ネット銀行カードローンで【在籍確認なし】はどこ？電話を避けるためにできること
カードローンを検討する際、多くの方が気になるのが「在籍確認」です。特に 職場への電話連絡は避けたいと考える方も少なくないでしょう。
「在籍確認の電話なし」は、バレずにお金を借りるためにも、意識せざるを得ないポイントです。
本記事では、銀行カードローンの中でも、在籍確認の電話を"原則"不要とするセブン銀行のカードローンを中心に、電話連絡を避けるための選択肢を紹介いたします。
この記事で分かること
"ネット銀行"カードローンで在籍確認の電話なし〇
ならセブン銀行
審査が不安＋在籍確認を避けたいなら
やっぱり大手消費者金融◎
ネット銀行カードローンで「在籍確認の電話は原則なし」としているのはセブン銀行カードローンのみです。一方、セブン銀行に口座がない人や、審査に不安がある人は、アコムなど大手消費者金融がおすすめです。
 | この記事の執筆者：加藤隆二 そのため審査のポイントからメリット・デメリットまで、カードローンには精通していると自負しています。多数メディアでも執筆(参考) 続きを見る |
在籍確認のないネット銀行カードローンはセブン銀行
カードローン審査における在籍確認は、安定した収入があることを確認する上で非常に重要なプロセスです。
しかし、職場への電話連絡となると、周囲に知られるのではないかという不安や、電話に出られない場合の対応など、様々な懸念が生じるものです。
そのような中で、在籍確認が原則ないカードローンとして注目されるのがセブン銀行です。
ネット銀行のカードローン・在籍確認について
他のネット銀行では、例えば「お勤め先に在籍確認の電話をします」とのソニー銀行をはじめとして、ネット銀行のカードローンでは多くが在籍確認すると名言しています。
審査において、原則としてご登録の電話番号および勤務先へご連絡することはありません。
その他も「審査で在籍確認のため電話をすることがある」と在籍確認する可能性を示唆しています。
(他の主要なネット銀行のカードローンに関しては、調べて、一覧にしています。)
このように「ネット銀行の多くが審査で在籍確認が必須、もしくは可能性があると説明しているのに対し、原則として在籍確認の電話はしないと「NO」から入っているのはセブン銀行だけなのです。
したがって、 在籍確認の電話を避けたいと考えるのであれば、セブン銀行のカードローンが一つの有力な選択肢となります。
主要なネット銀行カードローンの在籍確認に関する記述
セブン銀行以外のネット銀行カードローンの「在籍確認」に関する記述をまとめました。
セブン銀行以外ですと、在籍確認の可能性があることが分かります。
お勤め先に在籍確認の電話をします。
お勤めされていることを確認するため、ご登録いただいた勤務先へご連絡させていただきます。
審査にあたり、「銀行名＋担当者名」でご登録の勤務先電話番号に在籍確認のお電話をします。
社名は名乗らず個人名でお電話させていただきます。
カードローンをお申込みいただきますと、電話にて在籍確認を実施する場合もございます。
ご勤務先へイオン銀行として在籍確認のお電話をさせていただく場合がございます。
銀行カードローンで電話なしならセブン銀行がおすすめ
セブン銀行カードローン（正式名称「ローンサービス」）は、スマートフォンアプリやインターネットバンキングを通じて手軽に申し込める利便性があります。
セブン銀行カードローンの商品概要
セブン銀行カードローン（正式名称：「ローンサービス」）の商品概要をまとめました。
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セブン銀行カードローン (お申込みの詳細はこちら) |
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| 🤗キャンペーン | - |
| 🔢金利(年率) |
12.0%～15.0% 利用限度額に応じた金利が適用される |
| ⏱️最短融資 | 翌日 |
| 🈚無利息期間 | なし |
| 💴借入限度額 |
最大300万 10万円から300万円の9段階 (10万円・30万円・50万円・70万円・100万円・150万円・200万円・250万円・300万円) ※利用限度額は審査で決定される ※新規契約は利用限度額50万円まで |
| 📜必要書類 |
・本人確認書 ・収入証明書類(利用額が50万円を超える場合) |
| ✅申込対象年齢 | 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満 |
| 👩🦰女性専用窓口 | なし |
| 🔙返済方法 |
セブン銀行／ダイレクトバンキングサービス ・返済日：・毎月27日が月々のご返済日(約定返済)/随時（任意）返済 ※余裕があるときなど随時の返済が可能 |
| ☝️利用条件 |
次の条件をすべて満たす人 (1)セブン銀行口座を持っている (2)契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満 (3)指定保証会社・アコムの保証を受けられる (4)外国籍の人は永住者であること |
| 🛡️担保、保証人 | 不要 |
| 🪙年会費・申込手数料 | 不要 |
| ✨ポイント |
・利用にはセブン銀行の口座が必要だが、同時申し込みが可能。 ・最短10分で口座開設 |
セブン銀行カードローンのメリット・デメリット
セブン銀行カードローンには、在籍確認の電話が原則ないこと以外にも、多くのメリットがあります。
セブン銀行カードローンのメリット
まず、申込みから契約までWebで完結できるため、来店不要で手続きが可能です。
24時間365日いつでも申込みが可能で、急な出費にも対応しやすいでしょう。
セブン銀行の口座を持っている人なら、最短翌日には融資が実行される スピーディーさも魅力です。（口座を持っていなくてもカードローンの申し込みと同時に申し込みが可能です。）
またセブン銀行ATM手数料が無料である点も、利用する人にとっては大きなメリットです。
セブン銀行カードローンのデメリット
一方で、セブン銀行カードローンのデメリットも存在します。
カードローンには普通預金口座が必須なため、口座を持っていない場合はまず口座開設から始める必要があります。
また利用限度額が最大50万円と、他のカードローンと比較すると低めに設定されている点も、大きな融資を希望する方にとっては物足りなく感じるかもしれません。
とはいえ審査の可否で限度額が決められるのはセブン銀行もそれ以外のカードローンも同じなので、必ずしもデメリットだとは言い切れません。
セブン銀行カードローンの審査は甘い？
「在籍確認の電話がないなら、審査が甘いのでは？」と考えるかもしれませんが、セブン銀行カードローンの審査基準が甘いということはありません。
ネット銀行といっても形態はメガバンクや地銀、信金などと同じ金融機関なので、利用者の返済能力をしっかり審査をするのは言うまでもありません。
たとえば個人信用情報のチェックはもちろんのこと、収入状況や他社借入状況も総合的に判断されます。
在籍確認の電話がないのは、 あくまで審査方法における配慮の一つであり、審査基準そのものが緩和されているわけではありません。
そのためセブン銀行カードローンの利用条件は他のネット銀行やメガバンクカードローンと比べ緩いなどということも無いのです。
ネット銀行でも在籍確認の電話は基本ある
「ネット銀行だから在籍確認が簡略化されているのでは？」と考える方もいるかもしれませんが、これは誤解です。
そもそもネット銀行といっても、原則としてリアルな店舗を持たないなどの特徴はあっても、いわゆる銀行と中身は同じです。
そのためカードローン審査も銀行系カードローンと基本的な部分は同じで、厳格な審査が行われます。
返済能力の確認手段の一つとして、申し込みで申告された勤務先へ実際に勤務していることの裏付けのため、在籍確認の電話は依然として重要な位置を占めているというわけです。
さらには、実店舗を持たないからこそ、書類だけでなく電話による在籍確認をシビアに行うことで、審査の精度を高めている側面もあるのです。
在籍確認自体はどこのカードローンでもある
カードローンにおいて、「在籍確認なし」という言葉を目にすることがあります。
この表現も「審査において在籍確認はするが、電話連絡の手段は用いない」というのが正確な意味です。
利用者が申告した勤務先に、本当に在籍しているかを確認するのが必須なのですが、その確認ができるなら在籍確認の電話連絡までしなくてもことが足りるならそれでいいというわけです。
一方消費者金融は比較的スピーディーな審査を特徴とするため、在籍確認の方法に柔軟性を持たせているケースが多いのに対し、銀行は低金利で高額な融資を行うこともあり、より厳格な審査が求められるのです。そのため、ネット銀行を含み銀行カードローンを利用する際には、在籍確認の電話があることを前提に検討したほうが無難でしょう。
当社が必要と判断した場合は、勤務先に在籍されていること、ご本人さまのお申込みであることを確認するため、お客さまの勤務先、携帯電話等にお電話いたします。
【そもそも在籍確認とは】何を？何のために？確認するのか？
在籍確認とは、カードローンの申込者が申告した勤務先に実際に在籍しているかを確認する手続きのことです。
これは、利用者に安定した収入があることを確認し、 「返済能力」があるかを判断するための非常に重要な要素となります。
在籍確認の電話の中身
在籍確認の電話の実態をイメージしやすくするために、その具体的な中身を紹介いたします。
どこに電話をする？
在籍確認の基本的なフローは、申込者が申告した「勤務先」に電話をかけて本人が在籍しているかどうかを確認します。
確認方法は？
プライバシーを配慮し銀行や消費者金融の担当者が「佐藤ですが、△△さん（申込者）はいらっしゃいますか？」といった形で、あたかも個人的な用件のように尋ねます。
ここで本人が不在だとしても「△△は現在席を外しております」「本日は休みです」といった返答があれば、つまりはその会社に在籍していることは確認できるわけです。
参考情報 健康保険組合の事務所に電話をかける場合も
また私も銀行員として在籍確認を多く対処してきましたが、私の場合は健康保険証の提出があった場合には、記載されている 健康保険組合の事務所に電話をかけたこともあります。
この場合は以下のような流れです。
- 自分が銀行員であることを伝える（健康保険組合は個人からの連絡は受け付けないのが一般的）
- 「お取引の関係で必要なため」（目的を伝える、ここでは単に取引として言わないので先方はあまり警戒しない）
- 「△△様はそちらの健康保険組合に加入されていますか？」
こういった 問い合わせで先方から「はい、加入しています」と回答があればOKです。
なぜかと言えば、原則としてある会社の正社員として勤務していれば健康保険組合にも加入しているわけで、これで会社に勤務している在籍確認ができたことになるのです。
健康保険組合も個人情報の取扱は厳正なので病歴などを第三者に教えるようなことはありません。たが「加入していますか？」という問いかけには比較的多数のところで普通に答えてくれます。
（＊中には加入の有無も守秘義務で教えないところもありますし、あくまで昔の例え話としてとらえてください。）
審査に不安など、在籍確認はなるべく避けたい人の選択肢
在籍確認の電話を避けたいと考える理由は人それぞれです。
職場に借入れがバレたくない、電話に出られる状況にない、といった個人的な事情があるかもしれません。
そのような人のために、 在籍確認の電話を避けるための選択肢として考えられる方法を紹介します。
選択肢①
在籍確認を避けたいなら消費者金融大手がベスト〜在籍確認なしの審査が前提
審査に懸念がある場合や、とにかく在籍確認の電話を避けたいと強く希望するなら、大手消費者金融のカードローンがベストな選択肢です。
大手消費者金融の多くは、在籍確認の電話を「原則なし」としています。
これはプライバシーへの配慮もありますが、なにより融資スピードの速さを強みとしているためです。
以下はアコムの公式HPからの引用ですが、電話による在籍確認がないということがわかります。
例えば、アコムでは原則、電話による在籍確認を実施しません。
以下は、アコムにおいて、勤務先に電話での在籍確認を行ったお客さまの割合を示したグラフになります。約99％のお客さまは、電話以外の方法で在籍確認を完了しています。
新規契約者数No.1！
※集計期間：2024年1月～5月 契約時に在籍確認が完了しているお客さまのうち、勤務先に電話での在籍確認を実施した割合
大手消費者金融は、「原則」在籍確認の電話なし
実は、アコムだけでなく大手消費者金融では、 「原則」在籍確認の電話なしというケース がほとんどです。
公式サイトを見てみれば、「原則、勤務先への電話連絡は行いません」と明記しているケースが多いことが分かります。
消費者金融大手は提出書類によって在籍確認を行うのがほとんどであり、電話連絡が必要と判断された場合でも、事前に申込者の同意を得てから実施するなど、 利用者のプライバシーに最大限配慮しています。
そもそも大手消費者金融は、 銀行と比較して融資までのスピードが速いというのが最大の「ウリ」で 即日融資に対応しているところもほとんどです。
このスピードを実現するために、電話を用いず書類で在籍を確認するのが主流になっているのです。
たとえばアコムの場合、最短30分で審査が完了するのが最大のメリットで、これを実現するため、原則として在籍確認の電話がないことを明確に謳っています。
 | アコム
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もちろん、すべてのケースで電話がないわけではありませんが、銀行カードローンと比べれば、電話連絡を避けられる可能性は高いと言えるでしょう。
選択肢②
それでも審査に不安なら〜中小消費者金融〜ただし原則・在籍確認あり
大手消費者金融の審査に不安がある場合、中小消費者金融という選択肢もあります。
しかし、中小消費者金融の場合、在籍確認の電話がある可能性が大手と比較して高い傾向にあります。
これは、中小消費者金融が大手とは異なる独自の審査基準を持っていることや、昔ながらの対面での審査や電話での確認を重視する傾向があるためです。
中小消費者金融は、大手では審査に通りにくいとされる方に対しても 柔軟な審査を行うようです。
いわゆる「人による審査」が行われることが多く、そのため金融事故がある人や他社借入が多い人でも、中小消費者金融であれば融資を受けられる可能性があるのです。
しかし、その代わりではないのですが在籍確認の電話が必須となるケースが多いことを理解しておく必要があります。
どうしても中小消費者金融の利用を検討するのであれば、在籍確認の電話がある前提でどのように対応するかを事前に考えておくことが重要です。
選択肢③
電話連絡に配慮してくれそうな銀行カードローンはある？
セブン銀行以外で、ネット銀行のカードローンで電話連絡に配慮してくれそうな銀行カードローンは、私の知る限り見当たりません。
またネットなどで検索してもそれらしい銀行がヒットしないということは、在籍確認しないとか、電話連絡に特別な配慮をしてくれる銀行がおそらく無いからだと思われます。
銀行カードローンで在籍確認をどうしても避けたいときは？
金利の低さや安心感から銀行のカードローンを利用したいけれど、どうしても職場への電話による在籍確認だけは避けたい、という人もいるでしょう。
そのような場合に電話連絡を避ける、あるいは配慮してもらうことが可能か解説します。
申し込み時に在籍確認の電話について相談する
最も有効と思われる方法は、 申し込み時に専門のコールセンターなどに、在籍確認の電話について直接相談することです。
重要なのは事前に相談するという点で、少なくとも在籍確認を嫌がっているという意思表示はできたことになります。
それがどの程度反映されるかは別として、銀行カードローンでも無用なトラブルを避けたい意識はあるので、もしかしたら代替策の提案があるかもしれません。
代替書類の提出で対応してもらえる可能性がある
電話による在籍確認を避けたい場合に、 代替書類の提出によって在籍確認してくれるケースもあります。
在籍確認の代替書類として認められる可能性のある書類としては、以下のようなものが挙げられます。
ただし、絶対という訳ではないという点は理解しておきましょう。
健康保険証
勤務先の名称が記載されている健康保険証は、その会社に在籍していることを証明する有力な書類です。
給与明細書
直近の給与明細書は、勤務先からの定期的な収入があることを証明するとともに、その会社に在籍していることを裏付ける書類となります。
ネット銀行カードローンで【在籍確認なし】はどこ？- まとめ
カードローン審査における在籍確認は、ほぼ全ての金融機関で実施される重要なプロセスですが、「電話なし」を希望するニーズも高まっています。
ただし銀行カードローンで原則在籍確認の電話がないのは、現時点ではセブン銀行が唯一明確に示しているくらいです。
もちろん在籍確認だけで審査が完結するわけではないので、審査に不安な人はやはり アコムなどの消費者金融大手を検討してみてはいかがでしょうか？
| アコム
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