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高市総裁誕生で動くマネー市場 - 投資を始めたい人が今考えるべき選択肢

作成日
高市総裁誕生で動くマネー市場 - 投資を始めたい人が今考えるべき選択肢

先の自民党総裁選で高市氏が新総裁に選ばれました。これを受けて株価は上昇し、円安は進行しました。

このように、政治的な動きは市場に大きな影響を及ぼします。

今回は、高市総裁誕生で見られた市場の動きを整理しつつ、「このタイミングで投資を始めるなら、どんな選択肢があるのか」をスマートマネーライフの元銀行員ライターが考えます。

高市総裁誕生で本当に株価があがったの?

実際にどれだけ株価があがったでしょうか?自民党総裁選の2025年10月4日前後の値動きで確認してみます。

日経平均株価の動きをみてみると、開票日の翌日6日(月)に株価がぐんと上がっていることがはっきりと見てとれます。

自民党総裁選の選挙結果が市場を大きく動かしたことが如実に表れています。

日経平均総裁選2025年10月4日前後の値動き

ちなみに、8日には、いったん落ち着きをみせて、前日より安値で終わっています。

高市総裁誕生で本当に円安がすすんだのか?

対円のドル値のチャートを見ながら確認しましょう。

6日にドルの値段があがり、円安がすすんだことを確認することができます。

同様に、高市総裁の誕生が市場を大きく動かしたことがよく分かります。

2025年10月4日前後円為替のレート

投資をしてみたい、投資に興味がある人はどうすればいい?

高市氏は今のところ「消費税の減税」には格別積極的な態度を見せていません

7月の参議院選挙で多くの国民が期待していた 「減税による手取りの増加」は、実現の見通しがやや不透明となってしまいました。

ただし、高市総裁は、どちらかというと「積極的に支出する政府」の立場をとっています。何らかの支援はあるかもしれません。

このように、「減税の恩恵」自体はすぐには期待できない中で、私たちは相変わらず自分の力で資産を守り、増やす工夫が求められます。

本記事では、投資に回せる余裕資金が少しできたという 初心者の方を対象に、どのような選択肢があるかを考えてみましょう。

①定期預金はどう?

高市氏は「日銀の利上げに慎重な姿勢」をとっています。

ですから、このままであれば、定期預金の金利も大幅にあがる可能性は極めて低いと言えます。

「金利のある時代が戻ってきた」とは言われているもの、ネット銀行の高いところで、その金利は年率1%に留まっています。

これは現在の日本のインフレ率を下回っていますから、預金だけでは物価上昇に追いつかず、実質的にお金の価値が目減りする 「インフレ負け」のリスクがあります。

従って、今、定期預金は、お金を積極的に増やしたい人のニーズにはあまりかなっていないといえます。

ただし、安全性を重視したい人や、投資を始める前に資金を分けておきたい人には有効な手段であることは間違いありません。

定期預金をおすすめしない理由│デメリットとメリットを解説、定期預金に預けておくべきお金とは?

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②外貨建て預金はどう?

高市総裁の誕生で、円安が進行傾向であることは冒頭のグラフで確認した通りです。

これは高市氏が「日銀の利上げに否定的な見解を示した」ことに関係があります。金利の低い通貨は投資家が避ける傾向にあるため、円は売られやすくなりますので、その結果と言えます。

このように、 円安がさらにすすむ、ないしはこのまま円安が続くと予想するならば、 外貨建て預金・定期預金を利用することで、為替差益を含めて資産を増やせる可能性があります。

外貨建て預金は、 円高に振れるリスクもあるため、余裕資金の一部で検討することが現実的です。

しかしながら、外貨建て預金・定期金利は、積極的に資産を増やしたい人にとって、有力な選択肢の1つといえるでしょう。

③金(ゴールド)はどう?

金の延べ棒
高市総裁の誕生で金が高値をつけたのはなぜ?円安の動きから考えます。

金の値段も高市自民党総裁の影響で最高値をつけました。

背景には円安があります。金は基本的に米ドル建てで取引されます。ですから、円安になれば、円換算した時の金の価格が上がります。

ただし、金の購入や保管にはコストがかっかります。初心者の投資にはハードルが高めです。余裕資金で行う分にはリスク分散の手段として有効です。

④株式投資はどう?

高市総裁は、「日本には優れた技術があり、海外展開を積極的に支援したい」と選挙前から述べていました。

こうした政策への期待感から、 株式市場では買いが入り、株価が上昇しました。

さらに、すでに解説した通り、日銀の利上げに慎重な姿勢が確認されたことで、低金利が続くとの見通しが強まりました。

企業にとっては資金調達コストの上昇リスクが抑えられ、業績の見通しが立てやすくなった点も株高の要因です。

また、預金金利が低い状況では、資金を株式に振り向ける動きが強まりやすく、株価上昇を後押ししました。

高市氏の政策は方向性が明確で、企業や投資家にとって予測しやすいという点も市場の安心材料となっています。

投資できる余裕資金があり、積極的に資産を増やしたい人には株式投資が有力な選択肢となるでしょう。

株式投資(個別企業の株を買う)場合は、新NISAの「成長投資枠」から商品を選ぶことが可能です。

ただし、一般的に株式は投資信託よりもリスクが高く、初心者にはハードルが高いです。まずは無料で専門家に相談し、企業の選び方や自分が投資できる金額を客観的にアドバイスをしてもらい、ネット証券で始めてみることをおすすめします。

新NISAの「つみたて投資枠」「成長投資枠」を使って、株式に分散投資している投資信託を買う方法も、間接的には株式投資につながることを覚えておきましょう。

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⑤投資信託はどう?

高市総裁の誕生を受け、株式市場は安定した上昇基調を見せています。

一方で、為替や金利の動きは読みにくく、個別株や外貨などに集中投資するのはリスクが高い状況でもあります。

こうしたときに注目されるのが投資信託です。

投資信託は、専門家が複数の銘柄に分散投資を行う仕組みで、リスクを抑えながら運用を続けられる点が魅力です。

また、金利が上がらない環境下では、預金よりも投資信託で資産を運用する方が効率的にお金を増やせる可能性があります。

2024年から始まった新NISAでは「つみたて投資枠」を使って、金融庁が厳選した低コスト・低リスクのインデックスファンド(日経平均株価など、ひとつの指数に連動して同じように動く商品)を中心に長期・分散・積立投資ができます。

この新NISAを活用し、時間を味方につけた安定的な資産形成が期待できます。

リスクをおさえて手軽に始めたい初心者にも、分散効果を重視したい中級者にも、投資信託は有力な選択肢となるでしょう。

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お金を増やすには資産運用がやっぱり必要

政治の動き、具体的には高市総裁誕生の影響を軸に、初心者を対象にした投資の選択肢について紹介しました。

具体的に市場や為替の動きを観察することで、投資シミュレーションの練習にもなります。

まずは余裕資金の一部を投資に回し、リスクも考えながら資産形成を始めることがおすすめです。

投資を通じて政治の動きを追うと、資産運用だけでなく情報ウォッチも楽しめるかもしれません。