アコムの申し込みの流れ解説 - 審査素早く通るポイント

テレビCM「は・じ・め・てのアコム♪」でお馴染みのアコム。街なかで看板をみかけることも多いですね。
そんな、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの、大手消費者金融事業会社です。
本記事ではアコムでの融資を検討されている方に、申し込み方法や審査内容などを解説します。
また銀行カードローンとの違いを説明し、銀行カードローンを検討した方がよい場合についても紹介します。
![]() | この記事の執筆者:野々山 フミ 「大手上場クレジットカード会社にて、与信や営業企画に従事。 営業企画では、ローンカードや提携クレジットカードの開発を担当。 保有資格:貸金業務取扱主任者・ファイナンシャルプランナー2級技能士・日商簿記3級 (筆者HP) |
アコムで融資を受ける - 申し込み方法
アコムではじめてお金を借りる場合、申し込み方法としては、「インターネット」「自動契約機」「その他(郵送/電話)」があります。
基本的には、インターネットの申し込みがおすすめです。理由はどこからでも早く、簡単に申し込みができるからです。
一方、「自動契約機(むじんくん)が近くにあるのでそれを使いたい。」「ネットで入力していくのが苦手。」などの事情がある方もいるかと思います。
そんな方のために、以下にてインターネットでの申し込み含めて、その他アコムの申し込みの方法を説明したいと思います。
インターネットでの申し込み
まずインターネットで申し込む場合です。
アコムのホームページから、パソコンもしくはスマホで申し込みができます。すべてWebで完結し、簡単入力で簡単手続きのため、もっともおすすめの申し込み方法です。
インターネットからならば、場所を選ばず「早く」申し込みができます。
実際アコムのホームページには、申し込みから融資実施まで「最短20分」と表記されています。
申し込みから審査完了でなく、融資実施までに30分かからないというのは、かなり早いと言えるでしょう。
アコムの「3秒診断」も便利 |
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ウェブ上ならば、年齢・年収・他社借入状況の3項目を入力するだけで「3秒診断」ができます。
万が一、この診断でNGが出たら、本申し込みしても審査通過しません。 |
自動契約機(むじんくん)での申し込み
次は自動契約機、通称むじんくんでの申し込みについて解説いたします。
自動契約機で申し込むメリットは、審査が通過すると、そのまますぐに現金を借り入れることです。このため、近くに自動契約機があって、すぐに現金を手に入れたい場合は、おすすめです。
アコムの自動契約機(むじんくん)ならば、平日だけでなく、土日祝日も利用ができ、夜の9時まで利用が可能です。
また、機械といってもオペレーターに相談しながら手続きをすすめることができるので安心です。
自動契約機は申し込みに不備がなければ、20~30分ほどで審査結果が出て、カードが発行されます。
素早く融資にすすめるように、必要な書類を漏れなく持っていきましょう。有効な書類かどうかもチェックをお忘れなく。
別の章で、アコムの申し込みに必要な書類について解説しています。参考にしてください。
郵送および電話の申し込み
アコムは、郵送および電話で申し込むことも可能です。
電話での申し込みの場合は、アコムの申し込み受付専用ダイヤルに電話します。
郵送の場合も、まずは専用ダイヤルに電話して、申し込み書類を請求します。
アコム 申し込み専用電話番号
0120-07-1000 (フリーコール)
※18時以降の電話の場合は翌日の受付となります。
続いて、案内に従って、必要な書類を郵送もしくはFAXします。
電話申し込みの場合、FAXで必要書類を提出できる場合を除いて、当日中に審査結果がでることはありません。
一連の手続きには時間がかかるため、時間に余裕をもって、申し込むようにしましょう。
アコムで申し込んで借りるまでの流れ
アコムで初めてお金を借りるまでには、いくつかのステップがあり、提出しなければならない書類も決まっています。
これらを事前によく理解して申し込むことで、不備を避け、最短で借入まですすむことができるでしょう。
申し込みにあたっての準備 - 必要な書類を確認
申し込みに必要な書類をきちんと準備することが、スムーズな審査の大前提です。
ちなみに、アコムへの申し込み方法を複数ご紹介しましたが、どの申し込み方法を選んでも提出する書類は同じです。
銀行口座 |
借入するお金の振り込みと、返済用引き落とし用となる口座になります。 地方銀行、信用金庫など、ほとんどの銀行で登録は可能です。 (※返済は口座引き落としだけでなく振込みやATMの利用も可能です。) |
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本人確認書類 |
・ 運転免許証(表・裏)
本人確認書類の提出にあたっては、以下に注意してください。 |
収入証明書 |
以下のいずれかに該当する場合、収入証明書が必要です。
・アコムでの契約が50万円超になる アコムで収入証明書として該当するのは以下になります。
・ 源泉徴収票 収入証明書の提出にあたっては、以下に注意をしてください。
※書類は最新のものであること |
借り入れまでの流れ
ここではインターネットからアコムを申し込んだ場合の借入までの流れを説明いたします。
ステップ①:申し込む
パソコンもしくはスマホから、アコムのホームページにアクセスして、申し込みしてください。
申し込む情報は、氏名・住所から、勤務情報、収入状況などとなります。おおよそクレジットカードの申し込みをするような場合と同じような内容です。
申し込み情報を入力したら、次に本人確認書類の提出が求められます。
案内に従って、上述の本人確認書類を撮影して提出しましょう。
ステップ②:審査結果を待つ
夜間の申し込みは、審査にかかる信用情報が取得できないため、翌日に通知されることになります。
それ以外の時間だと、申し込み内容に不備などが無ければ、早くて20分ほどで審査結果が通知されます。
ステップ③:契約
審査に無事、通過となると、次に貸付契約の締結にすすみます。
アコムより貸付条件や最大借入額などが提示され、契約内容と規約に同意することで、契約締結になります。
ステップ④:借り入れ
契約が締結されると、最大借入額まで借りることができます。
マイページもしくは、アプリから必要な金額を申請することで、指定の口座に振り込みがされます。
アコムでお金を借りるまでにかかる時間
アコムで実際にお金を借りる場合、実際にお金を手に入れるまでに最短でどのくらいかかるのでしょうか?
まず、上述で説明した通り、審査は早ければ申し込みから20分ほどで通知されます。
必要な書類を事前に準備しておき、申し込み入力などが滞りなくできれば、30分ほどでお金を借り入れできるでしょう。
お金を受け取る方法
アコムのホームページもしくは、アプリから借り入れ申請した場合、指定した口座に振り込みがされます。
また申し込み時にカードを希望した場合は、自宅にカードが郵送されます。それを使って、セブン銀行やアコムのATMで現金を引き出すという形で借入も可能です。
アコムの審査内容
この章では、申し込み後、アコムがどのように審査しているのかを説明いたします。
審査では大きく2つの点をみています。
①申込者の「返済能力の有無」
アコムの貸付行為は業法で定義されており、他社の借り入れ含めて、年収の3分の1を超えて、貸し付けてはいけないようになっています。
そのため申込者の収入状況と、他社の借り入れ状況をかんがみて、貸付けが可能なのか調査しています。
②申し込み者の信用度
2つ目は、「信用度」です。
外部の信用情報を参考に、申込者の借り入れ状況や返済履歴を調査する、これが主な調査項目となります。
過去契約したクレジットカードや分割払い、借り入れにかかる返済の遅延有無を調査し、きちんと返済してくれるかをみます。
アコムの審査で落ちやすい人はどんな人か
アコムの審査に落ちやすい人は、「年収に対し他社の借り入れ額が多いこと」と、「過去他社の返済やクレジットカードなどの支払い遅延したことがある」人です。
上述の審査で見ている点で説明したとおり、融資する側は返済能力の有無と、返済への信用を重視しております。
そのため他社からの借り入れが一定以上あったり、過去の返済に遅れがある場合は、審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。
アコムの審査を早く通過するためにはどうすればいい?
アコムの審査を早く通過するためにすることは、申し込みに不備が無いようにすることです。
住居状況や勤務状況、提出書類に不備があると、不備確認されることになり、時間を要することになります。
申込情報は正確に入力し、提出書類も不備のない書類を、鮮明な画像で提出するようにしましょう。
アコム以外におすすめのカードローンはある?
お金を借りると言えば、アコムの他にも大手の消費者金融が頭に浮かびますが、銀行でも同じようなカードローンを提供しています。
借り方も同じです。指定の口座に借り入れたお金を振り込んでもらうこともできますし、発行してもらった専用のカードを使ってATMから現金を引き出すことももちろん可能です。
利用目的も、基本的に自由で、借りたお金の使用目的は問いません。
銀行のカードローンも検討してみよう
ここでは銀行のカードローンとの違いを説明し、銀行カードローンも検討できることを説明いたします。
銀行のカードローンの方が金利が低い
銀行のカードローンとアコムのカードローンでは、金利が異なり、銀行の方が低く設定されているの一般的です。
それぞれ会社によって若干の差異はあるものの、同じ額を借りる前提の場合、銀行の方が、0.5~3%低くなることが多いでしょう。
例えば50万円をアコムで18%、銀行で14.95%の金利で借り入れして、36回で返済したとします。
その場合、銀行カードローンの方が総利息額で3万円以上、安くなります※1。
総利息額は、金利と返済期間、借り入れ額で大きな差が出てきます。
多額の借り入れや長期の返済になる場合は、利息が少なくなるように、低い金利を選ぶに越した事はありませんね。
※1 50万円を36回払いで返済した場合。アコム公式サイトのシュミレーションと、三井住友銀行カードローン公式サイトのシュミレーションを利用して比較。アコムの返済方式が、定率リボルビング方式、三井住友銀行は元利均等方式。
銀行のカードローンの方が審査が厳しい
銀行の審査はアコムの審査よりも、厳しいものになります。
銀行は消費者金融と異なり、為替や預金、他さまざまな金融サービスを提供しており、収益のリソースが複数あります。
このように、ビジネスとしてカードローンへの依存度は消費者金融より低いため、リスクを抑える傾向があります。つまり、あえてリスクを取る必要がないのです。
このような背景の違いから、銀行のカードローンは消費者金融よりも厳しいとされています。
銀行の信頼性というブランドイメージもあるため、貸し付ける顧客にも信用力が一定以上、必要になってきます。
銀行のカードローンがどんな人におすすめ?
銀行カードローンは30万円以上の、ある程度まとまった額を、借り入れする方におすすめです。
まとまった額を借り入れする場合、金利差にで得れるメリットも大きくなるためです。
一方、銀行のカードローンは、審査基準が高いため、審査に要する時間もアコムより長くなります。
アコムは申し込みから借り入れできるまでに、最短即日なのに対し、銀行カードローンは数日かかる可能性が高い点は理解しておきましょう。
そのため信用力が高めで時間にゆとりがあり、ある程度まとまった額を借り入れたい場合は、銀行カードローンを検討する方がよいでしょう。
おすすめの銀行カードローン3社
上記で、銀行のカードローンを検討した方がよい場合、おすすめの方を紹介しました。
つづいて、ここではおすすめの銀行カードローンを、説明いたします。
各社のサービス内容を紹介しますので、検討の材料としてみてくださいね。
三井住友銀行カードローン
メガバンクであり知名度もある、三井住友銀行カードローンのおすすめできる理由が、金利の低さです。
年利1.5~14.5%となっており、アコムより審査ハードルはあるものの、無担保カードローンとしては低金利といえるでしょう。
また三井住友銀行の口座をもっていなくても、カードローンだけで申し込みができます。
そして他行ネットバンキングや提携コンビニATMで、借り入れや返済ができることも、おすすめポイントとなります。
おすすめポイント |
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楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、キャンペーンを定期的に実施していることがあります。
新規入会特典として、期間限定で金利半額キャンペーンを行っています。(2024年10月時点)
ただ金利半額キャンペーンは、期間限定のため実施されていないこともありますが、常設のプログラムもあります。
新規入会で1,000ポイント、さらに利用額に応じて、最大30,000ポイントの楽天ポイントがもらえます。
楽天ポイントは、楽天市場で使えるなど利用用途が多いので、うれしい特典といえるでしょう。
また返済日が、1日・12日・20日・27日のなかから選択できます。
給与日の直後に設定して、給与口座と同じ口座を引き落とし口座とすれば、支払い忘れを防げるでしょう。
おすすめポイント |
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セブン銀行カードローン
全国のセブンイレブンや、駅や商業施設と、あらゆるところにセブン銀行ATMが設置されてます。
ATMが自宅や通勤圏内の近くにあることで、借り入れや返済が容易になり、利便性があります。
また借り入れや返済を、セブン銀行のATMでする場合は、曜日・時間関係なく、いつでも手数料がゼロなのもおすすめポイントとなります。
おすすめポイント |
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まとめ
今回はアコムの申し込みの流れを解説したうえで、銀行カードローンへの検討も解説いたしました。
アコムは消費者金融を事業メインとしているため、申し込みが簡単で、早く借りられます。
他方、銀行カードローンも一定の審査通過ハードルがあるものの、金利が低いことは魅力となります。
借り入れまでの期間や自身の信用力、借り入れる金額など総合的に考慮したうえで、申し込みを検討いただければと思います。