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【ガソリン価格高騰】ガソリン代が安くなる電気プランは「焼け石に水」か?年間節約額を徹底検証 ~ idemitsuでんき vs ENEOSでんき

作成日
【2026年版】ガソリン代が安くなる電気プランは「焼け石に水」か?年間節約額を徹底検証

2026年3月現在、レギュラーガソリンの全国平均価格は4週連続で値上がりし、一部地域ではすでに200円台を突破しています。暫定税率の廃止による値下がりを期待していた矢先の高騰に、頭を抱えているドライバーの方も多いのではないでしょうか。

3月19日よりガソリン補助金再開へ

ガソリンの全国平均価格を「170円程度」に抑制することを目標とし、石油元売り会社への補助金支給を3月19日から開始することが決定しています。(※最新の補助金状況はサイト等でご確認ください)

そんな中、再度注目を集めているのが「ガソリン代が安くなる電気料金プラン」です。「電気代を払うだけでガソリンが安くなるならお得!」と感じますが、果たしてそれは家計の救世主になるのか、それとも「焼け石に水」で終わってしまうのか。本記事では、主要な2つのプランを比較し、その「損益分岐点」を徹底検証します。

ガソリン代が安くなるプランは主に2つ

現在、ガソリン代とのセット割で代表的なのは以下の新電力プランです。どちらも大手石油会社が運営しており、普段利用しているガソリンスタンドに合わせて選ぶのが一般的です。

  • idemitsuでんき(出光興産)
  • ENEOSでんき(ENEOS)

結論ガソリン割引プランはどれくらいお得?

結論として、ガソリン割引だけで見ると年間最大2,400円、月あたり150円〜200円程度の節約になります。確かに単体では「焼け石に水」と言わざるを得ません。

  • 月50L利用:約500円前後の割引
  • 月100L利用:約1,000円前後の割引

そのため、電気代+ガソリン代をまとめて少しお得にする仕組みと考えるのが現実的です。ただし、車の利用頻度が高い人にとっては、年間で見ると無視できない差になります。

劇的にガソリン代は減らないものの、少しでも負担を軽くしたいカーユーザーにはおすすめと言えるでしょう。

以下でそれぞれのプランを細かく見ていきましょう。

どのくらいガソリン代は安くなるのか?

割引額には上限があるため、無限に安くなるわけではありません。2つのプランを細かく確認してみましょう。

idemitsuでんきの場合

idemitsuでんきでは、対象のサービスカードを利用することでガソリン・軽油代が割引されます。月間の上限は100Lまでです。また、オール電化に対応したプランもあるため、幅広い世帯で利用可能です。

クルマ特割 詳細(idemitsuでんき)
ガソリンコース
出光興産のサービスステーションで給油すると、ガソリン代(ハイオク・レギュラー・軽油)が1Lあたり2円割引されます。
※割引適用には事前登録したクレジットカードでの支払いが必要。割引は毎月100Lまで
EVコース
電気自動車を所有し、自宅に充電設備がある場合、電気代が毎月200円割引されます。

🎁 idemitsuでんきのプラスアルファ特典

  • 1年の利用ごとに500ポイントプレゼント
  • 節電協力でポイント付与
  • アンケート回答でポイント付与

月間節約シミュレーション(idemitsuでんき)

月間給油量 月間割引額 年間割引額
30L60円720円
50L100円1,200円
100L(上限)200円2,400円

ENEOSでんきの場合

ENEOSでんきでは、自社グループのクレジットカード(ENEOSカード)で電気代を支払うことで割引を受けられます。以下の割引は通常のENEOSカード特典に加えて適用されます。なお、ENEOSカードには年会費1,350円がかかります。

「ENEOSでんき」をENEOSカードで支払った場合の割引
ENEOSカードS、ENEOSカードP、ENEOSカードC・NICOS ガソリン・灯油・軽油代が1Lあたり1円引き(最大月150Lまで)
ENEOSカードCB 毎月電気料金100円割引
ENEOSカードの通常特典
ENEOSカードS SSでの支払い:ガソリン・軽油代2円/L引き、灯油代1円/L引き
SS以外での支払い(ENEOSでんきも含む):利用1,000円ごとに6ポイント還元
ENEOSカードP SSでの支払い:利用1,000円ごとに30ポイント還元
SS以外での支払い(ENEOSでんきも含む):利用1,000円ごとに6ポイント還元
ENEOSカードC・NICOS カード利用料金に応じてガソリン・軽油代が最大7円/L引き(最大月150Lまで)
ENEOSカードCB カード利用料金に応じてガソリン・軽油代が最大7円/L引き(最大月300Lまで)

ENEOSでんきの支払いをENEOSカードで行い、ENEOSのSSで給油すれば、最大8円/Lまで安くなります。割引単価はidemitsuでんきより低いですが、上限リッター数が多いため、大家族で給油量が多い世帯に向いています。

電気代もちゃんと安くなるのか?

ガソリン代が月200円安くなっても、肝心の電気代が月500円高くなっては本末転倒です。ちゃんと確認してみましょう。

基本的には、2社の料金プランには以下のような特徴があります。

  • 大手電力会社と基本料金は同等
  • 従量料金(1kWhあたりの料金)は、使用量が少ない場合は注意

関東エリアで料金を比較

東京電力エリアで料金で実際に比較してみましょう。基本料金は何アンペアの契約でも料金は同じです。
一方、従量料金は、idemitsuはどの使用量でも 東京電力より安くなっています
一方、ENEOSでんきだと120kWh以下の使用量だと単価が高くなることがあります。毎月の電気の使用量が少ない人は逆に電気代が上がってしまうので理解しておきましょう。

東京電力・idemitsuでんき・ENEOSでんきの電気料金単価比較グラフ

また、電気単体で最安を狙うなら他社の方が安い可能性もあるという点には注意が必要です。

「電気+ガソリンのトータルでお得かどうか」で判断することが重要です。

「idemitsuでんき」vs 「ENEOSでんき」選ぶならどっち?

idemitsuでんきは、新たにカードを申し込まなくてもガソリン割引が受けられます。さらに、年会費無料のapollostation cardを申し込めば、割引額が増えます。

一方、ENEOSでんきはカード利用が前提で、年会費が1,350円(初年度無料)かかります。カードを作らずに、まずガソリン代を下げたい人にはidemitsuでんきが向いています。

※ENEOSカード S (スタンダードタイプ)の年会費は、前年度にクレジット利用があり、かつ請求がある場合は無料

idemitsuでんき vs ENEOSでんき
比較項目idemitsuでんきENEOSでんき
ガソリン割引単価2円/L1円/L(+通常特典で最大8円/L)
月間上限100L150〜300L
割引にカードは必要か不要必要
カード年会費不要1,350円(初年度無料)
電気使用量が少ない家庭安心要注意
おすすめの人手軽に始めたい人・一人暮らし給油量が多い家庭・カード管理が得意な人

年会費無料
出光カードでガソリンと電気代を安く!

出光カードでガソリンと電気代を安く!

注意点:意外と見落としがちな落とし穴

  • 割引には上限がある(idemitsu:月100L、ENEOS:月150〜300L)
  • 提携カードの利用が条件になる場合がある
  • ENEOSカードは年会費1,350円(初年度無料)がかかる
  • 電気料金は最安ではない場合がある(特に使用量が少ない家庭のENEOSでんき)

これらを知らずに契約すると、「思ったよりお得じゃない」と感じる原因になります。契約前に必ず電気+ガソリンのトータルコストで試算することをおすすめします。

カードを作らずガソリン代を下げるならidemitsuでんき

ガソリン割引付き電気料金プランは、劇的な節約は期待できないものの、毎月コツコツ積み上げる節約術として車をよく使う家庭には検討する価値があります。

※ENEOSカード S (スタンダードタイプ)の年会費は、前年度にクレジット利用があり、かつ請求がある場合は無料

  • 手軽に始めたいなら → idemitsuでんき(年会費不要・どの使用量でも電気代が安くなりやすい)
  • 給油量が多いなら → ENEOSでんき+ENEOSカード(上限が大きく、条件を満たせば最大8円/L割引も可能)

電気代にだけフォーカスしてなるべく節約したいならば、毎月更新の「地域・世帯人数別:電気代が安い新電力ランキング」記事が便利です。