アコムの審査に落ちてしまったら ➡️どうする?対策方法 審査の甘いカードローンはあるのか?

アコムの審査に落ちたらどうすればいいか解説します。また、アコムより審査の甘い消費者金融はあるのか確認します。
アコムの審査に落ちてしまい、ショックを受けたり悩んだりしている人がいるかも知れません。
カードローン審査に落ちる原因は様々です。しかし、 一度審査に落ちたからといって、すぐに諦める必要はありません。
そこでこの記事では、審査落ちの原因や、次のステップとしてどのような行動を取ればいいのかを解説していきます。自分に合ったカードローンを選ぶための参考にしてください。
審査の甘いカードローンは?~アコムで審査落ちした人におすすめのローン
もし、アコムの審査に落ちてしまった場合には、他にどのようなカードローンが考えられるでしょうか?
結論から言えば、「他の消費者金融を受けてみる」というのが次に必要なアクションです。
~審査は必ずある~ 「審査が甘い」というカードローンはありません。また、仮にそのようなカードローンをみつけても決して利用しないようにしましょう。
アコム以外の大手消費者金融を試す
アコムで審査落ちしてしまった場合は、 消費者金融大手の他社に申し込むのも一つの選択肢です。
審査内容は各社で基準が異なるので、アコム以外の大手他社で審査通過となる可能性もあります。
アコムの審査に落ちてしまった場合、アコム以外にはプロミス、レイクの申し込みを行うことをおすすめします。
特にプロミスは、上限金利が大手消費者金融の中で最も低いので、例えば50万~100万程度の借入ならば、プロミスが最も低利息で借りれる可能性が高いと言えます。
以下にアコム・プロミス・レイクを比較した一覧を掲載します。
金利(年率) | 審査 | 無利息期間 | |
---|---|---|---|
アコム![]() | 3.0%~18.0% | 20分で融資 | 30日 (契約日からカウント) |
レイク![]() | 4.5%~18.0% | 25分で融資 | 60日 (契約日からカウント) 5万円までなら180日まで |
プロミス![]() | 4.5%~17.8% | 3分で融資 | 30日 (借入日からカウント) |
中堅消費者金融を試す
中堅消費者金融は、消費者金融でも大手よりきめ細かく、 柔軟な審査をして審査通過となる可能性があります。
中堅消費者金融で、有名なところとしては、セントラルやフタバがあります。金利は大手消費者金融と変わりありません。
ただし、これは消費者金融大手にも言えることですが、審査の甘いカードローンや審査なしのカードローンなどというものはありません。
したがって中堅消費者金融でも当然審査がありますので、必ずしも審査に通るというものではありません。その点は理解しておきましょう。
これに反して「審査なしのカードローン!」「必ず借りれます!」などという宣伝や勧誘が遭ったなら、それはいわゆる「ヤミ金」など違法な業者である可能性が高いので、言うまでもなく絶対に利用してはいけません。
コンビニや携帯電話系列のカードローン
コンビニ大手や携帯電話会社の系列銀行・グループ会社など、新分野のカードローンへの申込みもあります。
消費者金融に比べて審査がゆるいということはありませんが、 やはりそれぞれの基準で審査するので通過できる可能性はあります。
- ローンサービス(カードローン) | セブン銀行
- ファミペイローン
- キャッシングサービス・カードローン | ローソン銀行
- dスマホローン
- じぶんローン | auじぶん銀行
アコムを知り、審査落ちになる理由を分析する
アコムの基本事項と、審査落ちになる理由を考えることも大切です。アコムの審査落ちを理解するために、アコムのサービスを確認してみましょう。
アコムとは?
アコムは消費者金融大手の1つで、いわゆるノンバンクに属します。
ノンバンクとは、金融機関のように自ら預金を集めて融資をするのとは違う(non-bank:銀行ではないという)といった意味です。【参考①】
一方、もととなる資金は金融機関から調達する方法が中心となります 。その関連から、消費者金融のメガバンクなど大手金融機関の傘下に属しているところが多いのも特徴です。(HD・金融ホールディングスの一員・子会社)
アコムも三菱UFJ銀行を筆頭にした三菱UFJフィナンシャルグループとしての信用度と安全性を備えています。
主要グループ会社
- 三菱UFJ銀行
- 三菱UFJ信託銀行
- auじぶん銀行
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 三菱UFJニコス
- ジャックス...他
他の消費者金融と金融機関の関係
ちなみに消費者金融大手と金融機関は以下のような関係となっています。
消費者金融大手と金融機関HDの関係性 |
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プロミスの運営はSMBCコンシューマーファイナンス、SMBCモビットは三井住友カードのローンブランド名でともに三井住友フィナンシャルグープ系列です。 |
「はじめてのアコム」〜アコム・ローンの特徴
テレビCMなどでも「はじめてのアコム」で知られているように、カードローンを利用したことがない人など、ローンの知識や経験に不安な人にも優しい対応がアコムの特徴です。
また、その他アコムのローンについて特徴をまとめました。
アコムのカードローンの特徴
【はじめてなら金利0円】
はじめて利用する人なら30日間は金利がかかりません。
【最短20分融資も可能】
最短20分での融資利用も可能です。申込みから契約、ローン利用までがスマホで完結できて、原則として来店不要です。また希望カード郵送なしも選択できます。
【返済方法が自由に選べる】
インターネット・提携ATM・振込返済・指定銀行口座からの自動引落しなど、さまざまな返済方法を選ぶことができます。
【融資限度ほか、基本内容】
- 融資限度額:1万円から800万円まで
- 貸付利率・実質年率:3.0%~18.0%
- 利用できる人:満20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人
- 返済期間:最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回
- 担保・保証人:不要
アコムで審査落ちしてしまう理由
続いて、アコムで審査落ちとなる理由について解説します。
アコムの審査に落ちる理由は人それぞれで、また 審査の基準などは公開されていません。
ですから、一般的に考えられるものの中から主なものを紹介します。
アコムで審査落ちしてしまう理由① 個人信用情報にネガティブな情報がある
審査落ちの原因として最も大きいのが 「個人信用情報」の問題です。個人信用情報にネガティブな記録があると、かなり高い確率で審査落ちしてしまいます。
個人信用情報とは、クレジットカードやローンの「契約」「申し込み」「返済や支払いの状況」「長期滞納や代位弁済(*)などの異動情報(*)」(代位弁済と異動情報は後述)などの情報をまとめて指すものです。
個人信用情報にはCIC(クレジットカード系)、JICC(消費者金融や信販会社など、いわゆるノンバンク系)。KSC(銀行など金融機関系のローンなど)の3つに別れ、そこに登録されている情報は3つの個人信用情報会社で共有されます。
今までにクレジットカードの支払いやカードローン、マイカーローンなどの支払いを「長期間(一般的に1ヶ月以上など)滞納(「延滞」とも)」したり、「代位弁済」(ローンやクレジットの支払が不可能となった場合、まず保証会社が一括で建て替え払いをして、あとは保証会社に返済する)をうけたり、自己破産などの記録があると、ほぼ「即審査落ち」になってしまいます。
この「長期滞納(延滞)」「代位弁済」「自己破産」などネガティブな記録をまとめて「移動参考情報、異動情報」などと呼び、こうしたきろくがあるとアコムの審査に通過できない可能性が高くなってしまいます。
もし自分の個人信用情報がどうなっているかを知りたい場合には、各信用情報機関に開示請求(個人信用情報に記録されている情報の照会結果を取り寄せること)すればわかります。
たとえば消費者金融系の個人信用情報ならJICC・クレジットカードならCICにそれぞれ開示請求するといいでしょう。(参考:JICC 『信用情報記録開示書』項目説明書)
個人信用情報に関する疑問と回答
ここで個人信用情報に関して、質問コーナーから関連するものをピックアップしましたので参考にしてください。(信用情報機関JICC公式HPより)
参考:JICC よくある質問 | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関
質問1:開示すると、どのような情報を確認することができますか?
回答:
JICCの加盟会員である消費者金融会社やクレジット会社、金融機関等におけるローンやクレジットの契約内容や返済状況などに関する信用情報が確認できます。
また、JICCが独自に収集した情報(本人申告コメント情報)も確認できます。
なお、登録期間が経過したものは確認できません。
質問2:会員照会記録に出ている情報は審査に影響しますか?
回答:
JICCの加盟会員である消費者金融会社やクレジット会社、金融機関等におけるローンやクレジットの契約内容や返済状況などに関する信用情報が確認できます。
また、JICCが独自に収集した情報(本人申告コメント情報)も確認できます。
加盟会員は、信用情報機関の照会記録を含めた信用情報を参考資料とし、自社の審査基準と照合して総合的に判断しております。
従いまして、JICCでは、照会記録情報の審査への影響度合いはわかりません。 なお、「会員照会記録」に回答される情報のうち、加盟会員が確認できるのは「照会目的」欄が「契約時※」に該当する情報です。 (照会目的が「契約後」の場合は、加盟会員には回答されません。)
※「契約時」とは、契約に際してお客さまの返済能力を調査する目的(増額等で契約し直す場合を含む。)での照会です。
質問:JICCに登録されている信用情報は、どのくらいの期間登録されるのですか?
質問4:情報が登録されていなかった(0件)のに審査に通りません。なぜですか?
回答:
JICCでは審査業務は一切行っておりませんので、加盟会員がお断りした理由についてはわかりません。
開示をすることでお客さまの現在の信用情報をご確認いただくことはできますが、審査は加盟会員が信用情報機関の信用情報を参考とし、自社の審査基準と照合して総合的に判断しております。
なお、JICCが保有している信用情報は、ローンやクレジット等の信用取引に関する契約内容や返済・支払状況等の客観的な取引事実を表す情報です。
お客さまの信用力を数値化するような情報は保有しておりません。
質問5:ローンを申し込んで断られたのですが、その理由を教えてください。開示すればわかりますか?
回答:
JICCでは審査業務は一切行っておりませんので、加盟会員がお断りした理由についてはわかりません。
開示をすることでお客さまの現在の信用情報をご確認いただくことはできますが、審査は加盟会員が信用情報機関の信用情報を参考とし、自社の審査基準と照合して総合的に判断しております。
なお、JICCが保有している信用情報は、ローンやクレジット等の信用取引に関する契約内容や返済・支払状況等の客観的な取引事実を表す情報です。お客さまの信用力を数値化するような情報は保有しておりません。
アコムで審査落ちしてしまう理由② 収入と安定性
アコムの申込条件では収入について具体的に「年収◯◯万円以上」などといった記載はありません。
ただ「アコムでは、20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。」と公式サイトで説明があります。
実際は年収だけでなく、 個別に多角的な審査をしていると考えられます。
消費者金融大手・年収に関する基準 |
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参考に消費者金融大手の年収に関する基準を並べてみましたが、ほぼすべてが同じで「安定した(定期的な)収入」と「返済能力がある」という表現になっています。
ここでいう安定とは、給料でも他の収入でも大きな変動がなく継続的な収入があると言った意味で、この点から言うと非正規雇用より 正社員のほうが審査に通りやすいということになります。また 勤続年数も長いほうが有利で、逆に転職したばかりなど短い場合には審査落ちの可能性は高くなります。
そして返済能力というのは、収入から生活費などの支出を差し引いた残りで返済に当てられるお金(カードローン返済のもとになるという意味で「返済原資・へんさいげんし」と呼びます)がある程度見込まれるという意味合いになります。
したがって金額としての年収基準(年収◯◯万円以上など)よりも、その人の年収に対しての借入金返済の比率(返済比率)がアコムの基準以内であることが審査通過の条件となります。
ここまで説明したように、一概に年収がいくら以下だと審査に通らないといったものではありません。しかしそのいっぽうで、生活費などの支出を差し引いた残りの金額、と仮定すると年収で100万から200万円の人は、返済原資の点から審査通過のハードルはかなり高くなると考えられます。
また安定性ということも加えると、やはりアルバイト(パートタイマーも)の場合は審査通過の可能性は低くなるか、利用できたとしても限度が10万円程度など限定されてしまう可能性があります。
大手消費者金融のアルバイトに関する記載
こちらも参考までに、アルバイトに関する記載を並べましたが、共通しているのは「申込みはできる」という消極的な表現という点です。
(注・以下で紹介するのは消費者金融大手公式HP内の記載ですが記事やコラムといった分類になります。したがって必ずしも各社の基準を反映しているとは言い切れませんので、実際に申込みを検討する際などではご自身で必ず確認してください)
アコム
アコムの貸付条件は、20歳以上の方で安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方です。アルバイトの方も、貸付条件を満たす場合はご利用いただけます。
アコム
パート・アルバイトなどでも、お仕事をされていればお申込みいただけます。
プロミス
「アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、審査のうえご契約いただけます。
プロミス
また、現在お仕事をされている場合、主婦や学生の方も、審査のうえご契約いただけます。」
SMBCモビットのカードローンはアルバイトの方も利用できます。
アコムで審査落ちしてしまう理由④ 年齢の可能性もある
申し込み者の年齢制限は「20歳以上」となっていますが、利用者の割合でみると年齢が高くなるほど利用者数は少なくなっています。
そのため年齢も審査落ちの要素となっている可能性があります。
アコムのカードローン新規利用者の年齢割合
- 29歳以下・・・61.3%
- 30歳~39歳・・・16.6%
- 40歳~49歳・・・11.2%
- 50歳~59歳・・・7.3%
- 60歳以上・・・3.6%
アコム審査に関する「よくある質問」と回答を確認
続いてアコムの審査に対する姿勢などを探るため、アコム公式HPの「よくある質問」コーナーからいくつかQ&Aを見ていきましょう。
質問1.カードローンに審査はありますか?
A.カードローンのご契約には審査があります。
20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。カードローンの審査は、申込者の返済能力を確認するために行われます。
年齢や年収、借入状況といった情報をもとに行われるほか、信用情報機関への照会も行われます。
質問2.審査では信用情報をチェックされますか?
A.アコムではお客さまに無理なく健全なお取引を続けていただくために、お客さまからご了承いただいたうえ、お申し込みの際などに信用情報の照会を行い、またお取引内容、完済日、お取引情報などを登録させていただきます。
質問3.アコムの契約基準は?
A.20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
引用元:アコム/よくあるご質問