【決定版】アコム vs プロミス比較 - どっちがいい?

「消費者金融カードローンはアコムとプロミスどっちがいいの?」
「どちらもローン商品内容が似ていて違いがよく分からない」
そんな方のために、アコムとプロミスを項目別に徹底比較しました。あなたのライフスタイルやニーズに応じたベストな選択肢を提案します。
【結論】アコムとプロミスどっちを選ぶといい?
消費者金融のアコムとプロミスは大きな部分では同じですが、こまかな特徴に違いがあります。その特徴をしっかりとらえて、自分に合ったほうを選ぶといいでしょう。
非常におおまかな結論を先にいうと、審査に落ちるのが心配ならアコム、一刻も早くお金を借りたいならプロミスがおすすめです。
アコムがおすすめの人 | プロミスがおすすめの人 |
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アコム vs プロミス - ローン商品の内容
アコム | プロミス | |
---|---|---|
利用限度額 | 1万円~800万円 | 1万円~500万円 |
金利 | 年率3.0%~18.0% | 年率4.5%~17.8% |
遅延利率 | 年率20.0% | 年率20.0% |
返済方式 | 低率リボルビング方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
対象年齢 | 20~69歳 | 18~74歳 |
申込条件 | 安定した収入があること(パート・アルバイトも可) | 安定した収入があること(パート・アルバイトも可) |
即日融資 | 可能 | 可能 |
在籍確認 | 原則なし | 原則なし |
初回特典 |
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返済方法 | インターネット/口座振替/提携ATM/銀行振込 | 口座振替/提携ATM/銀行振込/スマホアプリ |
返済期日 | 指定日方式または35日ごとの返済方式 | 5日、15日、25日、末日のいずれかを選択可能 |
項目別比較|アコム vs プロミス
ここでは、アコムとプロミスを10項目別に比較しています。
全体的に見てプロミスのほうがユーザーライクに見受けられますが、重視する部分は人それぞれ。自分により適したサービスを選びましょう。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
審査の通過率 | 39.3%* | 34.8%** |
融資スピード | 最短20分 | 最短3分 |
上限金利 | 18.0% | 17.8% |
借入限度額 | 800万円 | 500万円 |
対象年齢の幅 | 20~69歳 | 18~74歳 |
返済日の柔軟性 | 35日ごと/指定日 | 5日、15日、25日、末日 |
無利息期間 | 30日間(契約の翌日から) | 30日間(借入の翌日から) |
保証人・担保の有無 | 不要 | 不要 |
利用者の評判 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
*参照:アコム株式会社マンスリーレポート2025年3月期下期
**参照:株式会社セントラルSMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2024年1月
審査の通過率
審査通過率を比べると、アコムのほうが審査に通った人の比率が高いという結果になっています。(アコム約40%、プロミス約35%)
言い換えると、アコムのほうがプロミスよりも借りやすいということです。もし審査落ちが心配なら、アコムに申し込むほうが融資を受けられる可能性が高いでしょう。
ただし、後述する通り金利が安いのはプロミスなので、まずプロミスに申し込んでみて示唆に落ちたらアコムに申し込むのも手です。
融資スピード
融資スピードが速いのは何といってもプロミスです。(プロミス最短3分、アコム最短20分)少しでも早くお金を借りたいならプロミスに申し込むほうがおすすめです。
なお、一刻も早く融資を受けたいならWebまたはアプリ申込みをしましょう。店舗や無人契約機だと移動に時間がかかりますが、Web・アプリなら今すぐスマホで申し込めるからです。
また、申込み時間帯や審査によっては、融資に時間がかかる場合もあります。即日融資をうけたいなら、なるべく朝か午後早めの時間に申し込みましょう。
上限金利
キャッシングの上限金利を比較すると、プロミスのほうが0.2%低く設定されています。(アコム18%、プロミス17.8%)
つまり、プロミスのほうが利息が安いということです。10万円程度の少額ローンならそれほど変わりませんが、融資額が大きくなればなるほど利息にも差がでます。
記事後半の返済シミュレーションを参考にしてください。
借入限度額
借入限度額に関してはアコムのほうが高く設定されています。(アコム800万円、プロミス500万円)
多額の資金を調達しないといけない場合や、なるべく金利を低く抑えるためにまとまった額を借り入れたい場合などは、アコムのほうが適しているかもしれません。
ただし借入限度額というのは、返済実績をつくって信用度が高まるにつれて徐々に上がっていくもの。初めての申込みで100万円を超える金額を借りるのは難しいです。
そのことを考えると、初めてのカードローン申し込みならアコムもプロミスも変わりません。
対象年齢の幅
キャッシングに申し込める対象年齢は、プロミスのほうが幅広く設定されています。(アコム20~69歳、プロミス18~74歳)
申込者本人が18~19歳または70~74歳なのであれば、アコムには申し込めない代わりにプロミスに申し込めます。
ただし、高校生および収入が年金のみの方は申し込み不可となっています。
返済日の柔軟性
返済期日の設定は下記のとおり、アコムとプロミスで異なります。
アコム・・・指定日方式または35日ごとの返済方式(口座振替は毎月6日引き落とし)
プロミス・・返済日は5日、15日、25日、末日のいずれかを選択可能
プロミスは、返済日が給与日や支出予定に合わせやすくなっています。そのため、毎月決まった日に定期収入がある人はプロミスが向いています。
アコムの返済日は35日ごとと、1ヵ月よりも多少長く設定されているのが特徴です。アルバイトで不定期な収入がある人などは、アコムのほうが合っているかもしれません。
無利息期間
アコムとプロミスはどちらも、初回利用に限り30日間金利が0円になります。1ヵ月以内に返せる見込みがあるなら、利息なしで借りられる嬉しいサービスです。
ただし、いつの時点から30日間の無利息期間がスタートするのかが異なります。
アコムは契約の翌日から無利息期間がスタートしますが、プロミスは実際に借り入れた日の翌日からスタートします。
これの何が違うかというと、アコムは契約=借入という考え方なのに対して、プロミスは契約直後に借り入れる必要はありません。たとえば「先々お金が必要になるので前もって契約しておく」ことができます。
今すぐお金を借りないといけない人はどちらでも構いませんが、事前に契約しておいて実際に必要になった時に借りたい人はプロミスがおすすめです。
無利息期間スタートの違い
アコム・・・契約したら借り入れなくても無利息期間がスタートする。借り入れずに1ヵ月経つと無利息期間は終了する。
プロミス・・契約しても借り入れないかぎり無利息期間は始まらない。契約から1ヵ月後に借り入れるとその翌日から無利息期間がスタートする。
保証人・担保の有無
アコムとプロミスはどちらも連帯保証人や担保は不要。そのため、手続きが簡単でスムーズに申し込めます。
担保なしなので、万が一返済が難しくなった場合に資産を失うリスクがありません。もちろん、返済遅延は本人の信用情報に影響が出ます。
ちなみにアコムとプロミスは在籍確認も原則ないので、借金が周りにバレる心配もありません。
利用者の評判
利用者の評判を見ると、アコムとプロミスどちらにも高評価・低評価の声があります。ひとつずつ口コミを取り上げるよりも、総合評価の順位のほうが参考になるでしょう。
みん評とオリコンのどちらでも、プロミスのほうが評価が高いという結果になっています。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
5点満点中 | 3.01 | 3.13 |
アコム | プロミス | |
---|---|---|
総合評価 | 5位(総合得点66.4) | 2位(総合得点67.0) |
申し込み手続き | 5位 | 3位 |
審査対応 | 4位 | 2位 |
借り入れ条件 | 4位 | 2位 |
金利 | 3位 | 2位 |
借入サポート | 5位 | 2位 |
返済のしやすさ | 5位 | 2位 |
サポートサービス | 3位 | 2位 |
初回利用 | 4位 | 3位 |
参照:オリコン「ノンバンクカードローンランキング」
2025年オリコン総合ランキング1位はアイフル
総合1位はアイフルとなっています。他の消費者金融が銀行系なのに対して、アイフルはどの銀行グループにも属さないという特徴があります。銀行系カードローンに比べてアイフルは柔軟な審査基準を持つとされており、他社で審査に落ちた人でも借入できる可能性があります。
アコムとプロミスどっちがお得?返済シミュレーション
アコムとプロミスで同額を借りると、どっちがお得なのかシミュレーションしてみました。
その結果、プロミスのほうが多少お得になることが分かりました。これは、プロミスがアコムに比べて最大金利が0.2%低いからです。
ちなみに、アコムとプロミスどちらも100万円以上の借入時には上限金利15%になります。

借入金30万円、返済回数24回の場合
2年間でプロミスのほうが695円安くなります。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
借入利率 | 18.0% | 17.8% |
毎月の返済額 | 14,977円 | 14,948円 |
返済総額 | 359,441円 | 358,746円 |
利息総額 | 59,441円 | 58,746円 |
※30日間無利息期間は計算に入れないこととする
借入金30万円、返済月額20,000円の場合
1年半で560円プロミスのほうが安くなります。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
借入利率 | 18.0% | 17.8% |
返済回数 | 18回 | 18回 |
返済総額 | 342,404円 | 341,844円 |
利息総額 | 42,404円 | 41,844円 |
※30日間無利息期間は計算に入れないこととする
まとめ|アコムとプロミスがおすすめの人
アコムとプロミスの特徴の違いをふまえると、おすすめな人は以下のようになります。
アコムがおすすめの人
- 審査に落ちるのが心配な人⇒ アコムのほうが審査通過率が高い
- 不定期な収入に合わせて柔軟に返済したい⇒ アコムの返済日は35日ごと/指定日
- クレジットカードを持ちたい⇒ アコムはACマスターカードをつくれる
- 15万円程度の買い物をする予定がある⇒ キャンペーンで最大3万円還元される
関連記事: ACマスターカードのデメリットを洗い出し!
プロミスがおすすめの人
- 一刻も早く借りたい ⇒ プロミスは最短3分で融資可能
- 少しでも利息を安くしたい ⇒ プロミスは上限金利が0.2%低い
- 18~19歳または70~74歳 ⇒ プロミスなら申し込める
- とりあえず契約して後日借りたい ⇒ 無利息期間は借入翌日にスタート