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銀行口座を複数持つメリット・デメリット - 同じ銀行で複数口座をもてる?便利な目的別口座とは?

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銀行口座を複数持つメリット・デメリット - 同じ銀行で複数口座をもてる?便利な目的別口座とは?

銀行口座は一つではなく、複数持つことをおすすめです。でも、どうして複数持つのが良いのでしょうか?どんなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。

また、"同じ銀行に普通口座を複数持つことができるのか、"といった質問にも答えていきます。

便利な目的別口座についても、チェックしていきましょう。

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銀行口座を複数持つべき理由・メリット

①お金の管理がしやすい、お金を貯めやすい

目的別に口座を分けて持つことで、支出の管理がしやすくなります。

例えば、生活費用の口座以外に貯蓄用の口座を作って、自動振替でお金を貯める仕組みを作れば、目標金額に向かっての貯蓄もしやすくなります。

②より良いサービスの追及ができる

金利が良い、新規に口座を開くことで特典がある、そんな銀行があるならば、そちらに口座を開いてみるべきでしょう。

ネットバンキングの利用しやすさ、振込手数料が無料など、利便性を比較してより自分にあった銀行を選ぶことができます。

③万が一銀行に問題があった場合に備えて、リスク分散ができる

1つの銀行にしか口座を持っていなかったとしましょう。

その銀行に万が一トラブルがあったら、しばらくお金が下ろせなかったり、支払いができなくなったりするリスクがあります。

そんな緊急事態に備えるためにも、別の銀行にも口座を持っている方が安心です。

これらが、銀行口座を複数持つべき大きな理由になります。

どんな銀行のトラブルが想定できる?

より想像しやすいように、銀行関連では、どんな問題が起こりえるのかご紹介します。

パッと思いつくのは、システム障害などですね。他にはどんなものがあるでしょうか?

 

銀行トラブル具体的にみる(クリック)

以下のような問題が起こりえます。どれも、起こる可能性は低いですが、まったくゼロではありません。

①システム障害

オンラインバンキングでもATMの利用でも、銀行のシステム障害がおきて、一時的に自分のお金を自由に使えなくなることがあるかもしれません。

そんな場合、他の口座が使えれば安心です。

②セキュリティリスク - 顧客側

顧客側がフィッシング攻撃や不正アクセス等の被害にあい、アカウントにアクセスできなくなったり、お金を盗まれることがるかもしれません。

全財産を1つの銀行口座に保有しておくのは避けた方が良いでしょう。

③セキュリティリスク - 銀行側

銀行のシステムがサイバー攻撃やハッキングで使えなくなってしまう、最悪の場合、顧客の口座からお金が不正に引き出されるということがあり得ます。

リスク分散のため、念のため、複数の銀行に口座をもっておくのが良いでしょう。

④銀行内部の不正や経営方針の変

内部不正があり、一時的にサービスが利用できなくなるということがあるかもしれません。

また、また銀行が統合されるようなことがあれば、すでに別の銀行口座を持っていた方が慌てなくてすみます。

⑤銀行の破綻

銀行が経営不振に陥り、最終的に破綻するリスクがあります。

日本では預金保険制度があり、一定額までの預金は保護されますが、超過分や全額がすぐに引き出せないリスクが残ります。

銀行口座を複数持つデメリット

複数口座を持つことにはいくつかデメリットもあります。具体的に見てみましょう。

①管理が複雑になる

口座が複数あれば、管理すべきパスワードやIDが増えます。

また、場合によっては手持ちのキャッシュカード・クレジットカードなども増えることでしょう。普段使うカードは決まっていても、それ以外のカードもきちんと保管するなどやはり管理が必要です。

このように、口座が増えれば、どうしても管理が複雑になります。

②資産状況のチェックが一度にできない

複数の口座を持つことで、それぞれの残高や取引を管理する手間が増えます。

このように全体的な資産状況の把握がパッと一度にできず、面倒に感じる場合があります。

③銀行が違うと振込手数料がかかる

異なる銀行間でお金の移動には、通常、振込手数料といわれる手数料がかかります。

しかしながら、振込手数料は、他銀行への場合でも、一定回数無料にしている銀行も多くあります。ですから、手数料が問題にならないケースも多くあります。

また、預金額のようなカスタマーステージでその回数を増やしているところもあります。

銀行振込の手数料に関する記事で、詳しく紹介していますのでそちらもご覧ください。

▷関連記事「銀行の振込手数料を比較 - 振込手数料が安いのは?無料特典・回数もわかる

どのように銀行口座を持つのが良い?

複数口座を持つメリット・デメリットを整理してご紹介しました。

以下では、どのように銀行口座をつくるべきか、さらに具体的にご紹介いたします。

①リスク分散のためには別銀行に口座を持つ

銀行Aになんらかのトラブルがあって、急にお金が引き落とせなくなったりしても、銀行Bにも口座があれば安心ですね。

トラブルが起こる可能性は確かに低いですが、パスワードを忘れた、キャッシュカードを無くした、フィッシング詐欺にあった、など自分のミスで、銀行が一時に使えなくなることもあるかもしれません。

そんな「万が一」に備えておくに越したことはありません。転ばぬ先の杖、というわけです。

②目的別に口座を分ける

目的別に口座を分ければ、管理も分かりやすくなりますし、お金を貯めたい場合は目標を達しやすいためおすすめです。

少なくても2つ、1つは生活費や日常の支払いに使う口座、もう1つは貯蓄用に用意しましょう。

できれば、これに投資用の口座(定期預金など)も加えて3つ口座をもつのも良いでしょう。

③生活費の支払い用の口座は規模の大きい銀行で作る

生活費の支払い用に使う口座は、ある程度規模の大きい銀行で作るのが良いでしょう。

どの支払いでも間違いなく、引き落とし先として指定ができるようにするためです。

銀行によっては、クレジットカードの引き落とし、水道光熱費の口座振替等の口座に指定できない場合があります。

メガバンクであれば確実ですが、それ以外地方銀行や大手のネット銀行であれば問題なく口座振替の銀行口座に指定できます。

楽天カード引き落とし銀行
例えば、楽天カードの引き落としにしていできる口座は上記の通り。ほとんどの大手の銀行で指定ができるが、リストにない銀行もある。

銀行口座はいくつ持つのが良い?

銀行口座は最低でも2つ、できれば3つあると良いでしょう。

どのように使い分けるか以下で紹介いたします。

銀行口座を2つ持つ

銀行口座を2つ持つ場合は、①生活費用と②貯蓄用を持ちます。

①生活費用の口座

給与の振込み先に指定している口座を日常の支払い口座にするのが合理的です。

生活費の管理に使う口座ですから、家賃、水道光熱費、インターネット、スマホの料金、クレジットカードの引き落としもこの口座に指定します。

この口座を見れば、毎月の何にどれだけお金を使ったのか、一度で把握でき、出費の管理がしやすいので非常に便利です。

②貯蓄用の口座

貯蓄用の口座では、急な出費にそなえてお金を貯めておくのが良いでしょう。

上記の生活費用の口座から毎月一定額を振込む等で、貯めていくのも一つの方法です。

この口座のお金は、普段は使いません。何らかの急な出費に備えてのキープ用というのが目的です。

上記までで取り上げたように、リスク分散のために、それぞれ口座は別の銀行で開くのが理想的です。

貯蓄用の口座 - 普通預金 vs 定期預金

貯蓄用の口座として、普通預金か定期預金のどちらかを選ぶことができるでしょう。
普通預金は、いつでも引き出しができますが、金利が定期預金に劣ります。一方、定期預金の場合は、金利は普通預金よりは良いものの、満期になるまで預けるのが基本です。
定期預金に手をつけたい場合は、解約手続きが必要になり、金利も下がってしまいます。

「積立定期預金」という定期預金もある

積立定期預金は、毎月一定額を自動振込で積み立ててくれる、定期預金のことです。
定期預金は普通預金よりも金利がいいので、普通預金で貯蓄をするよりも利息が増えますからお得です。
ちなみに、普通の「定期預金」は一度一定の額で組んだら、追加で入金はできません。
「定期預金」も「積立定期預金」も元本が保証されていますので安心です。

銀行口座を3つ持つ

銀行口座を3つ持つ場合は、①生活費用の口座に加えて、貯蓄用を2つ、②貯蓄用の口座(普通預金) ③貯蓄・投資用の口座(定期預金)とすることができます。

ただし、複数口座をもつデメリットのところでも紹介した通り、口座が増えれば管理が複雑になります。

管理しきれない、面倒という方は、まずは口座は2つにし、生活費用の口座になるべく余裕を持たせておき、急な出費にも備える、という方が管理方法が楽かもしれません。

定期預金は銀行によって金利が結構違う!

定期預金をするならば、金利の良いところを選ぶようにしましょう。「どこも金利はどんぐりの背比べ・・・と思っていませんか?」
しかしながら、金利には銀行ごとに結構差があります。想像している以上かもしれませんよ。
定期預金をするならば、今メインで使っている銀行の他に、広くチェックしてみることを強くおすすめします。
▷関連記事「定期預金はどこがいい?金利の高いおすすめ銀行ランキング

同じ銀行に複数の口座は持てるの?

大手銀行の対応を見てみましょう。個人が同じ銀行に複数の口座を持つことは、原則お断り、としている銀行が多いことが分かります。

窓口で相談すれば可能な場合もあるようですが、他の銀行に口座を作った方が早くて楽でしょう。

同じ銀行に複数口座は持てる?
銀行サービス名
三菱UFJ銀行近くの店舗にご来店のうえご相談
三井住友銀行同じ支店での口座開設は2つまで。申込代表口座を含めて最大3ヵ店まで他支店の口座を登録できる。
みずほ銀行 総合口座(普通預金)は、原則お一人一口座
-利用できる場合もあるので店舗に相談。
-ンターネット支店(店番号560)とインターネット支店以外の支店で、それぞれ口座を一つずつ開設することは可能
ゆうちょ銀行 "お1人につき1口座のご利用をお願いしています。 すでに口座をご利用いただいている場合、新たな口座の開設をお断りする場合がございます。"

目的別口座が便利 - 目的別口座の提供がある銀行

ネット銀行の中には、目的別口座といったような名目で、ほぼ普通預金口座のように利用できる口座を提供している銀行もあります。

目的別口座は、その名の通り、目的に合わせて、お金が貯めることのできる預金専用口座です。貯金箱のような感覚でお金を管理することができます。

自分で目標期間や目標金額を設定できるますし、銀行にもよりますが多ければ、最大20口座を持つことも可能です。

目的別口座はこんな制限があるので注意

銀行によって異なりますが、通常の預金口座とはことなる制限がある場合があります。

例えば、目的別口座の場合は、また口座番号がなく、ATMで引き出したり、その口座から振込を行ったりすることができない場合があります。

目的別口座の提供のある銀行

銀行によって名称が異なりますが、このように、目的に応じた貯金箱のような口座を作れる銀行はいくつかあります。

以下に紹介いたします。

目的別口座・使い分け口座のあるネット銀行
銀行サービス名口座数
住信SBIネット銀行 目的別口座 10口座まで
GMOあおぞら
ネット銀行
つかいわけ口座10口座まで
みんなの銀行BOX(ボックス)20口座まで