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そこで注目したいのが、 米ドルをはじめとする「外貨預金」です。

特に外貨の中でも基軸通貨であり、私たちにとって最も馴染み深い米ドルの定期預金は、高い金利が期待できるため、 資産運用の一つの選択肢として人気があります。

そこでこの記事では各金融機関が提供するドル建て定期預金の金利(6ヵ月)をランキング形式でご紹介するとともに、現役銀行員としてその仕組みやメリット・注意点を分かりやすく解説します。

金融ライター加藤隆二

この記事の執筆者:加藤隆二

現役銀行員。バブル期に入社して勤続30年以上、融資・渉外担当としてカードローンや事業資金融資、住宅ローンまで「お金を借りる」分野に長年従事した経験があります。特にカードローンは、審査のシステム化以前で担当者が審査をしていた時代から携わってきました。

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そのため審査のポイントからメリット・デメリットまで、カードローンには精通していると自負しています。多数メディアでも執筆(参考)

ドル建て定期預金の金利ランキング

それでは、主要な金融機関が提供するドル建て定期預金の金利と手数料を見ていきましょう。

ここでは、6ヵ月の場合のドル建てのランキングをご紹介します。ここでは、円定期預金の金利が比較的高い銀行の中から中心にドル建て金利を調べてランキングしています。

金利、手数料はキャンペーン適用のもの、期間が限られているケースがありますので、確認をおすすめします。

ドル建て定期金利のランキング(6ヵ月)【2026年9月24日時点】

  銀行名 年率(6ヵ月) 預入時
手数料
払戻時
手数料
備考
1 ソニー銀行 6.00% 15銭 1円 手数料はカスタマーステージによる。表示は基準手数料。
キャンペーン:2026年9月1日~11月30日(円からの預入れ)
2 東京スター銀行 4.25% 0銭 25銭 「王様金利外貨定期預金」
3 三菱UFJ銀行 4.00% 25銭 25銭 キャンペーン:2026年10月1日~12月30日 
3 愛媛銀行 4.00% 50銭 50銭 ひめぎんスーパー外貨定期預金(With You Net限定)
4 auじぶん銀行 3.50% 12銭 12銭  
5 ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行) 3.20% 6銭 6銭  
6 三井住友銀行 Olive 3.00% 1円 1円  
7 UI銀行 2.60% 0銭 50銭  
8 PayPay銀行 2.50% 5銭 5銭  
9 イオン銀行 2.40% 6銭 6銭  
10 香川銀行 1.10% 50銭 1円  
11 楽天銀行 1.01% 25銭 25銭  
- みずほ銀行 3.70% 300万円以上:50銭
500万円以上:40銭
1000万円以上:10銭
1円 2025年10月10日時点の金利です。最新の金利は公式サイトでご確認ください。
(当時のキャンペーン:店舗およびみずほ銀行担当者による受付が対象、2025年10月1日~12月30日)
- SBI新生銀行 3.70% 15銭 15銭 金利はカスタマーステージによる。表示はもっとも低いステージのスタンダードの場合。
2025年10月10日時点の金利です。最新の金利は公式サイトでご確認ください。

金利の高さはもちろん重要ですが、後述する「為替手数料」もトータルの損益に影響します。

両方のバランスを見ながら、ご自身にあった金融機関を選ぶことが大切です。

このランキングの選定基準

どんな基準で選んだ表なのかが分からなければ、順位そのものを判断材料にはできません。この記事のランキングは次の考え方でつくっています。

  • 母集団は、円の定期預金の金利が比較的高い金融機関を中心に調べたもの
  • 並び順は、預入期間6ヵ月の米ドル建て定期預金の年率が高い順
  • 金利だけでなく、預入時と払戻時の為替手数料も同じ表に併記
  • 数値の時点は表のタイトルに明記し、出典は各金融機関の公表情報
  • 執筆・監修は現役銀行員(加藤隆二)

金利と手数料を並べているのは、金利が最も高い銀行が、手取りでも最も有利とは限らないためです。手数料が高ければ、金利の優位はその分だけ削られます。

金利と手数料の表を見るときの注意点

表の数字は、次の前提で読んでください。

  • 年率は税引前の表示で、預入期間6ヵ月のもの
  • 手数料欄は1ドルあたりの片道の金額。預入時と払戻時で別々にかかる
  • キャンペーン金利や期間限定の商品が含まれる(該当する行は備考欄に記載)
  • 取引実績などのステージ制によって、金利や手数料が変わる金融機関がある

つまり、実際に負担する為替手数料は預入時と払戻時の合計=往復になります。ここは後ほど詳しく説明します。

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ドル建て預金は「普通」と「定期」どちらを選ぶ?

ひとくちに「ドル建て預金」「ドル預金」といっても、中身は外貨普通預金と外貨定期預金の2種類に分かれます。

この記事のランキングで比べているのは後者の定期預金ですが、どちらを選ぶかで使い勝手も金利の水準も変わります。まずはこの違いから整理しておきましょう。

外貨普通預金の特徴

外貨普通預金は、円の普通預金と同じように、いつでも預け入れ・引き出しができる口座です。

満期という区切りがないため、為替レートを見ながら好きなタイミングで円に戻すことができます。

その代わり、同じ通貨・同じ金融機関で比べた場合、金利は定期預金より低く設定されるのが一般的です。

外貨定期預金の特徴

外貨定期預金は、6ヵ月・1年といった預入期間をあらかじめ決めて預けるものです。

期間を固定する分、同じ通貨の普通預金より高い金利が設定されるのが一般的で、この記事のランキングが比較しているのもこの定期預金の金利です。

半面、原則として満期まで引き出せません。途中で解約する場合の扱いは後述の注意点で説明します。

どちらを選ぶかの判断軸

ここまでの違いを一覧にすると、次のようになります。

外貨普通預金と外貨定期預金の違い

比べる項目 外貨普通預金 外貨定期預金
預入期間 期間の定めなし 6ヵ月・1年など事前に決める
金利の水準 定期預金より低いのが一般的 普通預金より高いのが一般的
円に戻すタイミング いつでも選べる 原則は満期時
途中で引き出す 制限なし 原則できない。応じる場合も中途解約利率が適用されるのが一般的
為替手数料 どちらも預入時と払戻時の両方でかかる
向いている使い方 レートを見ながら動かしたい、まず様子を見たい 使う予定のない資金で、期間を決めて金利を確保したい

判断の分かれ目は、そのお金を満期まで動かさずに置いておけるかどうかです。

動かす可能性が残るなら普通預金、期間を区切って構わないなら定期預金、という整理になります。

ドル建て預金のメリット

ドル建て預金を始める前に、メリットと注意点の両方をしっかり理解しておくことが大切です。

まずはメリットから、3つに整理して解説します。

メリット1金利が高い

最大のメリットは、やはり円預金と比べた金利の高さです。

これは各国の政策金利の違いによるもので、特に米ドルは日本の金利水準を上回る傾向が続いています。

例えば郵便貯金の金利が0.23%(定期貯金・1年・税引前)【参考①】といった水準です。

一方ドル建て定期預金では、市況によっては年率で数%台の金利が付くことも珍しくありません。

同じ期間預け入れるのであれば、より高いリターンが期待できます。

【参考①】 金利一覧-ゆうちょ銀行

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メリット2為替差益も期待できる

外貨預金には金利による利益(インカムゲイン)に加え、為替レートの変動によって得られる利益(キャピタルゲイン)も期待できます。

たとえば預け入れ時よりも円安が進んだ場合、 満期時に円に戻すことで為替差益を得られます。

例えば、1万ドルを1ドル140円の時に預け入れ(140万円)、1ドル150円の時に円に戻せば150万円となり、10万円の為替差益(税引前)が得られることになります。

もちろん逆の動き(円高)になれば損失が出るリスクもありますが、金利と為替の両方から利益を狙えるのが外貨預金の醍醐味です。

メリット3株式投資など、他の投資・運用よりは分かりやすい

投資には株式、投資信託、不動産など様々な種類がありますが、外貨預金は比較的仕組みがシンプルです。

利益や損失に影響する要素が主に「金利」「為替レート」「手数料」の3つに集約されるため、 初心者の方でも損益の構造を理解しやすいと言えるでしょう。

ドル建て預金の注意点・リスク

ドル建て預金にはリスクや注意点もあります。

特に、金利の高さだけを見て決めると見落としやすい4つを取り上げます。

注意点1為替変動で元本割れすることがある

メリットの裏返しとして、為替レートの変動による「元本割れ」のリスクがあります。

預け入れ時より円高が進むと、利息を受け取っても、為替差損がそれを上回り、トータルでマイナスになる可能性があります。

具体的な数字での損得は、後半のシミュレーションで確認できます。

注意点2為替手数料は「往復」でかかる

ランキングの表で見た為替手数料は、預入時と払戻時にそれぞれ片道分がかかるものです。

つまり、円→ドル→円と一往復させると、両方の手数料を負担することになります。

そのため為替レートがまったく動かなかったとしても、円に戻した時点では往復の手数料分だけマイナスから始まる構造になっています。

往復の手数料はどのくらい効くのか

仮に、預入時と払戻時の手数料がそれぞれ1ドルあたり25銭、往復で50銭だとします。

1ドル=140円で預け入れた場合、往復の手数料は預入額に対しておよそ0.36%(0.5円÷140円)にあたります。

この場合、受け取る利息が0.36%分を上回って初めて、手取りでプラスになります。

*上記は筆者が仮に置いた数値による計算で、実際の手数料は金融機関ごとに異なります。

預入期間が短いほど受け取る利息の総額は小さくなるため、往復の手数料が相対的に重くなる点にも注意してください。

注意点3預金保険の対象では無い

円預金は、万が一金融機関が破綻した場合でも、 預金保険制度(ペイオフ)によって元本1,000万円とその利息が保護されます。

しかし、外貨預金はこの制度の対象外です。

そのため、預け入れる金融機関の経営状況や健全性(格付けなど)を確認しておくことも大切です。

注意点4中途解約すると金利が下がる

外貨定期預金は、原則として満期日まで引き出すことができません。

金融機関によっては中途解約に応じる場合もありますが、その際は申し込み時の約定金利ではなく、中途解約利率が適用されるのが一般的です。

さらに、解約して円に戻すのであれば払戻時の為替手数料も同時にかかります。

取扱いは金融機関ごとに異なるため、申し込む前に商品説明書や約款で確認しておきましょう。

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ドル建て預金にかかる税金

ランキングの年率も、シミュレーションの利益も、すべて税引前の数字です。

ドル建て預金では「利息」と「為替差益」で税金の扱いが異なり、片方は自分で申告が必要になる場合があります。ここを知らないまま始めると、あとで慌てることになります。

利息にかかる税金

外貨預金の利息は、円預金の利息と同じく源泉分離課税の対象です。

国税庁によれば、支払いを受ける際に利子所得の金額に一律15.315%(所得税・復興特別所得税)と地方税5%、合わせて20.315%が源泉徴収され、これで納税が完結します【参考②】。

受け取る時点ですでに差し引かれているため、利息については自分で確定申告をする必要がありません(申告して取り戻すこともできません)。

(2026年8月時点の税率です)

為替差益にかかる税金

一方、為替差益は源泉徴収されません。

国税庁の質疑応答事例では、為替差損益は一般的に異なる通貨の交換(往復)によって発生するものとされ、円などに交換した時点でその差額が所得として実現したと考えられるため、所得として認識する必要があるとされています【参考③】。一般に雑所得に区分されます。

逆に、満期になった外貨をそのまま同じ通貨で預け替える場合は、外貨の保有状態に実質的な変化がないため、その時点では為替差損益を認識しないとされています【参考④】。

つまり、円に戻したときにはじめて課税対象になるという整理です。

確定申告が必要になるケース

給与所得者の場合、給与所得や退職所得以外の各種の所得金額の合計額が20万円を超えると確定申告が必要になります【参考⑤】。

為替差益もこの「各種の所得」に含まれるため、円に戻して大きな為替差益が出た年は、申告の要否を確認しておく必要があります。

なお、円に戻さずドルのまま保有し続けている間は為替差益が実現しないため、この判定の対象にもなりません。

(*具体的な申告の要否や計算方法は、税務署または税理士にご確認ください。)

【参考②】 No.1310 利息を受け取ったとき(利子所得)-国税庁

【参考③】 保有する外国通貨を他の外国通貨に交換した場合の為替差損益の取扱い-国税庁

【参考④】 外貨建預貯金の預入及び払出に係る為替差損益の取扱い-国税庁

【参考⑤】 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人-国税庁

シミュレーションで見る成功パターン・失敗パターン

「百聞は一見に如かず」です。具体的な数字を使って、ドル建て定期預金は、どのような場合に利益が出て、どのような場合に損失が出るのかを見ていきましょう。

※このシミュレーションは税金や手数料を簡略化しています。

成功パターン(益がでるパターン)

満期時に、預入時よりも円安になった場合は益がでます。

条件

為替:100万円を1ドル=140円(TTS)

金利(年率):5.0%

預入期間:1年間

払い戻し時の為替手数料:50銭(TTBは139.5円)

満期時のドル

預入額:$7,142.85(1,000,000円 ÷ 140円/ドル)

1年後の利息(税引前):$357.14($7,142.85 × 5.0%)

1年後の元利合計:$7,500

満期時の為替レートが1ドル=150円(円安)になったとして計算

ドルを円転したら、どのくらいの益がでるのか計算をしてみます。

金利収入に加えて、 為替差益も得られたことで大きなプラスになりました。

失敗パターン(損が出るパターン)

預入時よりも満期時に円高になってしまった場合は、損が出ます。

前提条件は同じ内容で預け入れ、満期時の為替レートが1ドル=130円(円高)になったと仮定して計算してみましょう。

預入時の条件は同じです。ですから、預入額と1年後の利息がついた額は同じです。

  • 預入額:$7,142.85
  • 1年後の元利合計:$7,500

満期時の為替レートが1ドル=130円(円高)になった場合

高い金利を受け取ったにもかかわらず、為替差損がそれを上回り、結果的に元本割れとなってしまいました。

(*上記は筆者が独自に仮定・計算したもので、実際の結果とは異なる場合があります)

ドル建て預金の始め方

続いて、口座開設から預け入れまでの具体的なステップをご紹介します。

ステップ1【口座開設】外貨預金の口座を開設する

外貨預金を始めるには、まず円預金の口座とは別に「外貨預金口座」を開設する必要があります。

メインバンクでも、あるいは金利や手数料が有利な他の金融機関でも開設可能です。

最近では、スマートフォンのアプリで申し込みから開設まで完結するケースも増えています。

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外貨預金口座開設に必要なもの

口座開設には、一般的に以下のものが必要となります。

(金融機関によって異なる場合がありますので、詳細はご自身で確認してください。)

  • 本人確認書類
  • 運転免許証、マイナンバーカードなど
  • 円預金の普通預金口座(多くの場合、同じ金融機関の口座が必要)

ステップ2【両替】日本円からドルへの「両替」を行う

外貨預金口座が開設できても日本円をそのまま預けることはできず、預けたい通貨(この場合は米ドル)に「両替」する手続きが必要です。

この両替の際に発生するのが「為替手数料」です。

海外旅行に行くとき、空港などで円を外貨に両替するイメージが分かりやすいでしょう。

【為替レートに関する基礎知識】外貨預金に預入時はTTS、円に換金時はTTBが使われる

ニュースなどで報じられている為替レートは、銀行間の取引で使われる基準レートであり「仲値(TTM:Telegraphic Transfer Middle rate)」と呼ばれます。

しかし私たちが実際に両替する際には、この仲値に金融機関が定める手数料が上乗せされたレートが適用されます。

為替レート TTSとTTB

円から外貨へ(預入時) TTS
(Telegraphic Transfer Selling rate)
金融機関が顧客に外貨を「売る(Sell)」レートで、手数料が上乗せされるため仲値より円安のレートになります。(例:仲値140円→TTS141円)
外貨から円へ(払戻時) TTB
(Telegraphic Transfer Buying rate)
金融機関が顧客から外貨を「買う(Buy)」レートで、手数料が差し引かれるため仲値より円高のレートになります。(例:仲値140円→TTB139円)

このTTSとTTBの差額が、外貨預金の実質的な手数料となります。

金融機関によっても異なるため、金利だけでなく手数料も比較検討することが重要です。

ステップ3【積立】買う時期を分けたい場合は外貨積立を使う

まとまった資金を一度に両替するのではなく、毎月決まった額を自動的に外貨に替えて積み立てる「外貨積立」を用意している金融機関もあります。

購入するタイミングを分散できるため、預け入れる為替レートを平準化しやすいのが特徴です。

ただし、積み立てた外貨をそのまま定期預金に振り替えられるか、最低積立額はいくらか、積立時の為替手数料が通常と異なるかは金融機関ごとに扱いが違います。

積立を前提に口座を選ぶのであれば、申し込み前に対応状況を確認しておきましょう。

ドル建て定期預金・満期になったらどうする?

満期を迎えた際、その時の為替相場に応じて様々な選択肢を取れるのが 外貨預金の柔軟なところです。

あわてて判断をせず、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

スタート時より円高になってしまったら

円に戻すと為替差損が出てしまう状況では、以下のような選択肢が考えられます。

  • ドル建て定期預金を継続する

多くの金融機関では満期時に同じ期間の定期預金として自動継続する設定が可能です。

将来の円安を期待し、高い金利を受け取りながら運用を続ける選択です。

  • ドル建て普通預金に移す

定期預金を解約し、外貨のまま普通預金口座に入れておく方法です。

金利は若干下がりますが、為替レートが良いタイミングでいつでも円に換えられる自由度が生まれます。

  • 他のドル建て商品に投資する

円安になる兆しが見えないと判断した場合、ドルのまま米国の株式や債券など他の金融商品に投資して積極的なリターンを狙うという考え方もあります。

スタート時より円安になったら

含み益が出ている状況では、選択肢はシンプルです。

  • 円に戻して利益を確定する

為替差益と利息を合わせた利益を確定する、という最も基本的な選択です。

なお、円に戻した年は確定申告が必要になる場合があります。

  • ドル建てで運用を継続する

「まだ円安が進む」と考えるなら定期預金を継続したり、普通預金に移したりしてさらなる利益を狙うことも可能です。

ただし、相場が反転して利益が減るリスクも考慮しましょう。

ドル建て預金がオススメな人、向いていない人

ご自身の資産状況や投資に対する考え方によって、ドル建て預金が適しているかどうかは異なります。

ドル建て預金を検討中の方は参考にしてみてください。

ドル建て預金がオススメな人

資産を分散したい人

資産を日本円だけで持っていると、将来的に円の価値が下がった(円安が進んだ)場合に資産全体が目減りしてしまいます。

資産の一部をドルで持つことで、通貨の分散が図れ、円安に対するリスクヘッジになります。

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中長期で資産を育てたい人

為替の短期的な変動に一喜一憂せず、高い金利の恩恵を受けながらじっくりと資産を運用できる方に向いています。

為替が円高に振れた場合でも、慌てずに円安になるタイミングを待てる余裕があることが望ましいです。

ドル建て預金には向いていない人

元本割れのリスクを一切許容できない人

前述の通り、外貨預金には為替変動による元本割れのリスクが常に伴います。

「絶対に損はしたくない」という安定志向の強い方には、円の定期預金など元本保証の商品が適しています。

近い将来に使う予定のある資金で運用する人

数ヶ月後や1年後など、使う時期が決まっている資金を外貨預金で運用するのは避けるべきです。

いざ使いたいタイミングで円高になってしまうと、 損失を確定させなければならない可能性があるからです。

外貨定期預金に関するよくある質問

最後に、外貨定期預金に関するよくあるご質問にお答えします。

多くの金融機関で、ドル紙幣など外貨のまま現金で引き出すことは可能です。

ただし、取り扱いのある支店が限られていたり、多額の場合は事前の連絡が必要だったりします。また所定の現金取扱手数料がかかるのが一般的です。

海外旅行などでドルが必要な場合には便利ですが、事前に金融機関へ確認することをお勧めします。

これは、日本と米国の「政策金利」の違いが主な理由です。

政策金利とは国の中央銀行(日本は日本銀行、米国はFRB)が一般の銀行にお金を貸し出す際の金利のことで、預金金利の基準となります。

長らく低金利政策を続けてきた日本に対し、米国は経済状況に応じて日本より高い政策金利を設定してきました。この金利差が、そのまま円預金とドル預金の金利差に反映されているのです。

ドル建て定期預金も、円預金と同様に相続財産となります。

相続税の計算をする際は、相続が発生した日(被相続人が亡くなった日)のTTM(仲値)を基準に円換算した評価額で申告するのが一般的です。

*実際の手続きの詳細は、取引金融機関や税理士にご相談ください。

初めて外貨預金に挑戦するのであれば、まずは米ドルから検討することをお勧めします。理由は3つあります。

①米ドルは世界中の貿易や金融取引で中心的に使われている基軸通貨であるため、情報量が多く値動きの背景が理解しやすいこと。

②アメリカは世界最大の経済大国であり、他の国に比べて政治的・経済的な安定性が高いとされていること。リスクはゼロではありませんが、比較的安心して保有できる通貨の一つです。

③ユーロなど他の通貨に比べて、両替時の為替手数料が低く抑えられる傾向にあること。手数料は運用成績に直接影響します。

通貨を分散したい場合はユーロや豪ドルも選択肢になりますが、取扱通貨や手数料は金融機関ごとに異なるため、口座を開く前に確認してください。

外貨定期預金の利息は、預けている通貨(米ドル建てなら米ドル)のまま受け取るのが基本です。

そのため、利息を円で使いたい場合は、あらためて円に両替する必要があり、その際には払戻時の為替手数料がかかります。

なお利息にかかる税金は源泉徴収されます。詳しくは利息にかかる税金をご覧ください。

まとめ

この記事ではドル建て預金の金利ランキングから、普通預金と定期預金の違い、メリット・注意点、税金、具体的な始め方までを解説してきました。

ドル建て預金は資産を円だけでなくドルにも分散させたい人や、中長期的な視点でじっくり資産を育てたい人に適した金融商品です。

選ぶ際は金利の高さだけでなく、往復でかかる為替手数料と、円に戻したときの税金まで含めて考えることが大切です。

ご自身の資産状況やリスクに対する考え方を踏まえ、メリットとデメリットを天秤にかけた上で賢く活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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外貨をどれだけ持つべきかは、資産全体のバランスを見ないと判断できません。

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