりません。加入してから数年経っている保険に関しては「医療保険ってどこの保険会社で加入していたかな」などと曖昧になってしまうことも考えられるでしょう。
しかし、ほけんの窓口を通じて保険に加入すれば、すべての手続きをほけんの窓口一社にまとめられます。管理が楽になるだけでなく、保険金の請求をする際もスピーディーに対応できます。相談、契約後の管理、保険金の請求など、多くの面でメリットのある会社だとわかるでしょう。
大手保険代理店の安心感がある
ほけんの窓口は、保険代理店業界の中でも大手企業として知られています。一般的に保険代理店で店舗数が100社を超えている会社は少なく、その中でも700社を超えているのは2025年6月時点ではほけんの窓口のみです。
テレビCMやインターネット広告で目にする機会も多く、認知度が高いため、初めて保険の相談をする方でも不安なく利用できるのではないでしょうか。お金に関する相談を第三者にするのが不安な方は、大手保険代理店であるほけんの窓口を活用してみてください。
ほけんの窓口で火災保険の相談をするデメリットと対策
ほけんの窓口で火災保険の相談をすることには多くの利点がありますが、一方で注意しておきたい点も存在します。ここでは代表的な2つのデメリットと、それに対する具体的な対策を解説します。
- 店舗によって取扱保険会社が異なる
- 担当者によって損害保険の知識が異なる
店舗によって取扱保険会社が異なる
ほけんの窓口で相談する際は、店舗によって取扱保険会社数が異なることを認識しておきましょう。火災保険の取扱数は、すべての店舗で統一されているわけではありません。
直営店であれば19社とほとんど決まっていますが、加盟店ではその数が限られることもあります。
取扱保険会社数を重視している方は、相談予定の店舗サイトで火災保険の取扱数を確認しておきましょう。取扱数に不満がある場合は、公式サイトの「店舗を探す」機能を活用し、自宅から近く、かつ取扱数の多い店舗を探してみてください。
担当者によって損害保険の知識が異なる
ほけんの窓口に限らず、保険相談窓口の担当者によって、火災保険に関する知識は人それぞれです。一般的に保険相談窓口は、メインの収益源が生命保険の代理手数料であることが多く、火災保険に関する知識や経験が生命保険よりも疎い場合があります。
火災保険の相談を検討している方は、相談前にGoogleマップの口コミや電話での問い合わせで、損害保険領域に詳しいスタッフがいるかを確認しておくと安心です。専門知識を持つスタッフに対応してもらうことで、より納得感のある保険選びが可能になります。
ほけんの窓口で自分にあった火災保険を見つけるポイント
自分にとって最適な火災保険を選ぶためには、補償内容や保険料だけでなく、細かな項目まで確認する必要があります。利用を検討している方は、以下のポイントを意識してみてください。
- 家財保険の金額を適正にする
- 地震保険への加入可否を検討する
- 複数社の火災保険の保険料をシミュレーションする
- 特約やその他付帯サービスの充実度を確認する
- 担当者に保険金請求のサポート体制を確認する
家財保険の金額を適正にする
火災保険を選ぶ際は、家財保険の金額が適正か確認しましょう。火災保険が補償する対象として「建物への保険」と「家財保険」があります。建物の保険は部屋本体や共用部分を補償するものであり、家財保険では家具を補償します。
家財保険の金額を適当に決めていると、余計な保険料を支払うことになりかねません。
家財保険は数十万円から数千万円単位で選択できますが、自宅にある家財の金額以上に保険をかけても無意味になってしまいます。また、補償対象外の家財も含めて金額を算出していると、支払った保険料が無駄になる可能性もあります。
家財保険で補償される対象
- 生活に必要な家財(家具・家電・調理器具・自転車など)
家財保険で補償されるか確認が必要な対象
- ぜいたく品(貴金属・宝石・美術品・骨董(こっとう)品など)
※一般的に1つあたり30万円を超えるものが目安になる
家財保険では補償されない対象
- 自動車(自動三輪車・自動二輪車含む)・通貨、有価証券、通帳・カード・切手類・プログラム・データなど
※一般的に1つあたり30万円を超えるものが目安になる
まずは、自宅にある家財の価格を大まかに算出してみましょう。その金額を参考に、家財保険の補償金額を決めてみてください。
地震保険への加入可否を検討する
火災保険に加入する際には、地震保険をつけるかどうかも検討しましょう。地震保険は、単独では加入できず、火災保険とセットでしか契約できません。そのため、加入を検討している人は火災保険の加入を検討しているタイミングで判断する必要があります。
地震保険の補償内容は、以下の通りです。
火災
損壊
埋没
流失
火災保険を検討している際に地震保険の加入を勧められた場合は、上記に対する補償は必要か考えてみてください。
複数社の火災保険の保険料をシミュレーションする
ほけんの窓口で自分にあった火災保険を見つける際は、複数社の保険料のシミュレーションが大切です。時間をかけずに複数社の保険を比較できるのは、保険代理店ならではの特徴であり、この仕組みを活用してこそ納得いく保険に出会えます。
予算内で必要な補償を確保するためにも、担当者に保険料のシミュレーションを依頼するのがおすすめです。火災保険にかけられる予算を伝えて、今の住宅に合った火災保険を紹介してもらいましょう。
特約やその他付帯サービスの充実度を確認する
ほけんの窓口で火災保険を比較・検討する際は、特約(火災保険に追加できるオプションの保険のこと)やその他付帯サービスの充実度を確認しましょう。火災保険には、さまざまな特約や付帯サービスがあります。
例えば、以下のような特約や付帯サービスが用意されています。
特約の例 |
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付帯サービスの例 |
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上記はあくまでも一例であり、保険会社によって実際のサービス内容は異なります。また、特約や付帯サポートをつけすぎると保険料が高くなるため、優先順位を決めて選んでください。
担当者に保険金請求のサポート体制を確認する
ほけんの窓口で相談する際は、検討中の保険会社のサポート体制を確認してみましょう。ほけんの窓口は代理店であり、保険金の支払いは契約している保険会社が行います。つまり、万が一火災保険の力が必要になったときは、保険会社の対応力が求められるのです。
多くの保険を取り扱い、保険金請求の対応も経験しているほけんの窓口であれば、各社のサポート体制の情報を保有している可能性があります。「〇〇社のサポート体制で悪い評判は聞きませんか?」などと質問をし、契約後の対応に問題はないか確認してみてください。
🤔ほけんの窓口が無料で相談できるからくり
ほけんの窓口での相談を検討していて「なぜ無料で相談できるのだろう」「保険料は割増にならないのだろうか」と不安な方もいらっしゃるでしょう。
結論、ほけんの窓口は何度でも完全無料で相談できます。同社を通じて保険を契約しても、保険料にサービス料が加算されることもありません。
このからくりは、保険会社からほけんの窓口に支払われる代理手数料にあります。契約した保険会社から手数料が支払われているため、相談者は完全無料で相談できるのです。
相談費用が不安で相談申し込みができなかった方は、気軽に予約をしてみてください。無理に勧誘されることもありません。
火災保険を見直すタイミング
火災保険は一度加入したら終わりではありません。ライフスタイルの変化や住宅の状態に応じて、定期的な見直しが必要です。ここでは、見直しに適した3つのタイミングを紹介します。
- 💡火災保険の更新が近づいたとき
- 💡転勤などで引っ越すとき
- 💡節約志向が高まったとき
💡火災保険の更新が近づいたとき
火災保険の契約更新が迫っている時期は、見直しのチャンスです。契約時と現在とでは、家族構成や家財の内容が変わっている可能性があります。
ハガキやアプリでの通知で更新のお知らせが届いたら、ほけんの窓口を通じて補償内容を見直してみましょう。ニーズ次第では、保険料を安くできる可能性もあります。
💡 転勤などで引っ越すとき
転勤などで引っ越すときは、火災保険を見直すタイミングです。引っ越しによって住まいが変わると、必然的に加入する保険や必要な補償も変わります。
例えば、マンションから戸建てに移る場合や、建物の構造が変わる場合は、補償内容の調整が必要です。仮に保険を乗り換えなくても、住所変更などの手続きで保険会社と関わる機会があるので、ついでに見直しの相談をしてみてはいかがでしょうか。
💡節約志向が高まったとき
保険料の支払いが家計の負担になっていると感じたときや、固定費の見直しをしたいと考えたときも見直しのタイミングです。ほけんの窓口では複数社の保険を比較できるため、同じような補償内容でも保険料が割安な商品に出会える可能性があります。
特に家財保険をなんとなくで決めている場合や、多くの特約をつけている場合は、年間数万円安くなる可能性もあります。固定費の削減をしたい方は、ぜひほけんの窓口で相談してみてください。