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【時事でマネーの知識をみにつける】カードローンで借りたお金でオンラインカジノはできる?~オンラインカジノは違法~

作成日
【時事でマネーの知識をみにつける】カードローンで借りたお金でオンラインカジノはできる?~オンラインカジノは違法~

最近話題となった事件を題材にマネーについて正しい知識を身につけましょう。新聞やテレビの報道内容からさらに一歩踏み込んでスマートマネーライフ編集部が解説いたします。

【カードローンの特徴】借りるお金の利用目的は問われない=悪用も可能?

カードローンは 利用目的が問われることなくお金を借りることのできるサービスです。そのため、申込時や審査時に「何に使うのか」は尋ねられません。

審査で重視されるのは、主に「返済能力があるかどうか」です。貸したお金を利息を含めてきちんと返済できるかが重要となります。

カードローン会社(消費者金融など)は、ビジネスとしてお金を貸しているため、返済が見込めない人には基本的に貸しません。言い換えると、返せそうな人であれば、使用目的に関わらず貸すことがある、となります。

このことは、年齢の制限の他、「安定した収入があること」、がカードローンの申し込み条件となっていることからも分かります。

審査にあたっては、加えて、申込者が本当に記載された勤務先に在籍しているかを確認する「在籍確認」や、反社会的勢力との関係がないかを調べる「反社チェック」なども行われます。

【カードローンの”悪用”例】

このため、冒頭であげたニュースに関連した”悪いこと”にもカードローンの利用は可能というわけです。

違法な利用方法、推奨されない利用方法を具体的にみていきます。

 【違法な利用】

吉本興業の芸人は芸人仲間からの借金をオンラインカジノにあてていたそうですが、 カードローンを使って自分で借りたお金を使うことも実質的に可能です。

ただし、オンラインカジノの利用が違法であるため、処罰の対象となります。

日本ではオンラインカジノおよびブックメーカー(スポーツベッティング)の利用は違法

芸人の逮捕が世間を十分賑わしたことにより、 オンラインカジノが違法であることは、日本国内でも十分認知されたと思います。

正確にいうと、「日本国内に居住しながらオンラインカジノをプレイすること」は、実質的に賭博罪に該当する可能性が高く、違法行為と見なされます。

日本にお住まいの方は、オンラインカジノに手を出さないように重々気を付けましょう。

ブックメーカーはスポーツを対象に賭けを行うサービスですが、これも賭博行為に該当します。オンラインカジノと同じ運営者が行っていることが良くあります。

たとえ自分のお金であっても、また借りたお金であっても、利用自体が違法行為となります。

※参考:刑法185条・186条「賭博罪」

オンラインカジノのスマホ画面
オンラインカジノの画面(オンラインカジノ・スポーツベッティングが合法な国にて)

オンラインカジノがグレーと勘違いされる理由

書類送検された吉本興業のタレントは容疑を認めた上で「オンラインカジノは“グレー”だと思っていた」と述べています。

グレーと思ってしまった理由は主に5つあると考えらえます。

理由①
ネットの検索結果に出てくるから

「オンラインカジノ」で検索すると、実質たくさんのオンラインカジノが検索結果に現われます。

違法でなければ、なぜGoogleなどの検索結果に出てくるのか、また有名人がでてくるのだろう?

そんな気持ちから、勝手にオンラインカジノは法律的にはグレーだろう、と判断してしまうのかもしれません。

Googleでオンラインカジノ おすすめと検索した場合の画面
Googleで「オンラインカジノ おすすめ」と検索した場合の検索結果画面。
理由②
世界的に有名なスポーツ選手などが広告塔となっているから

また、実際にサイトを開いてみると、世界的に有名なスポーツ選手が広告塔となっていることが多いため、安心してしまうのでしょう。

具体的な例

DAZNの試合中継でオンラインカジノの広告が流れており、広告塔していたのが元日本代表DF吉田麻也選手だった。

理由③
③TV、YouTube、ラジオなどでCMが流れていたから

いくつかの有名なオンラインカジノは大胆にも大々的にCMを打っていました。

これでは、消費者も信頼をしてしまうかもしれません。この点はメディアや広告代理店に責任があるともいえます。

具体的な例

ラジオ番組: 「オールナイトニッポン」でオンラインカジノのCMが流れていた

 
理由④
VPNの利用が一般的になっているから

もう一つの理由は、VPNを使って海外のサーバーからオンラインカジノをすれば問題ないと勘違いしてしまう点にあります。日本人が海外に渡航し、合法な国でオンラインカジノをした場合は、違法にはならない、ということから判断しているのでしょう。

 
理由⑤
⑤競馬やパチンコが合法だから

日本では競馬やパチンコは例外的に合法となっています。

同じギャンブルなんだから、問題ないはず、そのような考えから、グレー(ギリギリOK)という考えにいたるのだと想像できます。

海外に拠点があるオンラインカジノは日本の法律が及ばないため、サービス提供者側を取り締まることができません。 今後もオンラインカジノ自体は、日本でもオンライン上で存在し続けるでしょう。

それでも、法律が変わらない限りは、日本国内でのオンラインカジノの利用は違法であることは変わりありません。

万が一、オンラインカジノを使って捕まっても、サービス提供元も、メディアも誰も助けてくれません。よく理解しておきましょう。

カードローンで借りたお金を利息付きで繰り返し他人に貸すのは違法

個人的にカードローンでお金を借り、利息をつけて何度も副業的に貸すことや、法定金利以上で貸すことは、違法です。

友人や家族に無利子で一回程度お金を貸すことは、法律上は問題ありません。

しかし、それをビジネスや副業として行うと、貸金業法違反などに該当します。

  【違法ではないがリスクが高く推奨しない利用】

以下のような使い方は、違法ではありませんが、損失が出た場合に借金だけが残るというリスクがあり、非常に危険です。

カードローンはプライバシーを保って利用できるメリットがある

カードローンは、利用目的を問われないため、「何のためにお金を使うのか」を伝える必要がありません。この点はすでに説明した通りです。

たとえば、「結婚式に呼ばれたが、今は貯金が足りない」といった理由でも、説明せずに審査に通ればすぐに借入れが可能です。

ですから、 やむを得ない理由でどうしても現金が足りなくなった、困っている、という方には便利なサービスです。

カードローンには悪いイメージがつきまとうが、すべて利用者次第。正しく利用するために必要な知識

カードローンは自由に使えるお金を借りられるため、使い方次第では悪用され、事件に発展することもある、ということが分かりました。

その結果、カードローンや消費者金融に対して「なんとなく怖い」「危ない」といったイメージが広がってしまいがちです。

しかし、本当にカードローンが必要な人が、誤ったイメージで利用をためらう、もしくは不正確な知識で誤った利用をしていまうのは適切ではありません。

正しい知識を身につけて、必要なときに賢く活用することが大切です。

【基礎知識】カードローン・お金を借りる前に知っておきたいこと5選

もしかしたら、カードローンのお世話になるかも・・・自分はカードローンを利用することは絶対ない・・・

どんな人にも知っていて決して損することはない、カードローンに関する知識をご紹介します。

 カードローンもクレジットカードのキャッシングも”借金”であることは同じ

カードローンもクレジットカードのキャッシングも、”借金をする”ということ点では同じです。個人信用情報でも、「借入れ」として記録されます。

また、どちらの場合も、金利がかかりますから、毎月利息をつけて返済が必要になります。

クレジットカードのキャッシングは、カードローンよりもさらに気軽に使える側面がありますが、返済に関しては同じ義務を追いますのでよく理解しておきましょう。

 きちんと返済すればクレジットヒストリーにプラス

お金を借りたら、自分のクレジットヒストリーに悪い影響を及ぼす、分かりやすい言い方をすれば”傷が付く”と考える人もいます。

しかしながら、延滞なくきちんと返済したならば、延滞せずにきちんと返済を続ければ、むしろ信用情報にはプラスの履歴となります。そして、将来またローン組む時などに、好影響を与える可能性があります。

一方、延滞をしないことがとても重要になります。返済の遅延・延滞は信用情報に大きなマイナスとなります

ですから、お金を借りる際は、きちんと返せるか、返済計画に無理はないか、というのがいつでも強調されている点です。

 明確な目的があるなら「目的別ローン」の検討を

車を買う、家を買う、といった明確な目的があるならば、目的別ローンがベターです。なぜなら、一般のカードローンよりも金利が低く設定されていることが多いためです。

もちろん、目的別ローンの場合は、提出すべき書類が色々あり、申し込みの手間は増えます。ただし、利息を下げれることを考えれば、やはり目的別ローンを利用すべきでしょう。

 「完済できないのでは?」の不安に関するアドバイス

カードローンの場合、返済が完了していなくても、限度額内であれば、また何度でも追加で借りられててしまいます。

そのため、借入れと返済を繰り返してしまい、「借金が減らない」となります。

こういった悪循環を防ぐために、追加の借り入れを避けることが大切です。

利息は、元本に対してかかります。元本が減らないと、利息もなかなか減りません。元本を早く減らすために、余裕があった月はまとめて多めに返済する、毎月の返済額を可能であれば少し上げる、など元本を減らす工夫をすることで、完済が近づきます。

 どんなところかカードローンを提供しているの?

借りたお金を自由に使えるカードローンを提供している業者には以下のようなところがあります。一般的には銀行や信販系のカードローンの方が金利が低めに設定されています。

  • 銀行系カードローン(例:三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローン、住信SBIネット銀行カードローン など)
  • 信販系カードローン(例:JCB FAITHやFマネーカードなど)
  • 消費者金融系カードローン(例:アコム、プロミス、アイフル、モビットなど)

「1時間以内に借りたい」など緊急性がない限りは、まず銀行や信販系のカードローンを検討するのが良いでしょう。

一方で、審査に不安がある場合は、消費者金融の方が比較的審査に通りやすいとされています。

なお、同時期に複数社に申し込むと信用情報に影響する可能性があり推奨されません。1か月に2社程度の申し込みであれば、審査への影響は比較的少ないとされていますが、時間に猶予があるならば、1社ずつ申し込むのが無難です。

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