【2024年秋版】カードローン・低金利のおすすめは?金利をランキング

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カードローン・低金利のおすすめは?金利をランキング

カードローンより低金利でお金を借りる方法はある?

カードローンは借りたお金の使用目的を問わすに利用できるローンです。利用には、借り賃ともいえる「利息」がかかります。

払う利息は少ない方が良いですから、金利は低いに越したことはありません。

お金を借りるとなると、大手の消費者金融の提供するカードローンが最初に浮かびがちですが、カードローンより低金利でお金が借りられる方法もあります。

具体的には以下のようなものが存在します。ただし、条件がいくつかあり、誰でも申し込める訳ではありません。

  • 奨学金や国の教育ローン(日本政策金融公庫):進学や学費のために無金利もしくは低金利で借りられるローン。
  • 生活福祉資金貸付制度:一時的に生活が困難な場合に、低金利で融資を受けられる制度です。
  • 日本政策金融公庫の融資:中小企業や個人事業主、農林漁業に携わっている人が対象
  • 質屋:金利が低いが、質に出せるものが必要。お金が借りれる期間が短い。

申し込みの対象に該当する方ならば、カードローンよりも金利が低いので、これらを利用すべきです。

しかし、そうでなければ銀行や消費者金融の提供するカードローンが、借入の選択肢になります。

さて、その場合はどこで借りればなるべく低金利で借り入れができるのか、以下で確認してみましょう。

低金利のカードローンを提供しているのはどこ?

カードローンを提供しているところは、消費者金融だけではありません。

銀行、クレジットカード会社、その他異業種のカードローン部門と様々です。

この中で全体的に一番金利が高いのは、消費者金融です。それ以外は会社によって金利は異なるものの、比較的金利も低く設定されています。

ですので、金利の低さを最重視するならば、消費者金融は選択肢の最後になります。

なぜ消費者金融の金利は高め?

利便性の良さが、金利に含まれていると言えます。

大手の消費者金融には、 「融資審査が早いことや審査が柔軟」等の特徴があります。週末稼働している会社もあります。

急いでいる人、審査をスピーディーに通りたい人には、消費者金融は痒い所に手が届く便利なサービスと言えるでしょう。

金利の低さで選ぶなら銀行系カードローンがおすすめ

銀行でも借りたお金の使用目的を問わないカードローンの提供があります。ほぼすべての銀行がカードローンを提供していると考えてよいでしょう。

そして、全体的に銀行の提供するカードローンは消費者金融の金利よりも低く設定されています。

では、銀行のカードローンがパーフェクトなローンなのかといえば、①消費者金融よりも審査が厳しい、時間がかかる。②融資まで少し時間がかかることがある。といったマイナス側面もあります。

上記のような側面が問題にならない方は銀行のカードローンがおすすめです。

審査だけであればその銀行に口座を持っていなくても申し込めるケースが多いので、申し込んでみるべきでしょう。

他業種提供のカードローンも金利が低いのでおすすめ

クレジットカード会社や通信事業者がカードローンを提供しているケースもあります。

これらの金利も銀行のカードローンと同様に、消費者金融より全体的に低く設定されています。

クレジットカード会社として大手のJCB(ジェーシービー)も魅力的な金利を提供していますし、dスマホローンドコモ回線ユーザーに限定して金利を優遇しています。

利便性で選ぶなら消費者金融も選択肢になる

消費者金融の提供する金利(利率)は、高めであることを、何度も解説しました。

このため、 低金利のカードローンを探している人にはおすすめできませんが、早く審査して欲しい、はやく融資して欲しい人に非常に向いています。

また、大手の消費者金融の場合、 無利息サービスの提供もあります。返済予定の目途が立っている人ならば、利息の支払いなしでお金が借りれる、もしくは利息を抑えることがあり便利です。

カードローン・金利ランキング一覧

ここでは実際に主なカードローンの金利(利率)をランキングしています。

初めてローンを利用する場合は、最も高い金利が適用されること、カードローンの利用者の大半が「50-150万円」程度であることを考慮し、最大金利を基準にランキングしています。

カードローン金利ランキング
順位 タイプ 商品名 最低金利 最大金利 特典・キャンペーン
1位 その他 JCB CARD LOAN FAITH(フェイス) 1.3% 12.5%
キャンペーン:最大2.5カ月分の利息実質0円
2位 銀行 みずほ銀行カードローン 2% 14%
3位 銀行 住信SBIネット銀行カードローン 1.89% 14%
4位 銀行 三井住友銀行カードローン 1.5% 14.5%
5位 銀行 楽天銀行スーパーローン 申込プロモーション 1.9% 14.5%
キャンペーン:楽天会員金利優遇 キャンペーン金利:0.95%~7.25%
6位 銀行 UI銀行 UI Plan(スマホローン) 1.3% 14.5%
7位 銀行 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) 1.4% 14.6%
8位 銀行 東京スター銀行カードローン(スターカードローンα) 1.5% 14.6% 30日無利息
9位 銀行 横浜銀行カードローン 1.5% 14.6%
10位 銀行 福岡銀行カードローン 1.9% 14.6%
11位 銀行 SBI新生銀行 4.5% 14.8%
12位 銀行 スルガ銀行カードローン 3.9% 14.9%
13位 銀行 セブン銀行カードローン 12% 15%
14位 銀行 auじぶん銀行(じぶんローン) 1.48% 17.5% au IDあれば金利を優遇
15位 消費者金融 プロミス 4.5% 17.8% 30日無利息
16位 その他 dスマホローン 3.9% 17.9% ドコモユーザー優遇金利優遇あり
17位 消費者金融 アイフル 3% 18% 30日無利息
18位 消費者金融 レイク 4.5% 18% 30,60,180日無利息
19位 消費者金融 アコム 3% 18% 30日無利息
20位 銀行 SMBCモビット 3% 18%
21位 その他 au PAY スマートローン 2.9% 18%

借入の目的が決まっているなら目的別カードローンも必ずチェック

目的別ローンの方が、カードローンよりも金利が低い可能性が高いので、借入理由によっては、目的別カードローンも視野を広げてチェックすることをおすすめします。

目的別ローンの代表的なものといえば、自動車ローン、住宅ローン、教育ローンなどがあります。

数は多くありませんが、自転車ローン、旅行ローン、冠婚葬祭ローン、ブライダルローン、リフォームローン、離婚・慰謝料ローン、セカンドハウス・別荘ローン、介護ローンなども存在します。

どのくらい金利が低い?

実際にどのくらいの差があるのか見てみましょう。

例えば、「楽天銀行のカードローン」と「楽天銀行のブライダルローン」の金利(利率)を比べてみましょう。

14.5%と7.0%で目的別ローンのブライダルローンの方が、同じ一番高い金利が適用されると考えましょう

  • 楽天銀行カードローン・・・1.9% - 14.5%
  • 楽天銀行ブライダルローン・・・7.0%

カードローンの場合、金利に幅がありますが、仮に100万円を借りた場合で比較します。というのも、カードローンの場合、以下の表で参照できるように借入額によって適用される金利(利率)が決まっているためです。

というのも、①初めてローンを利用する場合は、最も高い金利が採用されることが多いこと、②借入金額が低い場合は、金利が高く設定されているためです。

楽天銀行カードローン(スーパーローン)の金利

ご利用限度額お借入利率(年利)
10万円以上100万円未満年14.5%
100万円以上200万円未満年6.6%~14.5%
200万円以上300万円未満年3.9%~14.5%

目的別ローンのデメリット

お金を借りる目的が決まっているならば、一般的なカードローンよりも、目的別カードローン低金利であることを紹介しました。

しかしながら、目的別のカードローンにはカードローンにはないデメリット・注意点もあります。

すべての目的別ローンに共通するデメリットではありませんが、あらかじめその可能性について理解をしておくに越したことはないでしょう。

以下でご紹介したします。

①提出する書類が多い

目的別ローンは、何に使用するか目的が決まっているため、当然ながら、借りたお金を使用目的を証明する書類の提出が必要となります。

また、その書類でも満たすべき条件が決められているため面倒に感じるかもしれません。

具体的にどのような書類が必要なのか、実際に参照します。

楽天銀行・ブライダルローンの場合

【資金使途確認書類】

見積書・請求書・予約確認書など金額が確認できる書類の写し

①支払先②金額③支払対象者名④利用目的⑤作成日の全てが記載されているもの

楽天銀行・ブライダルローンの公式サイトより

横浜銀行リフォームローンの場合

見積書、請負契約書など

  1. 支払済み分の領収書など(支払日から3か月以内)
  2. 売買契約書(中古物件を購入してリフォームする場合)

②審査は一般的なカードローンより厳しい

審査基準は公開されておらず、かつ会社によって異なるために一概にはいえませんが、目的別ローンはカードローンよりも審査が厳しいとされています。

提出する資料が多いのも1つありますし、審査に少し時間がかかることもその1つと言えます。

③担保や保証人が必要な場合もある

目的ローンの場合は、ローンの種類によって担保や保証人が必要な場合があります。

カードローンの場合は、担保も保証人も不要です。

④毎月の返済額がカードローンより高いことが多い

返済方法と返済額はそれぞれローン会社により異なりますが、毎月の返済額が残高によって事前に決まっている事があります。

目的カードローンの場合、この返済額がカードローンより高い場合があります。完済までに時間がかかっても、毎月少額で返していきたい場合はカードローンの方が良いでしょう。

必ずしも目的別ローンの金利の方が低いとは限らない・手数料がかかることがある

⑤絶対に目的別カードローンの方が金利が低いとは限らない

通常の使用目的が自由なカードローンよりは、低いことが一般的ですが、会社によって金利は異なりますので絶対はありません。よく確認しましょう。